1/12(土)
●「ウーマンラッシュアワー 村本が赤ワイン片手に語り続ける45分」21:30~
●「ウーマンラッシュアワー村本がワイン片手に話してみたいゲストを呼んで考える夜 ~政治学者 岩田温と「読書とは」について語り合う~」22:45~
に行ってきました。
村本さんと岩田温さん、
お二人はもともと政治に関して違う考え方を持たれているのですが、
岡山での村本さんの独演会に岩田さんが行かれたのをきっかけに、今回の対談が実現したようです。
(その事実だけでも、ステキやん!)
結論から言うと、
すごーく おもしろかった!!
違うとはいえ、本質的な部分ではとても共通点が多く、共感されていることの方が多いようにも見えました。
意見は違うけど、互いを敬い合いながら本当にあけっぴろげに正直に言葉を交わすお二人。
お互いが相手の話を本当によく聴いている。
理解しようととても集中している、
わからないことがあると、ちゃんとわかろうとすぐに質問する、
見ていて氣持ちがいいんです。
(岩田さんいわく、AbemaTVの番組で一緒だった時、CM中にもずっと質問をされて来られて、真面目な人だと思われたそうです)
わかったフリとか、テキトーな相づちとか、そういうものがない。
村本さんが一つの現象に対して引っかかる部分も、切り返しも、
毎度ハッとさせられたり、うなってしまったり、
…あとはまぁ、笑わされるわけです。
最近では「先輩後輩の上下関係」について毒付いていましたが、
世に蔓延する「無言の圧力」に対しても持論を展開します。
その(いわゆる)過激発言に対してのマスコミの無責任に煽るさま、
それを受けて過剰反応する周り(実際の先輩芸人)アンチ、
そのバカバカしさをネタにする。
…いちいち炎上芸人です、が、
いつも本質的なことを言っています。
この人が炎上すればするほど、切り返せば切り返すほどに、いまの世の中の「わけのわからないもの」が浮き彫りになって、
あぶり出されるのですが…
表現ゆえに返りが激しくなるのは必至ですよね。。
その表面上のものをどうでもいいとできる人が、多く村本さんを応援をしているのだと思います。
岩田さんのすばらしいのは、そういう発言などから自分と違う、反発したくなるような相手に対して自らアプローチをされるところですよね。
村本さんもそういうスタンスに共鳴されて、の今回。
すごく充実した内容でした。
「読書とは」ということでしたが、
「水増ししてる本ありますよね」と村本さん。
大事な部分がほんの少しで、あとはどうでもいい文ばかりの本もあることを指摘。
それをあっさり認める岩田さん。
そういうのは読まなくていい。
良本はずーと、質のいいことばが続くと。
このやりとり自体も質量が高いなぁと、勝手に思っておったわけです。
他にももちろん政治のことも。
二人が激しく共感し合っていたのは、
選挙の際、投票に参加することは国民の義務だ とばかりに、行くのがあたりまえ、行ってこそ一人前みたいな、無言の世間の圧があるのに、
その結果としての政治そのものに関する話をすることは、タブー視されているという現状、というか世間
のおかしさ。
漫才でもテレビでもなぜか言えることが制限されている。
「創価学会」「原発」「在日朝鮮」などなどなど。。
実際あるのに。
隠そうとする。
ある番組で、自身が福井出身で原発の話を咎められた村本さんの体験から、色んなタブーへの世間の反応、無言の圧に対して疑問がいっぱいなのです。
暴言ともとられそうな村本さんの発言ですが、原発や創価学会が存在するのと同じように、
「言葉は言葉でしかない」
と、いつも言います。
その人の内側の何かが、その発言に対して過剰反応していると。
私は、「言霊」という概念を知ってから、いくらか経ちますが、
正直村本さんの考えの前に立つと、今まで聞いてきたことが、崩壊する氣持ちでもあるのです。
実は相当、それ真理ではないのかと。
うまく言えないのですが。
どのみち、その人次第という。
あっさり過ぎる結論。
でもそれが全てではないかと、本当に思っています。
道で拾った古い木片が、命を救うことがあるということに、私は共鳴しています。
だから一切信じないし、信じている、
というのが、私の心境です。
ややこしい上に長くなり過ぎました。。。
暑苦しくてホントにすみません。
とにかく、そういうわけで、
違いに対して、怒りや拒絶の前に一番にすることは、
お二人がされているように、それぞれが違っていても、敬い合いながら相手の話をよく聴いて、理解しようとお互いが率直な質問をして意見を交えること、
これが本当の居場所づくりなのではないかと。
ものすごい生産性につながるのではないかと。
さいごに…
今回の2部構成、スタートがかなり遅めなので、外泊覚悟で参加しました😂
満席のお客さんでしたが、終電に向かって皆さっさと帰られて、普段なら誰かしら残ってましたが、最後の出待ちは女子4人。
(こうなりゃ顔だけ見て帰ってやるの図)
内訳は同じ(外泊)境遇の😂奈良から女子たち。
いつも出待ちは遠くから見て、写真も撮ってもらったこともないというかなり面白めの自転車女子。
村本さん出てきて わぁキャアなりながら、それぞれ写真を撮り合います。
私は前に撮ってもらったので、逃げ腰でしたが、撮ってくださったので、記録として載せさせていただきます🙇🏻♂️
…ビジュアルなぁ…と反省いたしております。
「寒いのにまだ残ってたの」
「(ファン同士で)みんな友だちなってね」
と 一人ひとり握手をしてくるという。
奈良の子は今回初参加で、村本さんのイメージがもっとツンとした人だと思っていたらしく、「やさしい」ととても驚かれていました。
ふだんからの発言のせいみたいです
ホントおもしろいですねー。
というか、ほんきで長すぎ。。
もし最後まで読んで下さった方がいたら、本当にありがとうございます!!
感謝しかないです!
なにかしらで村本さんのことはまた続くのかもしれません。
ご興味あればまたよろしくお願いいたします🙇🏻♂️
あったかい手だったサー!にゃろー!!