たくさんのことが日本滞在中にあって、すっかり忘れてた。
京都に行った目的のひとつは、着物をレンタルして着ること。
日本旅行が決まる前から、娘は「着物を着てみたい」とず〜っとず〜〜っと言うとった。『鬼滅の刃』見たりなんやらで憧れてたらしい。
旅行が決まってからレンタル&撮影の店を心斎橋あたりで探してみたものの、なんか高いんよね。きちんとした着物を着付けてもろて、さらにプロのカメラマン同行で撮影、となると4〜5万円はする。
これはちょっとしんどい。いくら円安やっちゅーても、しんどい。
そうしたらば、Xでこの頃よく見てる京都のホテルマンが「京都なら5,000円前後で着物レンタルできる」てちらりと言うてはったの。
早速検索しあちこち比較し、すぐに良さそうなとこが見つかった。ありがとう、ホテルマン!
平日の午後という暇そうな時間帯にお店へ4人家族+昔からの悪友という5人で行った。
お店にはたくさんの着物がずらりとハンガーにかけられており、プラン内で好きなものを選べる。娘とうちが「うわぁ〜」となってる間に「ほな、男性陣は奥へ」と連行されていった。男性を先に着付けるんやて。すぐ終わるからやなw
娘とうちの着物選びはすごく時間がかかった。
これってどうなんかなぁ…って柄もあるねん。うちは着物のことはほぼ何もわからんから「これ着たらどうなる?」てのが想像しづらい。
そんな中、娘がSサイズから素敵な柄を2〜3発見。ほんまに素敵。オレンジか水色かで悩み倒す中、友人が「ちょっと表に出て、太陽の下で顔に着物を当てて撮影しようや」と助けてくれた。
うちはその間、本絹の上品な柄を2つ発見。
お店の女性に絹はちょっと暑いです〜って言われたけど、気に入ったんでその中のひとつに決めた。実際その日の京都は暑かったけど、着物を着ても思ったほどしんどくなかった。襟足が開いてるからかな?
着物を選んだら、帯と帯締めとバッグも合わせて選ぶ。
ここでまた時間かかる(^◇^;)
その甲斐あって、娘が選んだ帯は着物と非常によく合い、娘にも似合ってぴったりやった
着付けてもろて、髪の毛も選んだ髪飾りと共に綺麗にセットしてもろて、娘もうちもご機嫌です。
親バカでは無いうちでも、仕上がった娘は超可愛かったと今も写真見て思う。
そして夫と息子が待ってるところへ参上。彼らも、特に夫がやたら着物が似合っててワロタ
友人は着物は着ないけど、撮影担当するで〜て言うてくれた通り、バシバシ撮影してくれた。
八坂神社うろついて、清水さんへ向かう道をしゃなりしゃなり歩いて、足は少し痛くなったけど楽しかった(草履は柔らかくて素人向け♪)。
あちこちに同様に着物をレンタルした外国人観光客がおった。それはええねんけど、どこでどうしたんて感じの着方をしてる外国人女性も結構おった。その中のひとりの女児は、友人とうちとで「あれ、どうみても売られた女児のお引きずりさんやんな…」て言う感じやった。
『はいからさんが通る』のおひきずりさん(画像:moemoteanime.blog.jpより)
着崩れも裾が開くのも気にせんとのっしのっし歩く外国人女性は、なんちゅーか…まぁ、あれやな。うん。
まぁ、ご本人が楽しい思い出になったらそれでよろしい。
聞くところによると、特にシナさまなんぞはシナさま経営のお店で(シナさまチョイスの)(安っぽい)着物(もどき?)をシナさまが着付けるらしい。インバウンドや〜っちゅーても、シナ金はシナ業界内で回して地元は迷惑被るだけみたいな?
うちらの着物姿の写真を親友に見せたら、着付けができる彼女は「ちゃんとしたとこで着付けてもろてんね」と太鼓判押してくれた。
上から下まで全部揃えてもろて、それでひとり$35で済むってことで、円安様様
お店の人たちも感じがよく、着物選びに悩むうちらにも辛抱強く付き合ってくれて、有難かったです。
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家族そろって着物を着る機会は最初で最後になりそうなので、実行して良かったなぁ〜と写真を見ながら今もしみじみするわ
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