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古町奏ブログ
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本日はコチラのイベントに、登壇してきました。
https://www.outjapan.co.jp/event/2049.html
「みなさん、心と体の性が一致しないって、よくわからないですよね。感覚として。
僕も何でそう感じるのか、分からないんです。」
すかさず、アウトジャパンの屋成さんが、「みなさん自分がなぜ、男性(女性)だと感じますか?」
「身体がそうだから、以外に、その理由を説明できますか?
そんなことすら、今まで考えずに生きてきましたよね。だれも明確に説明できないと思います。
仮に男性であれば不慮の事故で男性器が切除された場合、自分を男性だと感じなくなるのでしょうか?
多分ちがいますよね?」
うんうん。
みなさん今日もうなづきながら、熱心に話を聴いてくださり、嬉しかったです。
僕がLGBTの話をするときに、
心がけていること。
それは、
僕たちLGBT当事者は、弱い立場です、辛い!なんとかして!理解して!
というメッセージに「ならないように」することです。
日本のでは、未だに正しい理解がされず、誤解・偏見・差別が残っています。
僕たち当事者はみな、LGBT当事者に対する差別的発言を直接または間接的に聞いています。
だから、人と接するときに警戒しています。どなたが、そういった考えなのか、見えないからです。
正しい認識を持つ方増えてほしいし、アライだと表明してくださる方が増えてほしいです。
でも、人生苦しいのはみんな一緒。
LGBTだけが苦しい、特別に何とかして!と言いたいわけではないんです。
もちろん、心と体の性別が一緒で生まれていたら、どんなによかったか、と、何度思ったか分かりません。
でもそもそも、性別って、グラデーション。
すべての方が。
同じ女性であっても、いろんな方がいる。
同じ男性であっても、いろんな方がいる。
そんなグラデーションの中に、僕らもいる。
で、時に手術やホルモン治療が必要な人もいて、その人たちをトランスジェンダーと呼ぶことにしましょう。
本当は線をひく、名前(トランスジェンダー)をつけ区別する必要も、ないことなのかもしれません。けど、名前があるので、自分のことが理解でき、僕は救われました。
一緒に考えませんか、僕たちも、皆さんも一緒に、より自分らしく、楽しく生きられる社会を。
マイノリティが生きやすい社会=マジョリティにとっても生きやすい社会
だと僕は思います。
単純に考えて、
自分らしく笑顔で生き生きとしている人が多い国に住みたいのか、
精神的に追い詰められ、元気がない人が多い国に住みたいのか。
もっと身近で言えば、あなたの街が、会社が、同じマンションの住民が、だったらどうでしょう?
挨拶しても返事ない、眉間にしわ、追い詰められた表情の人が多いマンションに住みたいですか?
僕が差別的なことを言われて落ち込んでいた時は、まさに眉間にしわを寄せて、不機嫌に、思いつめた表情で歩いていたと思います。
そういったことが経済へのダメージも与えるのは間違えないでしょう。
※国連広報センターの「排除の代償」 のリンクです。差別と経済損失の相関関係について。
差別はそれを受ける側だけの問題ではなく、みんなの問題。
差別をしている側にとっても、不利益になってしまうと思います。
また、セクシャルマイノリティに限らず、
みんな何かしらマイノリティです。
みんな人生、大変。
責め合うんじゃなくて、支え合って、生きていきたいなぁと思います。
どんなに苦手に感じる相手も、きっと何かを抱えて生きています。
理解できない!
って思いますけど。。。
きっとその人も苦しんで生きている。。。
今年も、あちこち企業さんにて、話します!!
がんばりまーす!!
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