『青楼オペラ』12巻
限定特装版BOX
感想①
~豪華すぎて何が何だか~
桜小路かのこ/小学館/2020
 
 
(BOX表紙です『青楼オペラ』12巻限定特装版/桜小路かのこ/小学館/2020
 
これ、限定BOXの表紙なんですが、コミックスの表紙と同じ服(着物)着てるんですね。でもこっちは格子があるからたぶん遊郭で、コミックスの表紙は桜咲いてるしどこか外にいるような感じがする(個人の感想です)。
茜ちゃん、髪の毛すげー豪華。何本刺さってんのよ。さすが表紙だから・・・。雑誌の表紙のモデルさんとかと同じですもんね。そりゃおめかししないとね。いうこういうのいっぱい付けるような花魁(傾城というんでしたっけ?)にはならなかったけれども・・・今頃、惣右助と花魁プレイ・・・は、してないか。そっか。
 
 
 
◆豪華すぎてびっくりした
(BOX中身です。『青楼オペラ』12巻限定特装版/桜小路かのこ/小学館/2020
 
だって1500円だもの。
これは大人にしか買えないよ!!笑
もしこれをお家の人が買ってくれたら、しっかり感謝しましょうね!たぶん私が子どもの頃ならうちの親は買ってくれなかったな・・・。
 
大人になって良かったーー!!!
(^O^)/
 
ドラマCDの感想はまた後日改めてゆっくりと。
メモリアルブックとポストカード4枚まで!?←ドラマCDだけ付いてるんだと思ってた(ちゃんと表紙読め)
 
ちょ、豪華すぎて・・・改めてこの画像をご覧ください。こんなにたくさん出てきた時の感動。これは魔法の箱か。四次元ポケットか。
 
またまたちゃんと読まずに買って得をした気分でしたwだって漫画とドラマCDだけで1500円でも妥当じゃない!?いやそりゃ高いけどさ。漫画だけなら500円だもんね。うん。高い。けど何か凄い。
 
 
以下、ちょこっとネタバレありますが、大丈夫な人のみどうぞ。
 
 
◆やはり茜と利一の絡みは最高にご馳走。
A5ランクのチャンピオン牛!越前ガニの「極」!!あーカニ食べたくなってきたー(何の話や)
 
「おまえまで道連れにしてしまったら」
 
ってこれ・・・もう諦めてるってことですか??廓を出ることを諦めて、利一も奉公人として出ることを諦め、二人で吉原に骨をうずめる覚悟・・・いやそこまでは言ってないにしても。
 
道連れってことは・・・そういうことなのかな。うわー遂に諦め・・・たの??
 
 
 
◆まーた若旦那と離れる決心をした茜
(『青楼オペラ』12巻/桜小路かのこ/小学館/2020)
 
会えなくなっても廓で”いつかまた会える”なんて思う茜。
 
えーーー!!!
自分を買いに来てもらうつもりなのー??
 
いやいやいや、というか、まかり間違って茜が曙楼から出られず客をとるようになったとして。そんで落ち着いた頃に若旦那がこうして通うようになったとしても・・・あの若旦那が、
 
こんな笑顔で会いにくるわけないやろッ
 
と、ここは突っ込んでしまいましたwww
 
いや良いんだけどね。これはただの想像のページだから
 
よぅ茜、待ってたか?
 
若旦那・・・昨日もおいでんしたのに・・・
 
とか言ってんのかな。こういう会話すら笑顔でやってっても良いんだけど。
 
もういよいよ諦めモードな茜が切なくて切なくて・・・いや少女漫画だから絶対大丈夫。って思ってても胸が苦しくなるシーンです。
 
 
 
 
そういえばヒロインがヒーローの身を案じて縁を切ろうとする展開はよくあるけど
正直、好きな人とそんな何回も縁を切ろうとするか・・・?と、ちょっと疑問に思ってみた。どうやっても一緒にいたいと思うものじゃないか?
ここでやっと、花魁あるあるじゃないけれど、好きな人と足抜けしてみよっかなーみたいな気持にならないものなのか。皆1度は必ず思う。あーあたしも抜けたいと思ったこと、あるある~みたいな。
 
でも、茜は一度も足抜けは考えませんでしたね(たぶん)。
 
んー・・・
 
まぁでもやっぱ、死ぬほど好きなんだし、相手のことを思えば身を引くという選択肢はもちろんあるか。←めちゃ自己中だから、よくよく考えないと自分から身を引くという考えに至れないだめな大人
 
まさかの信頼していたあの人からの酷い言葉でもって、かなり弱ってましたしね。仕方ないか。
 
 
 
◆男前な若旦那に心臓ギュュ
(『青楼オペラ』12巻/桜小路かのこ/小学館/2020)
 
もうこの顔、かっこいいの一言で、何の説明も要らんと思うんです。でも私の感想が無いと引用にならないからなー。
 
やべー。危うく殺されるところでしたわ。心臓射ぬかれたか思いましたわ。これはもう凶器ですな。
 
私が死んだ後の現場検証・・・
 
警察「これは・・・」
科捜研「凶器はこの少女漫画ですな」
警察「男前を見て心臓を射抜かれたのか」
科捜研「ほらここ、ぽっかり穴が開いています。そして激しい動機、息切れによるショック死ですか」
警察「・・・仏さん、良い顔してやがる」
 
~完~
 
アホな妄想にお付き合い下さり有難うございます。すいません。
 
『BLACK BIRD』から桜小路先生の大ファンでして、先生の作品はほとんど読んでます。鴉天狗の匡ちゃんの顔も危機迫るものがありましたが、ここまで渋い顔してたっけな。全冊実家にあるので確認できないのが残念なんだけど。絵が進化してる気がして鳥肌立ちました。
 
この粋な顔・・・セクシーすぎて凄い。
もうしばらく会えていなくて久しぶりに来てくれたとはいえ、ここはタダの登場シーンです。茜を暴漢から救ったり、これからどこかに乗り込んでいったりするような迫力あるシーンではありません。なのに、この匂い立つような色気で男前な登場。そんで
 
「また暗ェ道を一人歩きしやがって」
 
おいいい!!!
 
台詞まで男前かよ。かっこよすぎるやろ。勘弁してぇ~~~灰になってしまうぅ~~~
 
『BLACK BIRD』読んでた頃は今の百倍くらいバカな小娘だったけど、そんな私も良い歳の大人になってしまいました先生。今もバカじゃないかっていうと、それは分からんけど、大人になっても先生の漫画、大好きです。
 
閲覧ありがとうございました。せっかくの最終巻なので、感想②はこちらです。
 
 
10巻感想はこちら
11巻感想はこちら

 

 

 

 

 

 

▼私的なつぶやき

 

そういえばこれ1500円だけど、私だって何も思わずに迷わずに買った訳ではありません。一人なら迷わず買うけど、今日はまた夫と一緒に買い物してて・・・

 

私「これ、高いから普通のコミックス探してるんだけど棚に無いんだよね・・・」

 

たまたまなのか?新刊売り場にも、フラワーコミックの棚にも特装版しか置いてなかった。

 

夫「なんで高いの」

 

私「ドラマCDついてるらしい」

 

夫「後で、メルカリで売れば?」

 

私「え、買っていいのー?やったー!!ありがとう!」

 

即買い。

 

メルカリで?売るわけないじゃん。

 

ごめん。夫よ。でもありがとう。大好きw

 

 

ここまで閲覧有難うございました。

 

感想②へ続く

ドラマCDの感想はこちら