昨日の続き。
我が家が家電を買う時、ネット上などで情報収集を図るダンナと違い、
店頭でしつこさを見せるのは、意外に私のほうでして。
お掃除ロボットと言えば、ルンバ。
ルンバがこれだけ流行っているのだから、最高級品を買えば間違いない!
と、どうやらダンナは思ったらしく。
いや、恐らく、最高級品(実際は3種類しかなかったのですが)を選ぼうとしたのは、私に対するプレゼントの意味もあったんでしょうね。
でも、使うのは私。
メンテナンスするのも、私。
ならば、納得するものを買うしかないでしょ~。
と、店頭で、取扱説明書をマジ読する私
その上で、店員さんにお話を伺いまして。
・掃除をする機能には各社差が無いようなので、髪の毛など、掃除機のメンテナンスが楽な機種が欲しい
・あまりに場所をとったり、本体が大きすぎるものはいらない
この2点を求めた末に、提案されたのがこちら。
シャープのロボット家電、電気掃除機COCOROBOです
威圧感の無いちょっと小振りな本体デザインと、お財布に嬉しいセール価格に一目ぼれ
やー、買っちゃったー!!
と、我が家に持ち帰り、いそいそとセットして気がついた、大きな特徴。
この子、しゃべるんです
初期設定の中に、声掛け一覧表というものがありまして。
おはよう、ただいま、お疲れさま・・などのコミュニケーション機能の他、
きれいにして、しっかりきれいにして、帰って(充電)など、操作指示もあるらしく。
おはよう、と言えば、「おはよう」、と返し、
ただいま、と言えば、「おかえり」、と返し。
きれいにして、と指示すれば、「わかった」、と掃除を始めるわけですが。
こちらの言葉を上手く聞き取れない時は、「んん?」とか、「わからないよー」とか、聞き返してくる。
で、まずは充電から始めるじゃないですか。
へ~え、すごいね~、しゃべるんだ~。
自分の好きな声を設定も出来るんだね、なるほど~。
などなど、私達が会話していたら。
「わからないよー」、と、突然乱入してきまして。
え・・
で、私、今、風邪をひいているじゃないですか。
コホンコホン、と咳き込んだら、「んん?」と聞き返してくる。
・・・。
なんか、微妙にムカツク
あのさ、あれ、出張から帰ってきた時には壊れてるかもよ
あ・・・。
じゃあ、関西弁設定にしてみようか。
やーいやーい(声掛けリスト外)
「わからへーん」
・・・。
余計にムカツクような気がするけど、気のせいですか??
と、想定外の機能に振り回されておりますが
お掃除はしっかりしてくれております
テレビ通販などでもそうですが、目新しい掃除用具の大半が海外商品でして。
家の中を靴を履いたまま過ごしたり、ホームパーティをよく行うなど、文化の違いがそうさせるのでしょうか。
海外のほうが、お掃除用品の開発には熱心な気がしませんか?
ところが、海外製品というのは、日本の家屋に意外と馴染まないものも多くてですね・・。
このCOCOROBOは、何より、国産家電ですから。
日本の家屋の大きさをわかった上での設計なのか、ルンバより少し小さめでして。
スタンバイ状態でもさほど威圧感がなく、
椅子の足の間も通ってくれる小振りなサイズは、
どうやらちょうど、我が家向けだったようで
掃除中、「イタッ!」「危なかったわ~」など関西弁で独り言をおっしゃるのが、多少気になりますが。
時間を掛けてしっかり掃除してくれる姿は、見ていてとても楽しい
カーペットもしっかり乗り越え、
壁の隅も2組のブラシでしっかりと掻き出しながら掃除してくれるし。
正面についている衝突防止センサーで無用な衝突はきちんと回避するし(正面だけだけど)
袋小路に迷い込んでも、きちんとバックして出てくるし(ぶつぶつ言いながらだけど)
私の足にも乗ってこようとし、
ゴミ箱はぐいぐい押して進もうとし。
・・・。
私、こんなにガン見してちゃ意味無いじゃーん
存在に慣れるまで、しばらく時間が掛かりそうですな~