うちの誕生日はまだ少し先でも、DMV(運転免許証や車両登録を扱う役所で、来場者を家畜のように扱うことで有名)から「運転免許証を更新してや」と案内が早めに到着。
そこには
「過去2回の更新は郵送だけで済ませたんで、今回は来場してや」
「今回は視力検査と指紋採取と写真撮影が必要」
とのありがた〜いメッセージ
でも書類手続きと更新費用支払いはオンラインで可能なので、やれることだけさっさとやることに。カリフォルニア州のDMVウェブサイトに入り、
そこでちまちまと質問に答えながら進んだら
「選挙人登録しとく?」
との質問が。
おぉ〜、これも忘れたらアカンね! 最も近い投票の可能性は、無能な州恥部もとい知事ギャビン・ニューサムのリコールがらみ。リコール賛成の投票ができるかしら♡ めでたくリコールできたあかつきには知事選挙の投票やね♡
この登録は言語が選べます。
リストは使われる言語の多い順やないかな〜。
米国市民ですか?の質問にはYes高須です。
最後の「答えたくない」って何よね? 「今週エッチしましたか?」て質問ちゃうのに。
必要事項に答えていくとやがて支持政党を選ぶ箇所に到達。
うーむ。現状うちは共和党支持者というのが一番近いけど、どこぞの投票所では使うとエラーになって投票用紙が無効になる油性ペンを共和党支持者にだけ渡すといういかにも左翼的姑息な嫌がらせが多発したしなぁ。
でも「無党派です」を選ぶと「特定の選挙に投票できない可能性(may not be able to vote for)」とあるから、これも困る。
この「may not vote」の範囲を正確に把握してない以上、共和党支持者として迫害を受けるとしても素直に登録しとくしかない
で、クレカを使うと手数料80セント余分に支払うことになるけど、夫が小切手嫌いやからクレカでさくっと38ドルの更新料を払って完了。
でも実際にDMVオフィスに参上する予約に非常に手間取った。
「予約はこちらから」と明確に記されてる箇所が簡単に見つからんのよ
ここか?と試してみたら、それは「列に並ぶ」というもので、つまりはウェイティング・リストへの参加。DMVの近くにいるor駐車場にすでに到着している人が、オンラインで順番待ち登録をするという種類。
ちゃいまんがなー。
うちは日付と時間をさくっと決めてしまいたいんや〜。
なんとかかんとかでその部分にたどり着いたら、そこではわりと簡単に来週の予約が取れたやん
あ〜、やれやれ。
と夫に言うたら「リアルIDの免許証だよね?」と念押しで聞かれた。
リアルID。
これもDMVのウェブサイトではビミョーに混乱させてくる。
トランプのおやっさんが大統領の時に決まった新しい法律やねん。国内線でも飛行機搭乗の際にはリアルID提示が必要、と。
運転免許証やIDをDMVは発行してくれるけど、州によっては不法移民相手にもそれらを発行するねん。
どことは言わへんけど、アホなパヨクがぶいぶい言わせてるカリフォルニア州とか
どうやったらアンドキュメンテッド(米国に住むにあたって正式な書類を持たない)状態の人のIDを公的機関が発行できるのか、非常に謎。過去記事書いてますので、末尾にリンク貼っとくわ〜。
結果、全米の運転免許証やIDの信頼度が落ちた。まともな他州はエエ迷惑やで。
というわけで本当に信頼のできるIDということで「リアルID」という、IDより更に一段上の存在がうまれたわけっす。
現在カリフォルニア州では、運転免許証、リアルID付きの運転免許証、ID、リアルIDという4つの身分証明証が存在。
(上はリニューアル希望のみ。リアルIDは新しいので、まだリニューアル時期に来た人は誰もいないはず)
昨年すでにリアルIDの切り替えが進んでて、夫が「飛行機に乗る時にはリアルIDが必要や」て焦ってたけど、うちは「有効期限残ってるのに慌てて切り替えたらもったいない。免許証更新時にリアルID付きにしたらええやん。それまでに飛行機に乗る必要あったら、国内線でもパスポートを持ってきゃええんや」と節約優先にした。
さて、リアルID付きの運転免許証に切り替えるには何が必要かなーと確認したら、かなり面倒くさいよ?
出生証明書だの市民権取得証明証だのに加えて、現在住んでいる場所の証明として住所が印字された郵便物(わりと公的なもの…政府発行の物の他にローン支払いお知らせや光熱費請求など)がふたつ必要。
これ↓はこの中から選べ群の一部。
そして気づいた。
ソーシャル・セキュリティ・ナンバーが記載されたものも必要であり「アップデートされてないものを出すと手続きに遅延発生の可能性あるで」との脅し文句が
いや〜ん、うち、まだ永住権保持者のままで放置してたわ。てか、永住者用にアップデートもしてへんのんちゃうか…だって「労働用にはあらず」て印字がまだ残ってるんやもん(*ノω・*)テヘ テヘやないで、テヘ、や。
つまりは、これをアップデートしておかんかったら、意地悪揃いの強面おばはんがよりどりみどりのDMVの窓口で
「は? 何これ、ざけてんの? やりなおーしっ。ペッ。次(の人)ーっ!」
と蹴散らされかねん
てことで、苦闘の末にやっとこなしたDMVの予約を取り消した。
まずは先にソーシャル・セキュリティ・オフィスの予約を取らないと
まぁ、まだ更新には時間あるからええけどさ…。
と、こんな感じでメリケン市民なりたてのおばちゃんは四苦八苦してますねん。
そもそもリアルIDが必要な事態やなきゃ、さくっと免許証だけで簡単に終われたのにな。
ところでこんな質問もあったんよ。
選挙前に郵送で投票用紙を受け取りたいですか?
「もしYesでも(郵送でなく)投票所での投票もできます」てあるから、じゃあ先に郵送で受け取っておこうとYesにしたけどさ…。
カリフォルニア州は投票所でのID確認が不要な気狂い州のひとつ。民主党が狂い咲いている州はそんなアホな!?をリアルにやってる。でなきゃ、の〜んびりし過ぎてパヨクがいないワイオミングのようなのどかなところ…(^_^;)
この図はBusinessinsider.comより。全部やないけど危険なパヨク州は「ID確認? いらんで〜。(すでに郵便投票済でも不法移民でも誰でも民主党に)投票してって〜」て誘導ムンムン。
同じウェブサイトでは民主党と共和党の全米での変遷動画もあって、結構おもしろい。
と、ついつい横道に逸れてしまって、またまた時間がかかったやん
SSオフィスへの予約は明日しよっと…。
不法移民への運転免許証発行に関してこんな過去記事書いてます(古い順)。
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