ブライアン四段は、全ての身体操作に、
トルクをかけている。
ブライアン四段は、開く時は常に、
大腰筋で持ち上げて落ちている。
ブライアン四段にとっては、当たり前の事が、
我々、日本の弟子の課題なわけですね。
沖縄空手の身体操作が、できるようになると、
身体内で歩くことができるようになるということです。
身体内で歩くとは、
ガマクの掛け外しを使って、
動歩行すると見せかけて、実は静歩行したり、
静歩行すると見せかけて、突然動歩行に変えたり、
を自由自在に行うことですぞ。
大腰筋で持ち上げて落ちることが、自在になると、
ガマクの掛け外しに、スピード感が加わり、
全ての身体操作にトルクがかかると、
全ての身体操作に重みが加わる。
というわけなのでした。
第21回東京セミナーでも繰り返されたのは、
身体部位の細分化です。
要するに、全部おんなじダッ!ちゅうことやね。
細分化して鍛えて、総合化(統合化)して使用する。
新垣師範の『沖縄武道空手の極意』の理解は、
利用できる部位が、意識化できるようになる度に、進みます。
お読みいただき有難うございました。