このたびの一泊旅行先は、秘境やったニヤニヤ

その地は、洞川温泉。

 

どこや〜!?

 

奈良の山奥や〜。

 

近鉄電車で阿部野橋駅から吉野行き特急に乗って、下市口駅下車。そこから奈良交通のバスで1時間強。

修験道の秘密特訓場所やったという。

山有り川あり滝あり、そして温泉ありで、特訓にはもってこいやね。しかも都から離れてる。

 

小さい村、というか天川村の一部が洞川温泉。

天川村自体は広くて、車がないと全体を回るのは難しい。日本で同僚たちとアドベンチャーなドライブで到達できたのが天川村の中にある天河神社。

 

縁があるんかな、天川村。

 

そこに行くことにしたんは、1泊で旅館に泊まりたいと思って検索しててん。温泉があって、宿泊費が高すぎず、部屋風呂のあるところで見つかったんよ。最初は別の温泉宿見つけてたのが、なんでか洞川温泉に落ち着いた。なんでやったのか、理由が思い出せん。

予約後に気づいたら天川村やったという。

 

予定通りに順調に洞川温泉に到着してすぐに、情緒たっぷりの光景にうきうき。

宿に荷物を預かってもらい、早速散策に出る。

この川がこの集落(というのか?)を貫いて、すべてがこの周りに集まってる。遅いランチを食べたところから見える綺麗な川。

あちこちにお稲荷さんが大小様々な規模で祀られまくりで、娘が「鳥居とお稲荷さんが可愛い〜」と気に入ってよく拝んでた。

このあと宿のチェックインに戻り、案内されたお部屋がとっても素敵で居心地良いんで、皆でくつろぎまくり。

夫に「あちこち行こう、あれもこれも回ろう」「いつ出る?」て聞いてたのに、夫は「もうちょっと待って〜」て言いながらスマホでニュース見てる間に寝落ちしとるやん(•'Д'• ۶)۶ ナンダッテ

 

やっとこさ散策に出たのはもう16時をとっくに過ぎてた。

宿のご主人に行きたい場所のことを尋ねたら「今からやったら、もうすぐ閉まるから明日のがええよ」と言われて内心ガーン。

それでも下見を兼ねてウロウロすることにし、洞川温泉の鎮守でもある龍泉寺に行ってみた。

 

予想より遥かに立派でええ味出してるとこやった。

 

広いし、素敵な庭が広がってるし、たくさんの古く朽ちかけたお地蔵さん(というのか?)が苔むして圧巻やし、しめ縄つけてる箇所が少なくとも2箇所。

そのひとつが滝行。

息子にはふざけんように脅しをたっぷりかけた後やったから、彼もこの場所をおとなしく眺めてたニヤニヤ

修行用の衣も借りられるんやて。あの滝って打たれたらどんなけ痛いんかな。

 

宿に戻り、夫と子供達がびっくりした旅館の夕食を堪能。鮎の丸ごと塩焼きは、夫は「うわぁ〜と感心するけど、食べられない(^◇^;)」て言う。まぁ、仏人には厳しいわな。なのでうちがちょいちょいと夫のも頂いた。子供達も無理っちゅーから、すべてちょいちょいと頂いた。

鮎かてせっかく生まれて立派に育って綺麗に焼かれたのに、一口も食べられずに捨てられたら成仏できへんやろ。

 

そして娘と温泉に入る。

娘は部屋風呂やなく、温泉センターのお風呂に行ってみたかってん。せやけど部屋・旅館にお風呂あるのに、なんでわざわざ歩いて行かないかんねんと、おかんは却下。せやから旅館の広いお風呂に一緒に行った。

それから浴衣に着替えて、ちょびっとだけ散策。

ふわっと灯った提灯が侘び寂び感たっぷりやったで〜♡ 派手やなく、ほんわかする。

 

翌日はうちが楽しみにしていた鍾乳洞へ。

急勾配を登るトロッコモノレールに乗り、鍾乳洞入り口へ。内部温度は8℃で超爽やか滝汗 この日も暑かったんで、生き返る気分(を少しだけ通り越した)。

鍾乳洞内部は足元が滑りやすく、背の高い夫が頭をぶつけそうになるような状況に加えて、上からぽたりぽたりとお水が落ちてくる。

綺麗な光に照らされて、とても幻想的。

そして生き物発見!

わかるかな〜?

夫が見つけた。最初は気づかんかったけど、少し動いたんで「あれ?」と見て分かった。鍾乳洞内では石に同化な色で非常にわかりづらい。

何を食べて生きてんのやろ。虫、おるんかねぇ?

 

こうして15分ほどの小さな冒険(?)は終わった。

なんかね、なんか良かった。すごい楽しかった(*´꒳`*)

 

で、この鍾乳洞から森っちゅーのか林っちゅーのかを抜ける。

ちゃんと道はあり、そこから上を見上げたところ。

誰にも出くわさず20分ほど歩いて、次のお目当てに到着。

かりがね橋という吊り橋。

高いところが苦手なうちは、競走馬のように両目の脇をできるだけ隠してひたすら前だけ向いて急いで通った。半分過ぎたあたりから、下半身が冷えてく感じでな、やばかった滝汗 うち以外の3人はケロッとして景色を眺めながら通った。

 

ここから展望台に行き、眼下に広がる光景を見る。

色々あって、河鹿の滝というところにもなんとか辿り着いた。

下流の写真。なんかきっぱりとした気品と聖域的雰囲気がこっちのが伝わるかな〜と。

もっとゆっくりこのあたりを散策したかったけど、帰りのバスの時間の関係で超急いで宿に引き返し、預かってもらってた荷物を引き取ってバスの駅まで送ってもろた。

 

派手さを求める人にはおすすめしない洞川温泉。

山奥でひっそり息づく日本の深い部分にそっと触れてみたい人なら、その味わいを堪能できる場所やね。

 

東京・大阪・京都・空港・新幹線といったものとはまったく異なる世界を夫と子供達に見せることができて良かった。

帰りは近鉄電車の特別な特急「青の交響曲」という電車で少し豪華に。車内で食べ物が買えるし、スタッフはみな感じ良いし、なんちゅーてもトイレがあまりにもぶっとんでた。

楽し過ぎて、下市口駅から阿部野橋駅まですご〜く短く感じたやん。

 

良い旅に終わって、うちは満足です(*´꒳`*)

 

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