障害のある子と家族がお金に愛されて
心豊かに暮らすためのライフプランアドバイザー
佐藤 加根子です。
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ありがとうございます。
お子さんのライフステージが学校という親御さんや
学校や放課後等デイサービスの支援者の方向けに
シリーズで書いています。
<障害年金編>
【障害年金⑥】仕事をしている障害のある子は障害年金をもらえないのですか?
【障害年金⑦】お子さんの特性や将来のライフプランに沿った準備が必須 |
障害のあるご本人さんはもちろんですが、
障害をお持ちのお子さんがいるご家族にとって、
障害基礎年金は非常に重要な支援です。
しかし、生活費が上がると、
もらえる年金の実際の価値も変わってきます。
そこで、2024年にもらえる
障害基礎年金の金額と、
物価の上昇にどう対応するかについて
お話していきますね。
2024年度の障害基礎年金の受給額は
いくらになるのでしょうか?
2024年度の障害基礎年金の受給額
令和6年度(2024年度)の
障害基礎年金の受給額が
厚生労働省から1月に発表されました。
ーーーー
障害基礎年金 2級: 月額 68,000円
(1,750円の増額)
障害基礎年金 1級: 月額 85,000円
(2,188円の増額)
(※68歳以上の場合は額が異なります)
ーーーー
ありがたいことに昨年に引き続き、
2.7%増額されました。
しかし、実際に生活する中で見ると、
この金額はどうなのでしょうか?
年金額は2.7%の増額ですが、
物価上昇率はプラス3.2%です。
障害基礎年金の増額により
支給額が向上していますが、
物価上昇率を考慮すると
実質的な増加は限られている
ということなんですよね。
したがって、年金額は増額されるけれど
物価上昇には追いついておらず、
実質は目減りしているとも言えます。
物価上昇率と障害基礎年金の関係
なぜ物価上昇と同じように、
年金額も増額されないのかというと、
それは年金額改定のルールと
マクロ経済スライドによる
調整のためなのです。
ここからは、ちょっと
専門的な話になりますので、
興味ある人だけ読んでくださいね。
令和6年度の年金額の改定に関する
参考指標は以下のとおりでした。
ーーーー
物価変動率 +3.2%
名目手取り賃金変動率 +3.1%
マクロ経済スライドによるスライド調整率 ▲0.4%
前年度までのマクロ経済スライドの未調整分 なし
ーーーー
最終的な年金額の改定率は
名目手取り賃金変動率(3.1%)
-マクロ経済スライド調整率(0.4%)=2.7%
となるということなんです。
物価が上がると、生活に必要なものの
値段が全体的に高くなりますよね。
同じお金があっとしても、
前より少ない物しか買えなくなるので、
”お金の価値”が
実質的に下がることになります。
つまり、物価がどれくらい
上がるかを知っておいて、
それに合わせてお金の使い方を
考える必要があります。
では、どのような対策が必要なのでしょうか?
続きはまた。
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