ここは富良野駅
JR根室線 富良野―新得間が4月1日に廃線になる。
これに伴い、富良野市の布部、山部と南富良野町の下金山、金山、東鹿越、幾寅、落合の7駅が廃止されます。観光利用などを模索も不透明のままです。
富良野市は布部、山部の両駅の観光利用などを模索しているが、維持費や管理方法など課題が多く、ほぼ白紙の状態です。高齢化冬の除雪などで地域住民のみで駅舎を維持管理するのは困難との声が出ています。
布部駅
テレビドラマ 北の国から の 黒板一家 が東京から麓郷に移住するためにやって来た時に降り立った駅で草太兄ちゃんが迎えに来てました。北の国から の 麓郷 で生活した黒板一家の初めの1歩となったこの駅舎は保存してほしいですね。
山部駅
富良野市山部市街地の中心部ある無人駅ですが駅舎としては立派です。
金山駅
無人駅で約2キロ東に行った所にはかなやま湖があります。
かなやま湖から陸橋を走る列車を撮影する人が多い。
下金山、金山、東鹿越の3駅は地域住民の意見を踏まえ、町がJRから譲り受ける予定はないそうです。
幾寅駅
幾寅駅は故高倉健さん主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地です。2016年の大型台風により、JR根室本線は大きな被害を受け、その後も復興することなく、不通区間になっています。
『鉄道員(ぽっぽや)』の中で「幌舞駅」として登場することで有名です。映画内に登場したキハ40 764号気動車(ぽっぽや号)の一部分が、廃車の後に設置・保存されています。
駅舎は映画の演出のためレトロに改装されており、作中の雰囲気そのままに保存されています。
幾寅駅は今でもファンの足が途絶えることはない。駅舎内の展示室には、高倉健さんの衣装やロケセット、在りし日の写真が所狭しと並べられている。誰もいない駅の中、手小荷物窓口に置かれたテレビで繰り返し流されています。
検討委員会が幾寅駅を保存活用する案を示したが、町の費用負担が大き過ぎるとして町議会の理解を得られず、事業費や内容の修正を迫られている。
この幾寅駅は観光客も集まる人気地だけに何とか残してほしいですね。
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