4月6日、coLLaboさんイベントにて、ヨガ講師をします。
僕は女性のカラダで産まれて、男性として生きている、トランスジェンダーです。
長いこと、女性として自分の体に合わせて生きなければいけないんだ、という(無駄な)努力の中で自分を殺して生きていました。
今はトランスジェンダーという、自分を受け入れて生きていけるようになったわけですが、
ここに至るまでに、とてつもなく、エネルギーを使ってきました。
僕が自分を受け入れられるようになった大きな要因は、間違えなく 『ヨガ(瞑想)』。
ヨガは、ストレッチや筋トレ、スポーツと混同されやすいですし、実際にフィットネス的な要素があるのは事実です。
が、実は本来は、まったく違う目的(勝敗、楽しみ、身体的な健康、ボディメイクが主目的ではなく)で行われてきたものです。
苦しい世の中、どんな環境であっても、こころを穏やかに生きる術。
インド哲学や瞑想がベースになっています。
昨年夏に、タイで洞窟に閉じ込められた少年たち。生死がかかっているはずの状況なのに、パニックになることもなく、穏やかな表情でTVの取材に映っていた彼らの表情がとても印象的でした。その彼らが洞窟の中で行っていたのが、瞑想です。
そうとは知らずに、慢性的な疲労や凝りを解消したくてヨガを始めた僕でしたが、
結果、凝りや疲れが取れた以上に、心が穏やかになり、自己肯定感が上がり、感情のコントロールができるようになりました。
過去に、あれだけ悩んで、鬱々とした日々、苦しみが、ウソみたいです。
そんなヨガを多くの方に是非知ってほしい。
ということで、今回いただいたオファー、とても楽しみにしています。
↓ 詳細はコチラ
https://co-llabo.jp/article.php?pg=kurukuru&seq=216
※一部下記に引用
『L・セクマイ女性×ヨガ〜心と体と向き合う〜』
※「L・セクマイ女性」とは「レズビアンと多様なセクシュアルマイノリティ女性(非シスジェンダー、Aセクシャルなども含む)と定義しています。こちらもご覧ください→「coLLaboの思い」
L・セクマイ女性は、目に見えづらいマイノリティ性から社会生活にストレスを抱えていることがあるといわれています。その理由のひとつが、外見から自らの表明がない限りはヘテロセクシュアルの女性として社会に組み込まれ、また、そのような「振る舞い」を期待されるからです。36歳レズビアンで非シスジェンダーの私(coLLaboスタッフ山崎)もその呪縛(期待)に悩まされるひとりです。
全ての人は、様々な側面から自由で個性的なことが当然であり、そのことを自然は拒絶しないと私は思います。
~自分を心と体の調和がとれた存在として受け入れ、生きていく~
今回はヨガを通し、そんなメッセージをL・セクマイ女性たちに送りたいと考えています。
☆日時 …4月6日(土) 13:15〜16:00(13:00~受付開始)
☆場所 …新宿御苑(待ち合わせ場所詳細は直前にご連絡します)
☆参加費 …2,000円(ヨガマットをお持ちでない方は100円でレンタルができます。お申し込み時の「内容」に要・不要をご記入ください
是非、お気軽にご参加ください(^^)