社会福祉士国家試験に最も出題される人物は?
エスピンアンデルセンですかね?
マックスウエーバーかしら?
最近、出題が多いのは、
「アマルティア・セン」と「ジョン・ロールズ」でしょうね。
「センとロールズ」で覚えてしまうと、「アマルティア」を度忘れしてしまいますが、
試験には頭文字しか出ないので、覚えてなくても大丈夫でしょう。
センはケイパビリティでロールズは正義論です。
ケイパビリティは潜在能力の事です。
福祉の用語は、力に関する言葉が多いですが、それに付け加えておいてください。
ここでは、ケイパビリティを「活用可能性」としています。
「潜在能力」と「活用可能性」つながりますか?
「活用できるかもしれない可能性があるのが」、「潜在的に持っている能力」というわけです。
ロールズの正義は、「社会の中で最も不遇な人」が「最大の利益を得る」ような資源配分です。
ロールズの格差原理は、そのような正義に適った時に格差が認められる。
裏を返せば、そうしなければ格差は認められないってことですよ。