森絵都著『永遠の出口』を読みました。
以前『カラフル』を読んで感動し注目した森絵都さんの著書を読んでみました。
これは主人公の紀子の小学三年生から高校卒業までの出来事を綴った小説です。
第1章:お誕生会と友達の関係
第2章:小5の担任の先生との闘い
第3章:小学校卒業間際の友達との千葉へのお出かけでの出来事
第4章:中1の出来事
第5章:中2のぐれていた時、万引きをしていたこと
第6章:中3の家族旅行
第7章:高校のアルバイトでのこと
第8章:高校で付き合った彼とのこと
第9章:高校生として最後にしたこと
これらのことが70年代、80年代の時代背景と共に綴られています。
その時代もう大人でおばさんだった私にはちょっと共感できずに読み進めました。
最後にエピローグが付いていてそれが面白くて救われた想いができた小説でした。