貫手と喉輪のルール? | 南風のブログ

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第20回無想会沖縄空手東京セミナーで、

八十一戦(パッサイ)の貫き手が喉輪に変更されました。

 

他の形は、教わっていないので未定です。

 

形の中には、貫き手喉輪の連続動作が出てくるものがあります。

例えば、五十四歩(ゴジュウシホ)です。

単体の、膝蹴り貫き手は、膝蹴り喉輪に変更できるのですが、

(※ 指定型は勝手に変更しちゃだめなワケですからそこはヨロシク)

五十四歩(ゴジュウシホ)等には、貫き手喉輪の連続動作が出てきます。

これは、合理性で変更して良いものではありませんね。

 

十三戦(セイシャン)とかも、貫き手喉輪の連続動作は、

変更しないで、そのままいくのだと思われます。

全面的に変更される可能性はありますけど。

 

さて、十五の形短冊で、満遍なく演武していると、

貫き手と喉輪には、一定のルールが見えてきます。

前にも書きましたが、

膝蹴りの前の持ち替えは喉輪です。

当然、新しく教わったクーシャンクーやチャンナンの、

喉輪で持ち上げるのは喉輪だし、そこから膝蹴りが続きます。

 

 

従って、逆に膝蹴りして喉輪、両手で持って膝蹴りして喉輪などは、

貫き手より喉輪の方が遊びが少なく合理的なわけです。

またまた、五十四歩(ゴジュウシホ)を例に出すと、

左膝蹴りの後、寄り足で右膝蹴りをする場合は、

左膝蹴りで右喉輪で、両手で持って右膝蹴りした後、左喉輪すると、

そのまま右手を添えれば両手で持つことになり

次の動作までの遊びがなくなるわけです。

転身の後の、貫き手喉輪はこのままですが、

再び左膝蹴りで転身して、

前交差で左膝蹴りだと、右喉輪だと同じ様に両手で持って前交差で移動して、

右膝蹴りした後、左喉輪すると次の動作までの遊びがなくなるわけです。

そして、左喉輪している状態で、右手を添えれば、そのまま、

折敷(おりしき・片膝立ち)に落ちる時に、重力落下での首折りが可能になります。

遊びが消えて、連続動作になります。

その後は、貫き手ですが、喉輪に持ち替えて立ち上がります。

 

こう考えると、貫き手と喉輪のルールは、

次ぎの動作に、膝蹴りや折敷など、逆の手を添えて両手で持つ

挙動が入る時は、多分喉輪が合理的。

 

逆の手を添える連続動作ではなく、

貫き手そのもので一挙動として扱う場合は、

そのまま貫き手を使用する。

 

こんなことが、薄っすらと理解され始めました。

お読みいただき有難うございました。