新・街中スタジアム効果で満員御礼が続いている男子チーム。
そしてその恩恵は、これまで集客難に苦しんでいた女子チーム にも波及していて。
今季最終戦にして、最大の入場者数となったこの試合。
これにより「ＦＩＮＡＬ ３ GAMES」観客動員数10,000プロジェクトを見事達成し
更に、WEリーグ年間観客動員No.1を見事達成し
また、この試合で、シーズン観客動員史上最多を更新し
そんなおめでた尽くしの試合を勝利で終えた我らがレジーナ
ホーム戦を勝利で終えた後のお楽しみのレジーナダンスには
いやいやながらも（←笑）珍しい方が駆り出されてダンスを披露
その後、出身地であるアウェーチームさんの元へ挨拶に行ったソンアちゃん。
こういう丁寧で謙虚な姿勢が、ちびっ子応援団さん達をも惹きつけるんでしょうねぇ～。
そして、そんな選手たちの準備をしばし待つ間
こちらはこちらで人気者のフレッチェちゃんによる
まずは社長のありがたきご挨拶を賜った後
我らがキャプテンさんの見事なるスピーチでビシッと締めて頂いて
そのまま、今季でご退任となる伸監督の感謝のセレモニーが。
ゼロからのスタートにして、チーム発足３年目で早くもタイトル獲得の偉業を達成された、初代監督中村伸さん。
元々は、現代表監督である森保一さんに誘われて、我らが男子チームのコーチを務めておられた方で。
その後、チームのヘッドコーチやアカデミーコーチ兼日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチなどを歴任された後に、WEリーグ発足初年度に立ち上げられた女子チーム・レジーナの初代監督に就任されていて。
温和なお人柄から繰り出される、穏やかな関西弁。
そのあったかくて優しい雰囲気のチーム作りは、女子チームならではのものがあり。
声を荒げるところを見たことが無い
選手たちが揃ってそう評する３年間は、傍から見ていても常に微笑ましい雰囲気が漂っていて。
そんな伸さんのご退任発表には驚きましたし
これからどうなるんだろう… という寂しさもありましたが。
でも、その後すぐに発表された、伸さんのトップチームコーチ陣への返り咲きという報には、驚きと共に、そりゃそうだ、な納得感もあり。
そうかそうか
だからこのセレモニーの間中、我らがキャプテン・近賀さんは、伸さんの後ろでずーっとニコニコニコニコ笑っておられたんですね
ともあれ、初代監督としての重責は大変なものがあったはずで。
奥様・娘さん達からの労いに、いつもと変わらぬ笑顔で応じられる伸さんの姿には、観ているこちらも思わずほっこり
その後、コールリーダーの音頭で始まった、広島ｎｉｇｈｔの大合唱
みんな大好きという応援歌に包まれながら、円陣を組んで監督を送り出す選手たちの、これまたなんて微笑ましいことか
これからチームはしばしのオフ期間となりますが。
これはまた、新たな監督を始め、選手の移籍・獲得など、一年で一番ソワソワする期間にもなるんですよね。
いや～、ほんと、どうなっていくだろうか。
とりあえず、伸さんはすぐにトップチームでのお仕事が待っている訳で。
なんせこちらは、まだまだリーグシーズン真っ只中。
各種カップ戦のタイトル獲得を賭けての、激しい戦いが待っていますから。
お休み無くて、本当に申し訳ありませんが
現在今少し勝ち悩んでいる我らが男子チームに、ひと味違う勝利の方程式を授けるためにも！
その経験と手腕を遺憾なく発揮して頂けたらと思います
新スタジアムで達成された
入場者数にまつわる三冠に対し
これがWEリーグの
スタンダードになって欲しいと
思います
そう話された伸さん
我らが男子チームもそうですし、
先日パブリックビューイングが
開催された
広島ドラゴンフライズも
そうですが
例えこれが
新スタジアムオープン元年の
ご祝儀効果
そして劇的下剋上の優勝試合の
効果であったとしても
それぞれの試合に
来場された方々には
少なからずの興味関心が
あるはずで
それが是非今後も
継続していくといいなと
私も心から思います
ご自身の退任あいさつに
こんな言葉が出てくるのも
Jリーグとしての
選手・コーチ時代を経て
集客厳しいWEリーグの
監督を務められた方
だからこそで
今後も更に
両チーム出身の名監督が誕生し
その方々の指揮の元での
優勝をお祝いできる日が来れば
最高ですよね～～
