めでたく、うちの息子を“GATE(Gifted and Talented Education)プログラムに入れたってもええで~”との連絡を学校区から受けてん。
前にもろたテスト結果はあくまでも数値で、GATE認定するには日頃の学校の成績だのクラスでの頑張りだの、その辺も加えて考慮するらしい。
ほんでGATEのクラスがある小学校で説明会があったから、一家揃って行ってみた。
うちが一番興味あったんは、「何が普通のクラスとちゃうの?」ってとこ。
勉強ガンガンにさせて進度アップさせるのではないらしい。宿題も学年上がったら増えるけど、GATEクラスやからっちゅーてそのために増やすのともちゃうらしい。
どうも趣旨としては「子供の興味を広げて、色んな問題や対象へのアプローチ方法をたくさん学んでみよう!」って感じかな。
GATE認定された子らってのは、おおむね理解が早いらしい。←え…うちのも?
せやから学校の基本授業を早くこなせる分、時間の余裕ができる。その時間をどうせやったら有意義に使って、子供の可能性を広げてやろやないか!って考えてると、うちは受け止めた。
息子で言えば算数が好きやから、問題を楽しくさっさと解く。でも算数をゆっくりしたい子は時間が必要。
この時にできる生徒間の時間のギャップを分けて活用するってことやないかね。
説明会は最初講堂で開かれ、保護者と子供らが席につく。
でな、うちの息子の落ち着きないこと(;´Д`)ノ 恥ずかしすぎ。
なんでじっとしてられへんのかね? 近くに座ってる子らは男子でもちゃんとおとなしくしてるやん。
娘もついでに椅子の上で立ち上がるし(><;) 周囲の迷惑やっちゅーねん~っ。
クラスルーム訪問で、GATE担当の先生と話す機会があってん。
先生に聞いたよ「うちの息子、むっちゃbusyな奴なんですけど…」って。この場合のbusyって、ケツの定まらん奴みたいなニュアンスで、先生は一発で理解してくれた。
「男子やからね」やて。
「3年生になったら、かなり落ち着くようになりますよ」言うてくれはったのを、ものごっつ信じたいプリーズ。
お行儀に問題のある子も私は慣れてるし~って笑ってはった。
さて、GATEクラスでどんなことするねん?って気になるやんね。
説明あったけどさ、うちはそれらが実際どの程度普通クラスとちゃうもんなんかわからん。だってアメリカの普通のクラスって自分は体験してへんもん。
基本学習から少し外れて遊び心を刺激する研究だの実験だのをたくさん取り入れるのが特徴みたい。遠足もちょい多いような?
クラスルームに展示してある子供らの学習の作品だのを見るけど、これがGATE向けなん?普通のクラスでもこれくらいするんちゃう?とは思った。でも女子らしき生徒の文章3~4品見たら、字が綺麗やったのが羨ましい。読みやすっ。
先生にクラスはおおむねどんな子がいるんですか、競争心強いんが集まるんですかって尋ねたら、GATEやから特にどうって違いはない様子。
(芸術系に秀でた子もGATEやから、そっち系はアーティストとして温かい目で見よう。)
息子は新しいもん好きなんで、この新しい学校に通う気満々。遊具も目新しいから、さらに遊びたい気持ち満々。
で、ふと気づいて言う。「ファーンやダンやギャビーは? この学校に来るん? 遊べんかったら寂しい」
「今日の説明会に来てへんから、この学校には来ない可能性が高いな。でも学校が違っても、プレイデートはできるで。それに新しい学校でも新しい友だちができるやん」と慰めといた。
今日のうちのまとめとしては、GATEっちゅーても小学校の間は「子供らに将来への種を蒔いてみよか」って感じが強い。
一度認定されたら、高校までずっとGATEクラスへ優先して入れてもらえるというありがたいシステムになってると聞くと、これである種の教育実験でもして統計とってるんかな~?なんて考えてみたりするのはSF好きの性。
9月から新しい学校に押し込むには、学校区から届いた手紙に「よろしゅう頼みます」の返事を付けて送り返せばよろしいとのこと。
娘も幼稚園に入る予定やから、またがらっと新しい生活になるな~。
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