ルンペン節(徳山璉) | 鈴木の一日一善・一日一曲

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フォークソング好きからニューミュージック好きへ、ヤン久ポップス好きから歌謡曲好きへ、ということで、お気に入りの楽曲についてダラダラ書いています。
お付き合いのほどよろしくお願いします。

ルンペン節

(歌:徳山璉 / 作詞:柳水巴 / 作曲:平信博)

 

今日は、徳山璉が歌う「ルンペン節」を聴いています。

歌の「ルンペン節」はもちろん、歌っている徳山璉を知っている人も少ないのではないかと思います。それもそのはず、「ルンペン節」は1931年(昭和6年)の発売・100年近くも昔の歌で、徳山璉は1942年(昭和17年)に38歳の若さで亡くなっています。

 

最近『ルンペン』という言葉を聞きませんが、意味を調べると元々はドイツ語で襤褸(ぼろ)のことだそうで、 転じて浮浪者のことを指すようになったとのことです。今では『ホームレス』という言い方がなじんでいますね。

『ルンペン』『ホームレス』の人はたいてい貧しく、生活が苦しいと想像するのですが、「ルンペン節」では、そんな生活苦をからりと笑い飛ばしています。

 

 ♪ アーハッハッハ アッハッハ

 ♪ スッカラカンの 空財布
 ♪ でも、ルンペンのんきだね

 

いいですね~。

徳山璉の伸びやかな歌唱がまた味わい深く、何かとセコセコしてしまう気持ちをほぐしてくれて、すごくリラックスさせてくれます。徳山璉いいですね~。

休みなく働いて過労死するよりも、スッカラカンの空財布を笑い飛ばしてのんきに生きる方がはるかにいいですね。

こんをつめている皆さん、今日は「ルンペン節」を聴いて、のんびり一息つかれることをお勧めいたします(^^