東川篤哉著『ライオンの歌が聞こえる;平塚おんな探偵の事件簿2』を読みました。
はい!面白かったです。
この作家の人物造形が愉快で面白くていいですね!
『謎解きはディナーのあとで』『放課後はミステリーとともに』『館島』『探偵少女アリサの事件簿』などを読みましたが、いずれも登場人物がケッサクで笑ってしまいます。
今回の小説に登場するのは
私こと川島美伽、ライオンことおんな私立探偵生野エルザそれに平塚署の宮前刑事。
生野エルザをライオンというのはかつての感動映画‘野生のエルザ’から⁉
生野エルザと野生のエルザを結び付けられる人ってどれほどいるのか少し疑問に思いますが・・・。
美伽が失業して地元平塚に帰ってきてエルザの探偵事務所を手伝うところからこの物語は始まりますが、事件簿2になるともうすっかり美伽とエルザは名コンビ!
今回もエルザの推理は弾けます。
殺人事件を扱っているのですが湿っぽくなく楽しく読めるのが私の好きなところです。
とにかく笑って読めます!
暇つぶしにはもってこいのの作品です(*^^*)