竜の涙割り(山本正之) | 鈴木の一日一善・一日一曲

鈴木の一日一善・一日一曲

フォークソング好きからニューミュージック好きへ、ヤン久ポップス好きから歌謡曲好きへ、ということで、お気に入りの楽曲についてダラダラ書いています。
お付き合いのほどよろしくお願いします。

竜の涙割り

(歌:山本正之 / 作詞:山本正之 / 作曲:山本正之)

 

今日は、山本正之が歌う「竜の涙割り」という歌を聴いています。

日本国民、ほとんどの人が知らない歌だと思いますが、中部地方には知っている人がちらほらといるかも知れません。タイトルから解説すると、「竜」とは中日ドラゴンズで、「涙割り」とはウイスキーの水割りにかけた、悲しい酒ということです。要は、応援している中日ドラゴンズが負けて悲しい酒を飲んでいるという歌です。

 

ガット・ギターの前奏で始まる物悲しいメロディでなのですが、詞の内容が強烈でそのギャップに笑ってしまいます。その歌詞は名古屋弁豊富で、名古屋出身の僕にはもう楽しくて仕方がない歌なのです。

山本正之と言うと、『ヤッターマン』等タイムボカンシリーズの作曲家として有名ですが、実は「燃えよドラゴンズ」を作った人でもあり、根っからのドラゴンズファンなのです。ファンだからこそ書ける詞であり、ファンだからこそ書ける歌ですね。


勝っていれば笑って聴ける「竜の涙割り」、負けていれば「うん、うん」と共感しながら聴ける「竜の涙割り」。是非、お楽しみいただければと思います(^^

ドラゴンズファンじゃない方にもお勧めです。

 

今年のドラゴンズはここまで調子が良いので、中部地方の皆さんは、ちょいとしょっぱい『涙割り』ではなく、甘くておいしい『祝杯』を何度も挙げていることでしょう。シーズンが終わった後には、最も甘美なお酒が飲めることをお祈りします。