ルパン音頭(三波春夫) | 鈴木の一日一善・一日一曲

鈴木の一日一善・一日一曲

フォークソング好きからニューミュージック好きへ、ヤン久ポップス好きから歌謡曲好きへ、ということで、お気に入りの楽曲についてダラダラ書いています。
お付き合いのほどよろしくお願いします。

ルパン音頭

(歌:三波春夫 / 作詞:モンキー・パンチ / 補作詞:中山大三郎 / 作曲:大野雄二)

 

今日は、三波春夫先生が歌う「ルパン音頭」を聴いています。

ルパン三世の人気に便乗した歌かと思っていたのですが、ウィキペディアで調べると、1978年に公開された映画『ルパン三世 ルパンVS複製人間』の挿入歌で、ちゃんとしたルパン三世のための歌でした。作曲も大野雄二ですし…。

映画をご覧になった方は覚えていらっしゃるのかもしれませんが、「ルパン音頭」はその名の通り見事な『音頭』です。それも完璧な『音頭』です。三波春夫先生の歌唱により、その見事さ・完璧さが揺るがないものとなっています。

まがい物かと思ってしまった自分が恥ずかしいです(^^;

 

ルパン三世(TV第1シリーズ)は大好きなアニメで毎週見てました。

当時には珍しく、オープニング曲がコロコロ変わったという記憶があり、コロコロ変わった曲のどれもが大人びていてオシャレだったという記憶があります。その大人びたオシャレな曲ばかりだったという記憶を、純和風な「ルパン音頭」をまがい物に追い込んだ言い訳にしようとしています。でも、ルパン三世の面白さは、何でもかんでも取り込む懐の深さ、ゴチャゴチャしたおもちゃ箱のようなところにあったわけで、そもそもオシャレなフランス生まれの『ルパン』がなぜか和風の三世になっています。まだまだ『ルパン三世』の面白さを理解できていなかったと、今更ながら反省しております。

 

純和風な「ルパン音頭」、ルパン三世はもちろん、次元大介や峰不二子、五右衛門を思い出しながらお楽しみになってはいかがでしょうか。

 

末筆ながら、先ごろ峰不二子の声を担当されていた増山江威子さんが亡くなられました。謹んでご冥福をお祈りいたします。