釜焚き豆腐屋の火力源って
先週末の話なんですけど県外からたまたま金沢に観光で来た方がいらっしゃいました。そのお客さん全国津々浦々「自分よりも多くの豆腐屋さん」の品物をお取り寄せした事があるようでして、ウチの豆乳を飲まれた後に一言「コレは初めての味わいです、、、、、、、特に香りが、、、、、、、、、」と言う、コメントをいただきまして、、、、、、いやはや、職人冥利に尽きる一時でした。と言うのが、その時の会話の一部なんですけどやはり現行の釜焚き豆腐屋さんって火力源が薪と言う事がほとんどなんですよね。小松の釜焚きの師匠も薪なんですよね。じゃあ、何故にウチは薪を使わなかったかと言うと答えは単純で「豆腐から木材由来の薫香を抜こう」としたからなんです。BBQをした事がある方は経験あると思いますが終わった後に服に焼いた食材や煙の臭いが付いていますよね。自分はその香りが豆腐の味を邪魔していると考えた訳です。独立する前は機械を使用しての豆腐製造に従事していた時に小松市の村田豆腐店 朧豆腐の味に白旗を上げて機械では逆立ちしてもこの味を超える事は出来ないと結論付けた身としては「マネするでは無く、どうすればこの味と違う品物を仕立てる事が出来るか?」を徹底的に考えた結果辿り着いたアプローチでした。実際、薪とガス、ついでに電気を火力源として仕事をしている経験のある陶芸家さんに火力源の違いを聞いて検証した結果ウチはガスでの釜焚き仕事に至った訳なんです。とまぁ、ザックリとウチの店がガスの火を使っている理由が引き立てた大豆の香りを邪魔しない為と言う話を今回は書いてみました・w・因みにその方から、かなぁ~り辛辣な質問も他にあったのですがその回答については正直こういった場所には書けない話だったのでもしも興味がある方はウチにお立ち寄りくだせぇw