9月11日(水)19時30分の回を観てきました。







場所は新宿御苑前にありますサンモールスタジオ。







作品は鵺的旗揚げ十周年記念第十二回公演『悪魔を汚せ【再演】』








福永マリカさんが出演していたので観てきました。






今回で3回目の観劇になります。






19時過ぎに劇場に到着。






階段を降りて下の階へ。






入口でチケットの半券を切ってもらい中へ。






今回の席はA列の12番。








前にX列があったので2列目の右側よりの席でした。






今回通路側にも補助席が設けられ超満席状態。






舞台上には中央に大広間に高価なソファー一式と右側の壁に親族で撮られた写真が飾られていて奥側に襖左側には襖の窓のような場所と柱、手前側には靴がいくつか置いてある庭のセットが組まれている。





19時30分過ぎ舞台の幕が上がる。





上演時間は約1時間50分でした。





初日公演の感想はこちらから





2回目の感想はこちらから





ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。




美樹本秋良(秋澤弥里さん)が庭で猫が殺されているのを発見する。



そこに居合わせる美樹本夏彦(斉藤悠さん)美樹本笙子(高橋恭子さん)美樹本保雄(杉木隆幸さん)。




猫は誰が殺したかという事で話がされる中、一方で美樹本謙人(祁答院雄貴さん)美樹本一季(秋月三佳さん)美樹本佐季(福永マリカさん)が別室で猫を殺したのは自分だと話す佐季。




途中庭先に紙に包まれた石が投げつけられる。




紙には『猥』という文字が。




美樹本製薬会社の当主が亡くなりその告別式を終え親族たちが集められ美樹本製薬会社本部長の御子柴徹(池田ヒトシさん)が会社宛てに怪文書が届いたことを告げる。




その内容を知るのは御子柴と夏彦だけだったのだが…





最前列中央、左側の前の方そして今回右側寄りの席で観させてもらいましたけど、見え方が全く違って新鮮な気持ちで観れました。






ちょうど秋澤さんの冒頭のあのシーンがばっちり観れた場所だったので秋澤ゾーンでした。






斜めに観るような感じで舞台を観れて佐季や一季目線で他の出演者を観れたというのもなかなか味わえない事だったのでその部分は良かったです。←シーンによっては見えにくいところもあったりはしましたけど

 




ラストの佐季のシーンも段々とテンションが上がっていく感じが今回見られたのも良かったです。←あのシーンがクライマックスなので





この作品では肩身の狭い思いをしている入り婿役の釈八子さんと杉木隆幸さん。





釈さん演じる美樹本大助は美樹本家長女美樹本春野の夫でもあり謙人、一季、佐季の父親でもある。←実際は3人共別々の父親が存在している




長い物には巻かれるような性格で争いを好まず春野には頭が上がらない。




この作品ではちょっとコミカル要素がある感じでもあり『実家は楽だよ!』や『部長は警視庁からの天下りだよ』などセリフで笑わせるシーンもある。





杉木さん演じる美樹本保雄は美樹本家次女秋良の夫で序盤は気の弱そうな感じの存在。夏彦の妻でもある笙子に恋心を抱いている。





秋良が自分との子供を堕胎した発言に今まで溜まっていたものが爆発し秋良と春野に力で抑えつける行動に出る。←その変貌に笙子からも引かれてしまう





初演でもそうでしたけどあの怒りの感情の演技は凄さがあります。






帰りがけに男性2人組が『凄い熱量だった!』みたいな感想を後ろから聞いていてこちらも嬉しくなりましたね。






今回ダブルカーテンコールでした。←3回観て初めてその場に居られました







出演者の方々ありがとうごさいました。






9月18日(水)まで上演していますので気になる方は是非。←前売りは全て完売(当日券は数枚出るようです)






最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)