娘に夜中に２回起こされながらも、まぁまぁ眠れた夜が開けた。
家中のブラインドを開けて回るんが好きなんよね〜。
玄関窓のブラインドを開けたら…あれ？なんや、あの車？
ドライブウェイ（ガレージシャッター前から道路までの間）の前に、乗用車が停まってるやん。
もし今すぐうちとこの車出すってなったら、出られへんやん。
ちょびっと眺めてたけど、車にエンジンがかかってるわけでもない。誰か中にいるような感じでもない。
ま、そのうちどっか行くやろうと思い、居間へ。
寝ぼけてるインコ達におはよう言うても無視されたんを無視し、大きな窓のブラインドを開けたら、それはそれは綺麗な朝の空が見えたで。
うっとりしばらく眺めて写真撮ろかと考えたけど、窓ガラスが雨で汚れてるんを放置してるから、アレですわ。
で、また表の通りが見えるとこへ戻ったら、誰かうちとこのゴミ箱漁ってるで!?
リサイクルのゴミ箱から、ボトル類を取り出してるおっさんがおるねん。
あ〜、ボトルをリサイクルセンターへ持ってったらサイズによって10円だのなんだのもらえるからな。
個人情報は一応シュレッダーしてるとはいえ、ゴミを散らかしっぱなしにするとかこっちが困るようなことされても嫌やから、しばらく窓からは離れたとこでじ〜って見てた。
おっさん、うちの視線に気づいたか、動きを止めてこちらをじ〜って見返してくる。
で、また漁る。
で、また動きを止めてこちらを見てくる。
見られてるおっさんも居心地悪いかして、ボトルを潰す作業はそこそこで止めて、うちのドライブウェイ前に駐めてた乗用車のトランクにボトルを放り込んで去ってった。
このおっさん、見覚えあり。
前にもうちとこのリサイクルゴミ箱からボトル類を取り出してた。
うちとこ、ペリエだの飲料水のガロンボトルだのいっぱい出すから、ええほじくり場認定したんやろう。
こういうボトルハンター（←いま命名した）は、実はぼちぼち見かけるねん。公園や観光地、海沿いにある公共ゴミ箱なんか狙い目らしく、でかいゴミ袋に獲物をせっせと詰め込んでる。
前に住んでたアパートの巨大ゴミ捨てコンテナなんて、ある日他所の人らが中に入り込んではボトルハンティングしてたもんな。
が、今朝のボトルハンターおやじってば、乗用車でハンティングするって、ちょっと贅沢ちゃいま？ ガソリン代かかるやん。ボトル10個ゲットしても、ガソリンで吹き飛ぶやろ。
立派なボトルハンターはちゃりんこでないと。
まぁ、これは犯罪でもないし、リサイクルがてら小遣い稼ぎしてるだけやし、おっさんに意地悪するつもりもあらへん。
廃棄ボトルにいちいち紙を詰めとくとか、ボトルにワイヤーつけて持っていけんようにするとか（何のためや）、ボトルだけゴミ収集車が来た時に出すとか…
って、うちもいちいち意地悪思いつく人やね？
過去にはこんな強者に驚いたことも。参照記事→『いや、ええけどなや…』
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