「不良番長 一網打尽」
1972年9月14日公開。
シリーズ第15作。
- キャスト
- 梅宮辰夫 (神坂弘)
- 山城新伍 (五郎)
- ひし美ゆり子 (ヨーコ)
- 真理アンヌ (真弓)
- 安岡力也 (アパッチ)
- 久保浩 (シック)
- 鈴木やすし (ジャブ)
- 室田日出男 (西島)
- 堀田真三 (河合)
- 八名信夫 (三木)
- 誠直也 (サブ)
- 大下哲矢
- 花田達 (安田)
- 内田朝雄 (大滝栄之助)
- 京唄子・鳳啓助
- 大泉滉 (酔客)
- 由利徹 (牧師)
- 福富太郎 (キャバレー太郎)
- 藤竜也 (力石一)
- 渡瀬恒彦 (新郎)
- スタッフ
- 監督 野田幸男
- 企画 吉田達
- 脚本 松本功、山本英明
![ひし美ゆり子 不良番長 一網打尽 劇場ポスター(その他)|売買されたオークション情報、yahooの商品情報をアーカイブ公開 - オークファン(aucfan.com)](https://auctions.afimg.jp/w107221123/ya/image/w107221123.2.jpg)
あらすじ:
一匹狼の神坂弘(梅宮辰夫)にとって生まれ育った新宿を我もの顔縄張りを張る暴力団、大東共友会の存在を認めることはできなかった。
そこで神坂は、アパッチ、シック、ジャブ等グレン隊とカポネ団を結成、自らリーダーとなって共友会と対抗することにした。
グループの初仕事として故買品を隠してある倉庫へ警察官に扮して襲い、なんなく盗品を押収してしまった。
数日後、神坂たちが豪遊していたキャバレーが突然火事となり、大騒動。そしてそのキャバレーのマネージャー・五郎(山城新伍)と知り合う。
この五郎という男、ガメツさにかけては神坂をも舌をまくほどで、焼け残ったツケ伝票を利用して次々と金を賭いでいった。
そんな時、神坂と刑務所仲間だった力石(藤竜也)がカポネ団の前に現われた。
共友会の幹部である力石は、出所後には共友会々長の大滝(内田朝雄)にけむたがられていた。
神坂は力石の態度から殺しの命を受けていることを察知した。
だが、力石は自分を裏切った共友会に抵抗するかのように神坂を屁い、自ら組員の銃弾を浴びて倒れ、神坂に共友会の麻薬の取り引き場所を口走って息を引き取った。
散々痛めつけられた共友会への仕返しにカポネ団は沸き立った。
翌日、神坂以下、八人のカポネ団は、オートバイに乗り、揃いのライダールックに身を固めてライフル、マシンガン、ダイナマイトを携えて立ち向かって行った。
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コメント:
シリーズ第15作。
まず「オー番長」しか言わない主題歌にやられた。
タイトルも主題歌も番長を前面に出しているものの、実際は愚連隊のリーダーといった役割。
そして、歌あり踊りありエロありアクションありで、ストーリーはデタラメだしリアリティのかけらもない。
タイトルも主題歌も番長を前面に出しているものの、実際は愚連隊のリーダーといった役割。
そして、歌あり踊りありエロありアクションありで、ストーリーはデタラメだしリアリティのかけらもない。
だが、ここまで徹底されると、おもしろかったらなんでもいいだろ! という作り手の矜持を感じる。
嫌いじゃない。むしろ好き。
嫌いじゃない。むしろ好き。
藤竜也が今回も出演しているが、ここでは梅宮辰夫のムショ仲間を演じていて、梅宮をかばって死んでゆくという、かなり存在感がある役どころだ。
今現在自主規制されている単語が出てきたり、全裸女性が街中を走ったり、今ではできないことがなされていて、やっぱりこの時代の映画はおもしろい。
衣装のセンスもこの時代ならではだ。
西新宿辺りの今とは違う光景も興味深い。
スタートからスピードもパワーも全開で、半分を過ぎるくらいからお腹いっぱいになり、残りは満腹のところにおいしいものを無理矢理詰め込まれているかのような感覚。
おいしいやら苦しいやら。
今現在自主規制されている単語が出てきたり、全裸女性が街中を走ったり、今ではできないことがなされていて、やっぱりこの時代の映画はおもしろい。
衣装のセンスもこの時代ならではだ。
西新宿辺りの今とは違う光景も興味深い。
スタートからスピードもパワーも全開で、半分を過ぎるくらいからお腹いっぱいになり、残りは満腹のところにおいしいものを無理矢理詰め込まれているかのような感覚。
おいしいやら苦しいやら。
ここまでギャグを集中されると、東映という会社は吉本と同じかと思ってしまう。
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