今、求められる「心」とは | 「棚からぼたもち」−そわかの気づき−

「棚からぼたもち」−そわかの気づき−

日々の気づきや悟りとは、ふいに訪れるもの。一つとして、意図して手に入れられた試しもございますまい。
瞑想に活路を得た和尚が気づいたことや、いま想うことなどを気ままに綴る随想録(エッセイ)。
どうぞ、気楽にご笑覧くださいませ。そわか合掌

気が短く、焦っていて、心乱れやすく、
いつも時間やタスクに追われている。

そんな“忙”しい現代人にこそ、
「瞑想」は必要でしょう。

“亡”くした“心”を取り戻すために。
 
心(意識)を「今」に落ち着かせ、
じっくり自分自身と向き合って見る。

理解と洞察を深める、静かな時間。
ひとり静寂を愉しむ、贅沢なひと時。

それが「マインドフルネス(正念)」。
 

しかし、現代の人たちはそれさえも、
時間やルールで縛り、「タスク」にしてしまう。
そして、短期間で成果を上げようと“焦る”。

そんなに急いては事を仕損じますよ。
 
「石の上にも三年」というような、
長い時間をかけて“薫習”していくようなことは、
瞑想にも真に豊かな人生にも不可欠なものです。
 
だからこそ、この世界では今、
そうした時間や「心」の使い方が、
求められているのではないでしょうか。
 


そわか合掌

 

 

(まあ、たまにはのんびりお茶でも、どうぞ(^^) )