まぁ言いたかないですが | サウス・マーシャル・アーツ・クラブ(エイシャ身体文化アカデミー)のブログ

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 昨今の、大衆の愚民化は歯止めが利かないまでに至っているように感じられます。
 この状態を演出した政権与党は、悪事の数々が露呈しても、国民のレベルに合わせたように愚劣な対応で乗り切ろうとしています。
 対話ではなく、小学校の教室レベルのやり取りで物事を運ぼうとしています。

 必然、政治に関するSNS上の対応でも大衆のあり方は醜悪を極めており、驚くほどのレベルの低さを自ら発信しています。 

 先年、彼らSNS上の愚かな人々の発信の裏には、政権与党による広報制作が確認されました。

 さる会社に資金が透過されて、世論を操作するような投稿が立て続けに行われていたのです。

 このことは事件となり世の中に知られるようになりましたが、現実的にはいまも同じことが行われていると多くの人が感じています。

 そうでなければ信じられないくらい、彼らの程度は低すぎる。

 これと同じことは、まずイギリスで行われました。

 これまでも繰り返し書いてきた、スティーブ・バノンによるSNSを介した陰謀論による世論の操作によってです。

 この事件では、使用された人工知能がロシア産でもあり、背後にはロシアの影を確認することができました。

 その後、バノンは本丸であるアメリカでこの戦略を実装し、トランプ政権を樹立させ、ホワイト・ハウスの襲撃にまで持ち込むことに成功しました。

 バノンはすでに、世界中の極右政治家の元を周回しており、世界中の保守派政治家の連帯を作るという目的のために奔走しています。

 現在、南米、ヨーロッパ、アフリカでもまったく同じ構造の現象が起きている背後には、間違いなく彼の存在があります。

 そして、もちろん日本のこの現状の後ろにも。

 私はもう十年も、この国の戦後民主主義の危うさ、愚民化政策を背景に持っているため非常に歪んだ社会を形成しているということに対して警告を発してきました。

 中国武術に関して発信しているのは、それが禅の修行であり、個の確立を目的としているためだとも繰り返してきました。

 それらの主張の中で、ある種差別的ではあるのですが、3つの愚民化の温床について繰り返し言葉にしてきました。

 その3つとは、オタク、オカルト、スピリチュアルです。

 当然ですが、オカルトやスピリチュアルは現在の反知性主義的政治主張の内容そのものです。

 カルト宗教の思想や陰謀論、非科学的な無農薬農法などがこれらのポピュリズム政治運動の胴体となっています。

 そしてそれらを世に喧伝する人々は、その多くが通称「アニメアイコン」と揶揄される人々です。

 つまり、SNS上のアイコンをアニメーションのキャラクターにしており、趣味もアニメやゲームやマンガである、という人々です。

 このことについて、深く掘り下げることは今日はしません。

 ただ、既成事実としての現象についてのみ明文化しておきます。

 その趣味の低さ、貧しさが、彼らの人間性の貧しさそのものを表現しているのでしょう。