ハリウッド映画特集 AFIが選んだテーマ別100作をレビュー! まずはコメディから! | 人生・嵐も晴れもあり!

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「ハリウッド映画特集」として、AFIがリストアップしたジャンル別のベスト100作を順次レビューします。

これは、アメリカン・フィルム・インスティチュートがアメリカ映画100周年を記念して、1998年から発表を始めたランキングです。

 

当ブログサイトでレビューを予定しているジャンルは、以下の4つです:

  • コメディ映画ベスト100 - 100 Laughs
  • スリルを感じる映画ベスト100 - 100 Thrills
  • 情熱的な映画ベスト100 - 100 Passions
  • ヒーローと悪役ベスト100 - 100 Heroes and Villains

 

まずは、 「コメディ映画ベスト100」:

 

       
順位 邦題 公開年 出演
1 お熱いのがお好き 1959 ジャック・レモントニー・カーティスマリリン・モンロー
2 トッツィー 1982 ダスティン・ホフマンジェシカ・ラング
3 博士の異常な愛情 1964 ピーター・セラーズジョージ・C・スコット
4 アニー・ホール 1977 ウディ・アレンダイアン・キートン
5 我輩はカモである 1933 マルクス兄弟
6 ブレージングサドル 1974 クリーヴォン・リトルジーン・ワイルダー
7 M★A★S★H マッシュ 1970 ドナルド・サザーランド
8 或る夜の出来事 1934 クラーク・ゲーブルクローデット・コルベール
9 卒業 1967 ダスティン・ホフマンキャサリン・ロスアン・バンクロフト
10 フライングハイ 1980 ロバート・ヘイズジュリー・ハガティレスリー・ニールセン
11 プロデューサーズ 1968 ゼロ・モステルジーン・ワイルダー
12 オペラは踊る 1935 マルクス兄弟
13 ヤング・フランケンシュタイン 1974 ジーン・ワイルダーピーター・ボイル
14 赤ちゃん教育 1938 キャサリン・ヘプバーンケーリー・グラント
15 フィラデルフィア物語 1940 キャサリン・ヘプバーンケーリー・グラントジェームズ・ステュアート
16 雨に唄えば 1952 ジーン・ケリードナルド・オコナーデビー・レイノルズ
17 おかしな二人 1968 ジャック・レモンウォルター・マッソー
18 キートンの大列車追跡 1927 バスター・キートン
19 ヒズ・ガール・フライデー 1940 ケーリー・グラントロザリンド・ラッセル
20 アパートの鍵貸します 1960 ジャック・レモンシャーリー・マクレーン
21 ワンダとダイヤと優しい奴ら 1988 ジョン・クリーズジェイミー・リー・カーティスケヴィン・クライン
22 アダム氏とマダム 1949 スペンサー・トレイシーキャサリン・ヘプバーン
23 恋人たちの予感 1989 ビリー・クリスタルメグ・ライアン
24 ボーン・イエスタデイ 1950 ウィリアム・ホールデンジュディ・ホリデイ
25 黄金狂時代 1925 チャールズ・チャップリン
26 チャンス 1979 ピーター・セラーズシャーリー・マクレーン
27 メリーに首ったけ 1998 ベン・スティラーキャメロン・ディアス
28 ゴーストバスターズ 1984 ビル・マーレイダン・エイクロイドハロルド・ライミス
29 スパイナル・タップ 1984 クリストファー・ゲスト
30 毒薬と老嬢 1944 ケーリー・グラントジョセフィン・ハル
31 赤ちゃん泥棒 1987 ニコラス・ケイジホリー・ハンター
32 影なき男 1934 ウィリアム・パウエルマーナ・ロイ
33 モダン・タイムス 1936 チャールズ・チャップリン
34 恋はデジャ・ブ 1993 ビル・マーレイアンディ・マクダウェル
35 ハーヴェイ 1950 ジェームズ・ステュアートジョセフィン・ハル
36 アニマル・ハウス 1978 ジョン・ベルーシ
37 独裁者 1940 チャールズ・チャップリン
38 街の灯 1931 チャールズ・チャップリン
39 サリヴァンの旅 1941 ジョエル・マクリーヴェロニカ・レイク
40 おかしなおかしなおかしな世界 1963 スペンサー・トレイシーミルトン・バール
41 月の輝く夜に 1987 シェールニコラス・ケイジ
42 ビッグ 1988 トム・ハンクス
43 アメリカン・グラフィティ 1973 リチャード・ドレイファス
44 いとしの殿方 1936 ウィリアム・パウエルキャロル・ロンバード
45 ハロルドとモード 少年は虹を渡る 1972 ルース・ゴードン
46 マンハッタン 1979 ウディ・アレンダイアン・キートンメリル・ストリープ
47 シャンプー 1975 ウォーレン・ベイティジュリー・クリスティ
48 暗闇でドッキリ 1964 ピーター・セラーズ
49 生きるべきか死ぬべきか 1942 キャロル・ロンバードジャック・ベニー
50 キャット・バルー 1965 ジェーン・フォンダリー・マーヴィン
51 七年目の浮気 1955 マリリン・モンロートム・イーウェル
52 ニノチカ 1939 グレタ・ガルボメルヴィン・ダグラス
53 ミスター・アーサー 1981 ダドリー・ムーアライザ・ミネリジョン・ギールグッド
54 モーガンズ・クリークの奇跡 1944 エディ・ブラッケンベティ・ハットン
55 レディ・イヴ 1941 バーバラ・スタンウィックヘンリー・フォンダ
56 凸凹フランケンシュタインの巻 1948 バッド・アボットルウ・コステロ
57 ダイナー 1982 スティーヴ・グッテンバーグミッキー・ロークケヴィン・ベーコン
58 かぼちゃ大当たり 1934 W・C・フィールズ
59 マルクス一番乗り 1937 マルクス兄弟
60 天国漫歩 1937 ケーリー・グラントコンスタンス・ベネット
61 おかしなおかしな大追跡 1972 バーバラ・ストライザンドライアン・オニール
62 キートンの探偵学入門 1924 バスター・キートン
63 ビバリーヒルズ・コップ 1984 エディ・マーフィ
64 ブロードキャスト・ニュース 1987 ホリー・ハンターウィリアム・ハート
65 御冗談でショ 1932 マルクス兄弟
66 泥棒野郎 1969 ウディ・アレン
67 ミセス・ダウト 1993 ロビン・ウィリアムズサリー・フィールド
68 新婚道中記 1937 ケーリー・グラントアイリーン・ダン
69 ウディ・アレンのバナナ 1971 ウディ・アレンルイーズ・ラサー
70 オペラハット 1936 ケーリー・グラントジーン・アーサー
71 ボールズ・ボールズ 1980 チェビー・チェイスビル・マーレイ
72 ウチの亭主と夢の宿 1948 ケーリー・グラントマーナ・ロイ
73 いんちき商売 1931 マルクス兄弟
74 9時から5時まで 1980 ジェーン・フォンダリリー・トムリンドリー・パートン
75 わたしは別よ 1933 ケーリー・グラントメイ・ウエスト
76 ビクター/ビクトリア 1982 ジュリー・アンドリュースジェームズ・ガーナー
77 パームビーチ・ストーリー 1942 ジョエル・マクリークローデット・コルベール
78 モロッコへの道 1942 ボブ・ホープビング・クロスビードロシー・ラムーア
79 ロイドの人気者 1925 ハロルド・ロイド
80 スリーパー 1973 ウディ・アレンダイアン・キートン
81 海底王キートン 1924 バスター・キートン
82 プライベート・ベンジャミン 1980 ゴールディ・ホーンアイリーン・ブレナン
83 花嫁の父 1950 スペンサー・トレイシージョーン・ベネットエリザベス・テイラー
84 ゴー!ゴー!アメリカ 我ら放浪族 1985 アルバート・ブルックスジュリー・ハガティ
85 晩餐八時 1933 ジョン・バリモア
86 シティ・スリッカーズ 1991 ビリー・クリスタルブルーノ・カービーダニエル・スターン
87 初体験/リッジモント・ハイ 1982 ショーン・ペンジェニファー・ジェイソン・リーフィービー・ケイツ
88 ビートルジュース 1988 マイケル・キートンアレック・ボールドウィンジーナ・デイヴィス
89 天国から落ちた男 1979 スティーヴ・マーティンバーナデット・ピーターズ
90 女性No.1 1942 スペンサー・トレイシーキャサリン・ヘプバーン
91 ふたり自身 1972 チャールズ・グローディンシビル・シェパード
92 教授と美女 1941 ゲイリー・クーパーバーバラ・スタンウィック
93 ファーゴ 1996 フランシス・マクドーマンド
94 メイム叔母さん 1958 ロザリンド・ラッセル
95 大陸横断超特急 1976 ジーン・ワイルダージル・クレイバーグ
96 極楽発展倶楽部 1933 スタン・ローレルオリヴァー・ハーディ
97 さよならゲーム 1988 ケヴィン・コスナースーザン・サランドンティム・ロビンス
98 ダニー・ケイの黒い狐 1956 ダニー・ケイ
99 底抜け大学教授 1963 ジェリー・ルイスステラ・スティーヴンス
100 グッドモーニング, ベトナム 1987 ロビン・ウィリアムズフォレスト・ウィテカー

 

 

AFIのサイトに掲載されているリストには、この100作を選出した基準が以下の通り述べられている。

 

AFI によると、推薦の基準は次の通り:

 

長編フィクション映画: 

映画は通常 60 分以上の長さの物語形式であること。 

 

アメリカ映画: 

映画は英語で制作され、米国の重要な創造的・財政的制作要素が含まれていること。 

 

面白さ: 

ジャンルに関係なく、笑顔の合計よりも大きな体験を生み出す、映画の要素の総合的なコメディであること。 

 

レガシー: 

時代を超えて響き渡り、アメリカの映画遺産を豊かにし、今日のアーティストや観客にインスピレーションを与える笑いであること。

 

 

このリストにチャップリンやバスター・キートン、ウディ・アレンなどが入っているのは当然として、「卒業」や「雨に唄えば」が選ばれているのは意外だが、選択基準を読むと納得できる。

 

 

なお、「ハリウッド女優25人」のブログは、後日掲載します。