中谷美紀の映画 数多くのヒット作のヒロインを演じる美人女優の出演映画をレビュー! | 人生・嵐も晴れもあり!

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中谷美紀という女優がいます。

 

これまでたくさんの映画、テレビドラマ、舞台に出演している現役バリバリの美人女優です。

 

この人の出自と経歴をたどります。

 

なかたに みき
中谷 美紀

中谷美紀“お母さん”草笛光子に弔辞を書いていた 草笛「最後はひどかった」/芸能/デイリースポーツ online
 

 

生年月日 1976年1月12日(46歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都
身長 160cm
血液型 A型
ジャンル 女優、歌手
活動内容 1991年:歌手デビュー
1993年:女優デビュー
配偶者 ティロ・フェヒナー(2018年 - )
事務所 ジーアールプロモーション

 

 

女優デビュー前はテレビ朝日『桜っ子クラブ』内のアイドルグループ・桜っ子クラブさくら組の一員として、1991年から1993年まで音楽活動をしていた。

KEY WEST CLUBというアイドル・デュオの作品がこちら:

 

 

 

また、1993年にはビーイングの長戸大幸プロデュースで「あなたがわからない」をシングル発売する。当

時人気かつブームを起こしていた大黒摩季路線の楽曲だった。

 

1993年、テレビドラマ『ひとつ屋根の下』(フジテレビ)で女優デビュー。

その後は、多くのテレビドラマや映画、さらに日本石油のCM出演で知られるようになった。

 

 

 

 

1996年、ミュージシャン・坂本龍一のプロデュースによるシングルCD「MIND CIRCUS」をリリースし、音楽活動を再開。翌1997年3月には、“中谷美紀 with 坂本龍一”名義で発売した「砂の果実」が初のオリコンシングルチャートトップ10入りとなり、33万枚を売り上げた。

当時21歳だったが、大人の色香が感じられる映像だ。

 

 

 

1998年と1999年に、映画『リング』、『リング2』の高野舞役で話題となり、1999年、自身初の主演テレビドラマ『ケイゾク』が放送された。

 

リング2【中谷美紀、小日向文世出演】 | TELASA(テラサ)-邦画が見放題

 

以降、『壬生義士伝』『約三十の嘘』『電車男』『嫌われ松子の一生』『ゼロの焦点』などに出演する。

 

吟遊詩人た̤̮つ̤̮や̤̮♨️ととのう on Twitter: "中井貴一壬生義士伝で、ん?って思ったセリフ  斎藤一(佐藤浩市)が吉村貫一郎(中井貴一)に嫁を紹介するシーン 「どうじゃ醜女であろう。美人は好かん」 中谷美紀つかまえて、醜女は100無い。  ミスキャスト https://t.co ...

 

2004年から翌年にかけては、女性雑誌 『anan』(マガジンハウス)に初の連載エッセイ 『男子禁制!?』を執筆した。

また、インド一人旅の旅行記、『インド旅行記』(幻冬舎文庫)も2006年から出版している。

 

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2005年には、映画 『電車男』に出演し、ヒロイン「エルメス」役を演じた。

この映画の原作となった小説 『電車男』には、「エルメスは中谷美紀に似ている」という記述があることにより、実写化においても中谷がエルメス役を演じることになったという経緯があり、中谷の出演歴中でも珍しい純愛物といえる本作は、当初の予想を上回るロングヒットとなった。

 

電車男 | バツイチアラフィフオヤジの映画日記

 

2011年、舞台『猟銃』で初舞台にして1人3役に挑んだ。

オーディションでは全く受かると思っていなかったため、ノーメイクとラフなパンツスタイルで挑んだが、合格する。

その演技は「初舞台と思えないほどの台詞のクリアさにまず驚かされた」とフレッシュさが称賛され、第46回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞した。

 

猟銃」開幕、ジラール「中谷美紀さんは一番満足できるコラボレーター」 - ステージナタリー

 

2014年の大河ドラマ『軍師官兵衛』では黒田光を、30代で10代の役から演じた。

 

2018年11月26日、ドイツ出身でウィーン国立歌劇場管弦楽団とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団でビオラ奏者を務めるティロ・フェヒナーと国際結婚したことを明らかにしている。

 

正統派和風美人と称されるなど、着物姿の凛とした美しさに定評があり、CM・ドラマ・映画・雑誌と着物姿を披露する機会が多い。本人も着物が好きで、「着物を着ると背筋が伸びて身が引き締まりますね」と語っている。

着物を選ぶポイントとして、「あえてシンプルな着物を着るようにしている」と話している。

 

能筆であることでも有名であり、結婚発表の直筆コメントなどでもその達筆ぶりを披露している。

 

中谷美紀の字は下手で達筆じゃない?結婚で引退か!妊娠&出産は? – エンタメQUEEN

 

また、英語、フランス語を流暢に話すことでも知られている。

 

 

 

 

ドイツ人の夫フェヒナーとの馴れそめは、レストランでの偶然だった。

あるしゃぶしゃぶ店で、フェヒナーを含む3人の外国人が中谷の隣の席で食事をしていた際、中谷の携帯電話が鳴ったことで、中谷はフェヒナーらへ謝罪した。

そこからたまたま会話が弾み、彼らと相席したことがきっかけで結婚に到ったという。

その時の彼女の強みは、英会話力、美貌、度胸だったのかも。

 

2018年11月に8歳上のフェヒナー氏と16年にオーストリアで同居し、結婚した。

現在は、1年の半分を現地で過ごしているという。

海外生活のため運転免許取得、ヨーロッパの速度制限ないところで100キロくらいまで出せるようになった。

 

一年の半分をオーストリア・ザルツブルクでの田舎暮らし。

朝から、掃除、洗濯、料理、買い物、ドイツ語の学習、自宅の庭仕事、草むしり。 自身は夫婦別姓を貫き、「漢字の名前と日本人のアイデンティティーを守りたい。現地の銀行で漢字のサインを『なんてきれいなの』と褒められた」と日本の美を大切にしている。

 

これまで、アイドル、歌手、俳優と、芸能人としてしっかり実績を積み重ね、ドイツ人の世界的音楽家との国際結婚をした後も、日本の映画界、テレビドラマ界で活躍を続けている、凄い日本女性である。

 

これまでの受賞歴は以下の通り:

 

映画

  • 2003年度
    • 第27回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞(『壬生義士伝』)
  • 2005年度
    • 第19回高崎映画祭 最優秀主演女優賞(『約三十の嘘』)
  • 2006年度
    • 第30回 日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞(『嫌われ松子の一生』)
    • 第31回報知映画賞 主演女優賞(『嫌われ松子の一生』『LOFT ロフト』)
    • 第80回キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞(『嫌われ松子の一生』『LOFT ロフト』『7月24日通りのクリスマス』)
    • 第61回毎日映画コンクール 女優主演賞(『嫌われ松子の一生』)
    • 第11回日本インターネット映画大賞 主演女優賞(『嫌われ松子の一生』『LOFT ロフト』)
    • 第1回アジア・フィルム・アワード 主演女優賞(『嫌われ松子の一生』)
    • 第24回日本映画プロフェッショナル大賞 主演女優賞(『嫌われ松子の一生』『LOFT ロフト』)
  • 2007年度
    • 第31回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(『自虐の詩』)
  • 2009年度
    • 第33回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞(『ゼロの焦点』)
    • 第14回日本インターネット映画大賞 助演女優賞(『ゼロの焦点』)
    • 第1回日本シアタースタッフ映画祭 助演女優賞(『ゼロの焦点』)
  • 2011年度
    • 第35回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(『阪急電車〜片道15分の奇跡〜』)
  • 2013年度
    • 第37回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞(『利休にたずねよ』)
  • 2014年度
    • 第9回アジア・フィルム・アワード Excellence in Asian Cinema Award

舞台

  • 2011年度
    • 第46回紀伊國屋演劇賞 個人賞(『猟銃』)
    • 第19回読売演劇大賞 優秀女優賞(『猟銃』)
  • 2013年度
    • 第21回読売演劇大賞 最優秀女優賞(『ロスト・イン・ヨンカーズ』)

テレビドラマ

  • 1998年度
    • 第18回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞(『ハルモニア この愛の涯て』)
    • 第20回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞(『ケイゾク』)
  • 1999年度
    • 第37回ギャラクシー賞 テレビ部門 個人賞 (『ケイゾク』『ゲームの達人』『女医』)
  • 2001年度
    • 第32回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 ベストドレッサー賞(『恋するトップレディ』)

その他

  • 2000年度
    • 第24回 エランドール賞 新人賞

 

出演映画作品は以下の通り:

  • 大失恋。(1995年1月21日、東映) - 麻美 役
  • BeRLiN(1995年12月23日、KSS) - キョーコ 役
  • リングシリーズ(東宝)
    • リング(1998年1月31日) - 高野舞 役
    • らせん(1998年1月31日) - 高野舞 役
    • リング2(1999年1月23日) - 高野舞 役
  • ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer(2000年3月4日、東宝) - 柴田純 役
  • カオス(2000年10月21日、タキコーポレーション) - 津島さと美 役
  • 壬生義士伝(2003年1月18日、松竹) - ぬい 役 ※日本アカデミー賞助演女優賞ノミネート
  • ホテルビーナス(2004年3月6日、アスミック・エース / 松竹) - ヒロイン・ワイフ 役
  • 雨鱒の川(2004年11月13日、ミコット&バサラ) - 加藤沙月 役
  • 約三十の嘘(2004年12月18日、アスミック・エース) - ヒロイン・宝田真智子 役
  • 電車男(2005年6月4日、東宝) - ヒロイン・エルメス 役
  • 疾走(2005年12月17日、角川映画) - アカネ 役
  • 力道山(2006年3月4日、SPE) - 綾 役
  • 嫌われ松子の一生(2006年5月27日、東宝) - 川尻松子 役 ※日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞
  • LOFT ロフト(2006年、ファントム・フィルム) - 春名礼子 役
  • 7月24日通りのクリスマス(2006年11月3日、東宝) - 本田サユリ 役
  • あかね空(2007年3月31日、角川ヘラルド) - おふみ 役
  • ストリングス〜愛と絆の旅路(2007年4月28日、エイベックス・エンタテインメント) - ジータ 役(声の出演)
  • 自虐の詩(2007年10月27日、松竹) - 森田幸江 役
  • シルク(2008年1月19日、アスミック・エース) - マダム・ブランシェ 役
  • しあわせのかおり(2008年10月12日、東映) - 山下貴子 役
  • ゼロの焦点(2009年11月14日、東宝) - 室田佐知子 役
  • スイートリトルライズ(2010年3月13日、ブロードメディア・スタジオ) - 岩本瑠璃子 役
  • それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌(2010年7月10日、東京テアトル / メディアボックス) - カーナ 役(声の主演)
  • 阪急電車 片道15分の奇跡 (2011年4月29日、東宝) - 高瀬翔子 役
  • 源氏物語 千年の謎 (2011年12月10日、東宝) - 紫式部 役
  • ひまわりと子犬の7日間 (2013年3月16日、松竹) - 五十嵐美久 役
  • リアル〜完全なる首長竜の日〜(2013年6月1日、東宝) - 相原栄子 役
  • 清須会議(2013年11月9日、東宝) -  役
  • 利休にたずねよ(2013年12月7日、東映) - 宗恩 役
  • 渇き。(2014年6月27日、ギャガ) - 東里恵 役
  • 繕い裁つ人(2015年1月31日、ギャガ) - 南市江 役
  • FOUJITA(2015年11月14日、KADOKAWA) - 藤田君代 役
  • ボヤージュ・オブ・タイム(2017年3月10日、ギャガ) - 日本語版語り
  • 総理の夫(2021年9月23日) - 相馬凛子 役(田中圭とのダブル主演)

 

 

これから、中谷美紀の出演映画作品をひとつずつレビューして行きます。

 

お楽しみに。