自由に生きるとは | 南風のブログ

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脳梗塞患者で闘病生活中です。
介護福祉士国家試験受験指導始めました。
社会福祉士国家試験受験指導やってます。
看護学生のための社会福祉読本作成してます。
沖縄空手道無想会世話人に復帰しました。
https://southernwind.stores.jp/

日本の景気はどんどん悪くなり、

就職するのが大変になり、

正社員になれなくなり、

生活保護受給者が増え、

 

フリーターは、正社員になれないから、

仕方なく、アルバイトで稼いでいるんだ。

なんて、認識が広がり。

 

南風も、そんな風に思っていました。

そして、40年前を思い出しました。

 

1980年代。

まだまだ昭和でした。

昭和天皇、懐かしいなぁ。

凄い人だったんだよね。

立派な人だった。

戦後の洗脳教育、反日教育を受けた、我々「戦争を知らない子どもたち」は、

全く、教えられないまま、知らないままでした。

日本は、自虐史観で土下座外交を繰り返していました。

そんな日本に、何の疑問も抱かなかった青春時代でした。

 

昭和天皇。ごめんね。

そして、日本人を護ってくれてどうもありがとうございました。

 

さて、1980年代に思いをはせると、

受験戦争、そしてドロップアウト、、アルバイト。

アルバイト先には、自由に生きているヒトが居た。

自由に生きているヒトが、確かに存在しました。

 

就職せずに、アルバイトしている。

就職できずに、バイトで糊口をしのぐ。

そうじゃなかったと思う。

自分の仲間にも居た。

縛られずに自由に生きる。

 

空をとぶ鳥のように、自由に生きる

by 森山良子(今日の日はさようなら)

 

空を飛ぶ鳥のように、野を駆ける風のように

by 松山千春(そのまんまの題名)

 

こんな風に生きている人が確かに存在しました。

 

南風は、26歳で正社員になり、不自由に生きるという選択をしました。

しかし、26歳までは、自分で決めて、自分の好きなように生きていた。

親父やお袋に心配をかけながら。

一台のバイクさえあれば、何処にでも行けた。

お金が無くなれば、バイトすれば良かった。

給料が出たら、また自由になった。

 

そんな人が、仲間が、けっこういたと思う。

でも、それは強い人だったのかな?

 

真っ黒い顔で長いポニーテールのノグチさん。

シングルシートに改造したバイクに乗っていた。

性別不明だったけど、実は男性だった。

バイト先の先輩で、何歳か年上のはずだけど詳しい事はわからない。

無口で何も言わない人だったけど、話してみると普通の人だった。

ノグチさんは、多分自由に生きていた。

彼は、あれからどういう生き方をしたのかしら。

 

そんな生活を続けて、連絡が取れなくなった友人がいます。

彼は、どんな生き方をして、現在、どうしているのかしら?

彼は、同級生だったから、もう64歳になっている。

 

他にも沢山いたけど、焦ってなかった。

それは、昭和だったからなのかしら?

 

多様性の時代を迎えて、現在では、就職できなくても、

生活費を稼げれば生きていける。

でも、小泉改革の時代から、生活保護受給者が激増し、

正社員が減って、パート・アルバイトが増えた。

収入が減って、結婚も出産も減った。

 

そして、我々が青春時代を過ごした、昭和という時代で、

自由に生きていた人達と同じようには、

 

平成・令和の時代に生きていた(生きている)人達は、

自由ではないような気がします。

現在、藻掻き乍ら生きている南風と同じ様に、

現代に生きる日本人たちは、今を耐えて、

変化を待っているのではないでしょうか?

 

お読みいただきどうもありがとうございました。