イギリス原作のファンタジー映画 「アーヤと魔女」 宮崎駿の息子・宮崎吾朗の監督作品! | 人生・嵐も晴れもあり!

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「アーヤと魔女」

(英語: Earwig and the Witch

 

アーヤと魔女 - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

 

「アーヤと魔女」 予告編

 

2021年8月27日公開。

NHK制作の3DCGによるアニメーション作品。

 

原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

企画:宮崎駿

脚本:丹羽圭子、郡司絵美

監督:宮崎吾朗

 

キャスト:

アーヤ・ツール(声:平澤宏々路)
本作の主人公。孤児院に住む10歳のハサミムシのような髪型をした少女。表情豊かであり、喜怒哀楽の感情を隠さずコロコロと変わる。
周囲の人を操って、自分の思いどおりにさせてしまう賢さと強かさを持つ。本当の名前は「アヤツル」であるが、そのことを本人は知らない。
ベラ・ヤーガ(声:寺島しのぶ)
呪文を作り、それを売って生計を立てている魔女。自己中心的な性格。
「自身の新たな『手』が欲しい」という理由でアーヤを引き取り彼女をこき使っていたが、アーヤに悪戯され罰としてミミズを差し向けたことでマンドレークから大目玉を食らい、以降は彼女を1人の助手として接するようになった。
かつてはロックバンド「EARWIG」のドラマーであった。
マンドレーク(声:豊川悦司)
ベラ・ヤーガと共に暮らしている大男。小説家。
怒ると歯止めが利かなくなるため、ベラ・ヤーガですら彼に対しては酷く気を遣っている。口癖は「私をわずらわせるな」。常に無愛想な様子だが、アーヤの好物や差し入れを用意するなど、面倒見が良い一面もある。
かつては「EARWIG」のリーダーであった。パートはキーボードで、現在も自室で演奏している。
トーマス(声:濱田岳)
ベラ・ヤーガの使い魔の黒猫。人の言葉を話す。
ベラ・ヤーガが呪文を作る際に必要とされているが、彼女のマジナイが嫌いでいつも逃げようとする。臆病な性格だが、図々しいところもある。ベラ・ヤーガからの罰の影響で、ミミズが大の苦手。
アーヤの母親
かつて「EARWIG」のボーカルとして活躍したが、ベラ・ヤーガと仲違いになったことで彼女達から離れ、バンドも解散した。12人の仲間の魔女から逃れる為、アーヤを孤児院に預けた。後に、アーヤのクリスマスパーティーに参加する。
ちなみに、劇中では名前は明かされていない。
カスタード
孤児院でのアーヤの親友。
とても臆病な性格。

 

アーヤと魔女」サウンドトラック | Various Artists | ヤマハミュージックコミュニケーションズ公式サイト

 

あらすじ:

孤児として育った10歳の少女・アーヤ(声:平澤宏々路)は、何でも思い通りになる子どもの家で、何不自由なく暮らしていた。そんなアーヤの前に現れたのは、ド派手な女ベラ・ヤーガ(声:寺島しのぶ)と、長身男マンドレーク(声:豊川悦司)という怪しげな二人組。

そしてアーヤは、2人の家に引き取られることになる。

“私は魔女だよ。あんたを連れてきたのは、手伝いが欲しかったからだ”と告げるベラ・ヤーガに、アーヤはこう返す。

“おばさんが私に魔法を教えてくれるなら、おばさんの助手になってあげる”。

こうして、魔法を教えてもらうことを条件に、助手として働き始めるアーヤ。

だが、こき使われるばかりで、ひとつも魔法を教えてもらえない。

生まれて初めて、周りが自分の思い通りにならない事態に直面したアーヤは、魔法の秘密を知る使い魔の黒猫・トーマス(声:濱田岳)の力を借り、反撃を開始するが……。

 

ジブリ『アーヤと魔女』声優キャストは? 英語版キャストもまとめて紹介 | VG+ (バゴプラ)

 

コメント:

 

『ハウルの動く城』のダイアナ・ウィン・ジョーンズの児童小説を原作に、宮崎駿が企画を担当したスタジオジブリ初のフル3DCGアニメ。

NHKで放送されたバージョンに新規カットを追加して劇場公開。

魔女の家に引き取られた孤児の少女アーヤの奮闘を描く。

 

原作は『ハウルの動く城』の著者でもある、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ。

2014年末に制作部が解散され、2016年4月1日に宮﨑駿のかつての個人事務所だった二馬力を吸収合併して以降初のスタジオジブリ作品となり、同社としては初の3DCGによるアニメーション作品である。

また、ジブリに加えて日本放送協会(NHK)とNHKエンタープライズ(NEP)も製作に加わった関係から、劇場公開に先んじて簡易版ではあるが地上波放送局であるNHK総合テレビにて行われた。

日本テレビ以外の放送局がスタジオジブリ作品の製作に関わり、同作品の放映も同局系列以外で行われたのも初である。

 

監督は、宮崎駿の実の息子である宮崎吾朗。

この人はすでに、『ゲド戦記』や『コクリコ坂から』を監督した実績があるが、宮崎駿の跡を継ぐかどうかは未知数のようだ。

建設コンサルタントの仕事もしており、ジブリパークを建設した。

父との関係は深いが、お互いに独立した関係にあるようだ。

 

作品については、ジブリ映画だが、手厳しいコメントが多々あり、父親の作品とは相当異なっている感が強い。

孤児の少女アーヤの今後の期待したいと思わせる作品になっている。

 

ネットにも、続編に期待したいという声があり、もしかしたら今後続編を通して独自の作品群を制作したい意向が宮崎吾朗監督の胸の内にはあるのかも知れない。

 

新たなキャラクターが定着するとスタジオジブリとしてもさらに幅広い展開が期待できる。

 

 

この映画は、TSUTAYAでレンタル可能: