太拳班ついて | サウス・マーシャル・アーツ・クラブ(エイシャ身体文化アカデミー)のブログ

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気持ちよく生きるためのライフスタイルとしての南派拳法(カンフー)蔡李佛拳とエスクリマ(フィリピン武術)ラプンティ・アルニス・デ・アバニコを横浜、湘南、都内で練習しています。オンライン・レッスン一か月@10000で行っております。
連絡southmartial@yahoo.co.jp

 以前に師父に相談して許可を得ていた、太拳を専門に練功するクラスを始動させることにいたしました。

 太拳とは、中国武術に伝わっている古式ムエタイのことです。

 元々雲南省の辺りに居た少数民族である泰族(壯族とも)という人達の内、西側にタイ王国を拓いた人々の武術、ムエボランが現代の競技ムエタイとなりました。

 逆に、中国の圏内、主に陝西省に住んだ人達の武術は泰拳、もしくは壯拳と呼ばれて中国武術の土台を持ったムエタイとして継承されています。

 19世紀の太平天国の乱は、彼等泰族が中心となって陝西省から始まった大乱です。

 この時に、兵士の調練として採用された蔡李佛拳の中に、彼らの武術が取り入れられて、現在も継承されています。

 この武術は太平天国の文字から泰を太に変更されて、太拳、ないし太字拳と呼ばれています。

 特徴としては、立ち方や基礎コンセプトは蔡李佛でありながら、肘打ちや膝蹴りが中心となっており、これ単体での実用性が非常に強い物となっています。

 その、単体でまとまっているという処に今回目を付けまして、これだけを独立してやるクラスを開設する次第です。

 格闘技的な運動性と、武術の中核を併せて体験することができますので、格闘技的なことに苦手意識がある武術界隈の人にも、武術に懐疑的な格闘技経験者の人にも納得いただける内容であると感じています。

 ご興味のある方はぜひお問い合わせください。