平安四段の投げ | 南風のブログ

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脳梗塞患者で闘病生活中です。
介護福祉士国家試験受験指導始めました。
社会福祉士国家試験受験指導やってます。
看護学生のための社会福祉読本作成してます。
沖縄空手道無想会世話人に復帰しました。
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体調不良です。

血圧も高いです。

千葉稽古会は、なんとか乗り切ったけど、

体調は回復しませんね。

でも、忙しい月曜日なので、仕事に追われて出勤。

 

お昼なので、ちょっと休憩です。

スマホではなく、パソコンで更新します。

2014(平成26)年、第6回無想会セミナーで平安三段

2014(平成26)年、第7回無想会セミナーで平安初段、二段、三段。

この時に「頭部ボール」が登場しました。

 

平安三段には、投げは、出てきません。

平安三段のトピックは、最後のラリアット。

左の正拳突き、腰を割り(開き)ながら、肘を曲げた右腕に、

首を引っかけて、転身の力で押し倒し、最後は鉤突きでフィニッシュです。

 

2015(平成27)年、第8回無想会セミナーで平安四段です。

 

これは、映像がありませんね。

この頃、全速演武をさせられましたよ。

同好会の学生と一緒に、タイムアタックを繰り返しました。

 

 

時の流れは、早い。

ストップウォッチで計測して、6秒とか7秒で終えました。

学生だけじゃなくて南風も、同じようなタイムでした。

これ結構なスピードですよ。

今はどうだろう?

皆さん、チャレンジしてみては如何でしょうか?

 

さて、平安四段の投げは、最後に出てきます。

平安初段の最初の、膝蹴りの後の投げと同じです。

 

平安四段の盛り上がるところは、

左手で掴んで前蹴り猿臂、右手で掴んで前蹴り猿臂です。
その後、頭部を捻って、前蹴り、裏拳打ちです。

前半から、前蹴りが三回も登場。

前蹴りが多い形ですね。

 

両手で掴んで270度転身します。(左側から)

間合いが近いので、左手を伸ばして前蹴りワン・ツー。

(次が右側に)右手を伸ばして間合いをとり前蹴りワン・ツー。

後半も前蹴り二回で、ここまで前蹴り五回ですね。

 

中央演武線に戻って、開始地点まで、

三回頭部捻り。一歩、二歩、三歩。

さて、フィニッシュです。

頭部を正面から持ち上げて両手親指を相手の両目に差込み目潰し。

(なんと残酷な技じゃ!)

そもまま、膝蹴り、そのまま、下段蹴り。

(これを前蹴りにカウントすれば、前蹴り六回です。)

膝に頭があるなら、下段蹴りは、胴体を蹴っている。

 

平安四段のフィニッシュは、その状態から、

正面への投げです。

当然、投げられませんよね。

ですから、体勢は、平安初段の最初の投げ、

膝蹴りの後の投げと同じです。

 

両手で頭を掴んで(目潰ししながら)膝蹴りした後ですから、

両手で頭を掴んだままの状態です。

ですから、相手は、首を極められた状態で、

投げられるしか選択肢はないのですが、

仮想重心の稽古なので、それはそれとして、です。

仮想重心を正面に出しながら、首を極めて腰を割って転身します。

ポイントは、仮想重心を出した時、

仮想重心に対して、前傾になるように、背筋を伸ばして腰を割る。

腰を割って、仮想重心に落ちながら自分と相手を入替える。

 

投げた後、左手は、投げた相手をまだ掴んでいます。

仮想重心は、そのまま、投げた相手にあります。

掴んでいる左手を引き付けながら、カウンターの右手刀打ち。

これでお仕舞いです。

 

平安の形については、この本が教科書です。

 

 

秘伝の奥義[平安の形]の検証です。

 

投げの基本は、

 

仮想重心を出して、腰を割って、

仮想重心に足を引いて、

そこに落ちながら投げです。

 

大体の形は、投げた時、前手は離さずに掴んだまま。

掴んだ手で引き付けながら、カウンターの手刀打ちです。

 

 

お読みいただきありがとうございました。