既に腰を割って足を引いている状態 | 南風のブログ

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脳梗塞患者で闘病生活中です。
介護福祉士国家試験受験指導始めました。
社会福祉士国家試験受験指導やってます。
看護学生のための社会福祉読本作成してます。
沖縄空手道無想会世話人に復帰しました。
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十六枚に増やした形短冊を満遍なく稽古していて、

それぞれの挙動に、トルクを掛けようと試みています。

 

仕事しろよ!

と思いますが、暫し休憩を。

世話人ボランティアで少し疲れたので。

 

さて、ピンアンシリーズとチャンナン(クーシャンクー小)には、

投げが出てきます。

基本的に、投げは、相手を掴んで、腰を割って、

この割った瞬間が後屈立ち風。

足を引いて、

この引いた瞬間が前屈立ち風。

自分の重心と相手の重心を入替えて落とします。

 

ところが、掴んだ瞬間に投げる場合があります。

平安初段の最初の投げです。

 

 

それから、平安四段の最後の投げです。

繰り返しているうちに気づきました。

 

掴んだ瞬間に投げる場合は、

足が引かれている状態で始まります。

したがって、平安初段の最初の投げも、

平安四段の最後の投げも、

チャンナンの、首を折った後の投げも、

足が引かれている状態です。

ということは、腰は割れているわけだから、

腰を割って足を引いた状態にあるわけです。

 

だから、そのまま、ただ投げるというだけなんだ。

投げれない?

と悩んで、どうしたら投げられるか検討して、

腰を割って足を引いて投げるのを同時に行えば投げられる。

そんな風に考えましたが、

掴んだ時には、既に腰を割っているし、足も引かれているので、

トルクを使って、引き付ければ、容易に、

自分の重心と相手の重心を入替えて落とすことが出来る。

 

なんか、悩んで損した感じですが、

答えは、近くにあっても、

その時の力量では見えなかった。

ということなのでしょうね。

 

平安(ピンアン)の初段と二段の映像はこれ。

 

 

平安の形については、この本が教科書です。

 

 

お読みいただきありがとうございました。