よせばいいのに
(歌:敏いとうとハッピー&ブルー / 作詞:三浦弘 / 作曲:三浦弘)
今日は、敏いとうとハッピー&ブルーが歌う「よせばいいのに」を聴いています。
前奏が始まったとたんに、もう頬が緩んでいます。好きな歌です。
中年男(実は僕はもう老年なんですが^^;)の心をくすぐるというかその気にさせるというか、喜ばせる歌ですね~。いつまでたっても女性にちやほやされたい!、もてたい!という男の本能を満足させる歌詞が素晴らしいです。
こういう歌はシンガー・ソングライターには作れないなぁと思い、そんなこと前にも書いたなぁと思っていたのですが、なんと作詞・作曲は三浦弘で、その三浦弘は『三浦弘とハニーシックス』というグループで、敏いとうとハッピー&ブルーより前に「よせばいいのに」を歌っていたのでした。三浦弘は自分で作って自分で歌うと言う、シンガー・ソングライターだったんです。「よせばいいのに」の歌詞を自分で歌うために書いたとは愕きです! さらに作曲まで。
「よせばいいのに」は、作者でもある『三浦弘とハニーシックス』が歌い、その後に『秋しげるとビューティフル・ロマン』が歌い、三番手として『敏いとうとハッピー&ブルー』がリメイク・シングルとして発売しヒットにつなげています。僕も「よせばいいのに」は『敏いとうとハッピー&グループ』の歌という認識でした。さらには、田辺靖雄も歌っています。
1979年のレコシン年間チャートを見ると、『敏いとうとハッピー&ブルー』の「よせばいいのに」が21位で、田辺靖雄の方は57位と、差はあるもののちゃんと売れていたのでした。
歌詞が素晴らしいと書いておきながら、歌詞に触れていませんでした。
好きな人と結婚できると思っていたら、彼には別にいい人がいた『ダメな私』という内容です。『ダメな私』という所がミソです。男を全く非難しません。ですからただ男がモテたという内容になります。自分には有りえないと思いつつ、歌として聴くには歌うには気持ちがいい(^^
今日もいい気になって聴いているのでした(^^