夢の話 | 紲

一時停止はkならず止まりましょう

今朝、目覚めると今が西暦何年で何月何日なのかわからなかった。

とりあえず水曜日だという確信だけがあった。

ああ、明日はもう木曜日だからゴミの準備をしないとなあ……と思いながら目を閉じた。

そこで、「あれ?今のって夢?現実?」と錯乱し、「あれ?今、何歳?」と混乱。

こういうことが、度々ある。

 

「今日はどんな夢みたの?」「今日、チョー悪夢見てさ~」といった会話が日常の中にたくさんあって、

夢日記をつけているわけではないけど、わりと寝ている間に見た夢を10個くらい覚えている。

本当にどうでもいいことばかり覚えているわたしの体を恨みたい。

 

小学生の時、最も印象に残っている話がある。

母は非常に睡眠が好きだ。快適な睡眠にこだわる。彼女の夢は「仕事を辞めて一生寝ること(字のまま)」

そんな母は「夢が現実。起きてる時が夢。すべて意のまま」というモットーがある。

この言葉を聞いたとき、わたしは衝撃を受けた。いや、確かに、これが現実だとどうやって確かめるというのか。

夢の中では痛みを感じないというけど、わたしは骨折する夢を見た時は本当に痛かった。

夢は白黒だというけど、わたしは毎日フルカラーハイビジョンな夢を見る。

実際、"生きている"という夢を見ているだけで、死んでいるのではないか、とか。本当に。

母の発言はただの現実逃避だったけど、わたしには解決することが出来ない謎が生まれた。

 

よく夢の中でも仕事をしている。上司に仕事を指示される。

目覚めた時、はたしてこれは昨日の記憶なのか、夢なのか、はたまた記憶が夢になったのか……

これはまだいい。

上司に頼まれた仕事を完了した夢を見た時。これが非常に困る。

やったつもりで納期が過ぎていた……とか

 

上司に大目玉を食らい、なぜ忘れたのか?と聞かれたとき、

情けなくも「夢と現実がごっちゃで……」というと、何のこっちゃとあきれられる。

仕方がない。こんなクオリティの低い言い訳があるもんか。もっと考えろ。

結局、申し訳ございませんでした、としか言えないんだけど。

 

科学的に解明されているのかどうかわかりませんが、わたしは夢の世界と現実は交差する世界線にあると考えています。

明晰夢とかの世界も。でも、わたしの言っている夢の世界は明晰夢の世界とは違います。

人の記憶や時間なんてものは目に見えて存在するわけではありません。

過去も現在も未来もない。現実も夢もない。うっかり踏み込んで帰ってこれなくなるかもしれない。

夢の世界での出来事は夢の世界の現実なのですから。

今このブログを書いている瞬間も、このブログを読んでいる瞬間も、ブログのことを考えている瞬間すら夢か現実かわからない。

夢の世界では、この現実を夢だと考えているのです。

 

やっぱり、夢の世界が現実かもね。



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