AFPが各国当局の発表に基づき日本時間17日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は58万5750人に増加しました。
中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で1366万780人の感染が確認され、少なくとも744万2700人が回復しました。
日本においては、7月17日現在の厚生労働省が発表した数値は以下の通りです。
国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は23,473例、死亡者は985名となりました。
また、入院治療等を要する者は3,400名、退院又は療養解除となった者は19,096名となりました。
では、インフルエンザはどんな感じでしょうか。
日本において、2019年にインフルエンザで亡くなった方は3000人を越えています(関連死を含めれば更に多くなり、1万人を越えます。また、感染者数は約1000万人です。)。
昨年だけではありません、2012年以降、毎年1000人以上の方が季節性インフルエンザで亡くなられています。
今年は暖冬であることと、新型コロナウイルス対策によって例年以上に手洗い・うがい・消毒やマスクの着用が徹底されていることもあり、2019年よりも減少すると考えられています。
しかし、死者がゼロというわけではありません。また、米国では1万人以上がインフルエンザで亡くなっています(米国は毎年1万人以上が死亡。多い年は6万人を超えています)。
*3月末で米国の死者数は2万5千人を超えており、3万人を突破したという情報もあります。
全世界ではインフルエンザで毎年20~50万人が亡くなっており、関連死を含めると100万人を越えます(感染者数は14億~21億人)。
つまり、新型コロナウィルスが突出して恐ろしいという事ではないという事です。
新型コロナウィルスも、インフルエンザのように治療薬とワクチンが開発されて普及すれば、それほど恐れることはなくなるでしょう。
恐らく、あと数ヶ月で治療薬は確定して市販もされる日が来るのではないかと期待されます。
もう少しの辛抱です!