腰骨か仙骨か | 南風のブログ

南風のブログ

脳梗塞患者で闘病生活中です。
介護福祉士国家試験受験指導始めました。
社会福祉士国家試験受験指導やってます。
看護学生のための社会福祉読本作成してます。
沖縄空手道無想会世話人に復帰しました。
https://southernwind.stores.jp/

沖縄空手では、袴腰が基本なわけですが。

 

袴腰にすると肩甲骨が引かれる。

袴腰にすると背中が引かれる。

袴腰にすると大腰筋が伸びる。

袴腰にすると姿勢が良くなる。

袴腰にすると足の付け根で折れやすくなる。

袴腰にすると大腿筋膜張筋の反射が起こりやすくなる。

袴腰にすると真っ直ぐ落ちられる。

 

それで、効率よく袴腰にするために、

常々腸骨筋に力を入れているわけなんですが。

 

腸骨筋はこちらです。骨盤の中の筋肉です。

 

 

ナイファンチ立ちのために、

仙腸関節を横に引っ張って腰骨に力を入れて立ちます。

10年近く頑張って、やっとどうやら出来るようになりつつある、

ナイファンチ立ちです。

でも、セミナーで新垣師範の前で、

指導を受け乍らナイファンチ立ちで立つと、

 

なんか、とっても疲れる。太股の筋肉に疲労がたまる。

なんか、どっかに余計な力が入っているのかも?

 

脱力は無い!

ってのが原則ですが、

普段のナイファンチ立ちと新垣師範の前でのナイファンチ立ちと、

何が違うんだろう?

 

ちょっと脱線しました。

 

ナイファンチ立ちは、腰骨に力を入れて仙腸関節を横に引っぱります。

意識するのは、横に引っ張ることです。

 

 

腸骨に張り付いている筋肉が腸骨筋です。

 

そして、袴腰です。

袴腰は、仙骨と腰椎の角度を意識します。

仙骨と腰椎のつなぎ目を腰仙関節と呼びます。

 

※ エス隊長は「腰仙関節カックン」まで意識するらしい。

  どこまでも、斜め上を行く人だ。

 

 

 

 

さてさて、袴腰をつくる時には、仙骨に意識を集中して、腸骨筋に力を入れます。

仙骨と腰椎が後傾しないように、力を入れて前傾させます。

 

それで気づいた。

これっておんなじ筋肉(腸骨筋)をおんなじ様に使ってんだから、

両方、一遍にやりゃいんじゃね?

 

仙骨に力を入れて袴腰。

腰骨に力を入れてナイファンチ立ち。

 

ナイファンチ立ちは袴腰なんだから、

どっちかを優先するんじゃなく、

両方に力を入れて、ナイファンチ立ちの袴腰をつくる。

 

当たり前のことに、今更気づいた、アホな南風でした。

 

 

お読みいただきありがとうございました。