「ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島」
(原題:The Chronicles of Narnia: The Voyage of the Dawn Treader)
2010年12月10日公開。
ナルニア国物語の第3作。
興行収入:$415,686,217。
原作:C・S・ルイス『朝びらき丸 東の海へ』
脚本:マイケル・ペトローニ、クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
監督:マイケル・アプテッド
キャスト:
エドマンド:スキャンダー・ケインズ
ルーシー:ジョジー・ヘンリー
ユースチス:ウィル・ポールター
カスピアン王子:ベン・バーンズ
アスラン(声):リーアム・ニーソン
あらすじ:
兄ピーターと姉スーザンがアメリカ滞在中、エドマンド(スキャンダー・ケインズ)とルーシー(ジョジー・ヘンリー)のペベンシー兄妹は、意地悪ないとこのユースチス(ウィル・ポールター)の家に預けられていた。
そんなある日、3人は家の壁にかけてあった船の絵画を見ているうちに、その絵の中に吸い込まれ、ナルニアの海へと導かれる。気が付くと彼らは、懐かしいカスピアン王子(ベン・バーンズ)やもの言うネズミの騎士、リーピチープたちと共に帆船に乗っていた。
そして、船は神秘の島々をめぐる旅へと漕ぎ出す。
光を奪われたナルニアを救うためには、散り散りになった魔法の剣を集め、アスランのテーブルに並べなくてはならない。
だが脅威の源は、心の奥底に抱える恐怖や不安を現実にする邪悪な霧だった。
その魔力によって、エドマンドたちは訪れた島々で数々の危機に遭遇、さらには欲に駆られたユースチスがドラゴンに姿を変えられてしまう。
ナルニアを守るため、そして友人でありナルニアの保護者でもあるアスランとの再会を果たすため、彼らは海の果てを目指すのだった……。
コメント:
C.S.ルイス原作によるファンタジー・アドベンチャー第3章。
ナルニアの海とそこに浮かぶ島々を舞台に、運命に立ち向かう兄妹の冒険を描く。
ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの4兄弟姉妹のうち、今回ナルニアに行くのは下の2人、エドマンド、ルーシー。
そこに生意気な従弟のユースチスが加わった3人の冒険物語。
とてもいい作品!
特にひねくれ者のユースチフがいい。
こういうキャラで登場したからには、映画の中で成長していくことは必至だが、その一筋縄ではいかない非凡描写が素晴らしい。
なぜ4人兄弟の2人だけがナルニアに行ったのか、その謎が解き明かされるラストは心に沁みる。
ネズミの騎士リーピチープとユースチフの友情が最高!
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