ブルース・ウィリスの映画 「スリー・リバーズ」 サラ・ジェシカ・パーカー共演の大ヒット映画! | 人生・嵐も晴れもあり!

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「スリー・リバーズ」

(原題: Striking Distance

 

 

「スリー・リバーズ」 予告編

 

1993年10月30日日本公開。

ピッツバーグを舞台にしたアクション映画。

興行収入:24百万ドル。

 

脚本:ローディー・ヘリントン、マーティン・カプラン

監督:ローディー・ヘリントン

出演者:

ブルース・ウィリス、サラ・ジェシカ・パーカー、デニス・ファリーナ、トム・サイズモア、ロバート・パストレリ、ジョン・マホーニー

 

 

あらすじ:

ピッツバーグ市警察殺人課の刑事トム・ハーディ(ブルース・ウィリス)は五代続いた警察官一家の出身。

父ヴィンス(ジョン・マホーニー)は殺人課主任で、叔父ニック(デニス・ファリーナ)とその息子ダニー(トム・サイズモア)とジミー(ロバート・パストレリ)も警官である。

1991年若い女性を狙った猟奇連続殺人事件が起き、その捜査の途中でヴィンスは何者かに銃撃され命を落とした。

数日後犯人が逮捕された。

それと同時にジミーが過剰捜査の暴力行為で告発され、一部始終を目撃したトムの証言によって有罪となる。

ジミーは河に身を投げ、ダニーはトムを激しく責めたてた。

2年後、トムは河川レスキュー隊に配属されていた。

一方ニックは殺人課主任に、ダニーは弟の自殺以来行方不明となっていた。

ある日トムはパトロール中に、川面に浮かぶ若い女の惨殺死体を発見した。

しかもそれはトムの元恋人だった。

そんな時、ダニーが街に2年振りに姿を現わした。

トムの前に新しい相棒ジョー・クリストマン(サラ・ジェシカ・パーカー)がやって来た。

セクシーなブロンド美女だが有能な救助隊員だ。

ある夜トムのハウスボートに女の悲痛なうめき声の電話がかかり、銃声が轟いた。

過去の事件との関連性を感じたトムは密かに父の事件の洗い直しを始めるが、ニックに事件は解決済みと言い放たれる。

河でまた女の死体があがった。

犠牲者はトムのガールフレンドのデビーだ。

現場にニックとダニーが姿を現わし、叔父とトムは捜査方法をめぐって完全に決裂した。

警察関係のパーティに出席したトムとジョーは、帰りに寄ったトムのハウスボートでいつしか愛し合っていた。

ジョーは何者かに誘拐され、トムは犯人を追う。

実は犯人は死んだはずのトムのいとこジミーで、父ヴィンスを誤って殺したのがニックだということもわかる。

トムはジミーを追いつめ殺害、ジョーは救われるのだった。

 

Striking Distance (1993) - Rotten Tomatoes

 

コメント:

 

邦題の「スリー・リバーズ」は、アルゲイニー川とモノンガヘイラ川が合流してできるオハイオ川という計3本の川を表している。

3つの河川が合流するスリー・リバーズ・シティと別称されるピッツバーグを舞台にした映画。

この合流地点一帯がピッツバーグのダウンタウンを形成しており、この映画の舞台となっているのだ。

原題の「Striking Distance」は、「すぐそば」「手の届く所」の意。

 

「ダイ・ハード」以来はみ出し者の一匹狼刑事のイメージがついてしまった、ブルース・ウィリスは本作でも似たような設定。

いとこでパートナでもあった警官の行き過ぎ捜査を証言した為に警官仲間からは総すかんを食い、更には連続殺人魔を警官らしいといったことで左遷される。

左遷先の水上警備隊にいるところで、再び連続殺人鬼が表れ、しかも自分が昔付き合ってた女性が次々に殺される。

孤軍奮闘の捜査の果てに行き着いた事実は…。

途中からは展開が読めてくるがアクション映画としては実に面白い。

 

サラ・ジェシカ・パーカーがウィリスのバディであり、恋人。

当時28歳。

本作ではまだ若々しく、5年後にあのテレビシリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ』で、主人公のキャリー・ブラッドショーを演じ、人気を不動のものとした女優とは思えない雰囲気だ。

 

SARAH JESSICA PARKER STRIKING DISTANCE (1993 Stock Photo - Alamy

 

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