止まって動く〜ブログ内容も動く | 1/4世紀~詐欺師とペテン師

1/4世紀~詐欺師とペテン師

事実は小説より奇なり
この言葉がピタッとハマる…

重め恋愛日記と日常の日記
2部構成って感じです。

仲良くしてくれると尻尾振ります。

家の中にホースで水撒くのはやめましょう




おかしい申し出なのは分かってると

離婚前提の別居をお願いして

20年近く一緒にいた旦那さんが出て行く直前

なんでこんな事になったんだっけ

原因に至る話を書いてみようとブログを始めた

それが2017の夏

No.123まで1日に何話も書き上げた



なぜか10名足らずの方が

いつも読んで下さっていて

それが不思議でならなかった



2018からの2年間

華丸さんを呼んで色々あったので

見事にその間ブログは書く事も出来ずお休み

書けたのは彼が帰国の間に9話のみで132まで



休止前の足跡イイネには

今もやり取りが続く方が2名いて

私は時々2017年と記録されてるイイネ

その方々の名前を見て心を温める

いつもどんより恋愛迷子I. Iさん

単身赴任続行決定K♪ちゃん



2020のコロナ禍の初期

強制遠距離と同時に先の床板事件勃発

1人になったモノのまだブログは再開出来ず


2020の夏

ようやく本編の続きを書き始める事が出来た

書いたお話は「No.133」

現実世界が

ブログを開けるような状態になったという事



4年前…No.133頃になってようやく

他の人のブログを読んだら

イイネと押すのが礼儀なのか?と気付き

「読みました」の印を残し始めた

同時にイイネが急激に増えた(笑)


「お返し」なんだろうけど(このせいで)

「実際に」読んでる方がどなたなのか

全く分からなくなってしまった(笑)

…「お返し」って行為は困るよね



不思議な事にその中の数名の方は

No.1に戻り全てゆっくり読んで行くという

不気味な(私は貞子と呼んでいる)行動を取られ

それ以降現在まで交流は続いている


せめて200とか読んでから申請して下さ…

こう言う時「ムリだろ」心で思ってる南(笑)

でも貞子化する強者は稀に発生し

時折「号泣!」などコメントも残され

読み終え頃に再アメンバー申請してこられたり




休止前の最後に書いた本編はNo.132


行方不明だった彼から6年ぶりの連絡があり

パニックになってる私が

「会いに行く!」と告げたシーンの話



そのままピタリと更新を2年ストップ


(もしもだけど)そのたった数名の方が

続きを楽しみにされてたとしたら

盛り上がる所なだけに結構ヒドい(笑)



2020の再開時に

1人の方のブログを尋ねたら

2018のその方の記事に「外国のMさん」と

私の事を心配されてる日記があった


「1」に最初にイイネを残して下さった方でね

その方は長期入院をされていらして

「小説より波瀾万丈な貴女の人生を応援」

そんなメッセージが残されていた


再開を「楽しみだった」と喜んで下さった方

2年ほど前に他界され

今は名前の消えたイイネが残っている




さて。


当然だけど2020の夏

ブログ再開時に書いた本編はNo.133

「6年ぶりの再会直前」のお話で

98%の方々にとっては意味不明なお話だった


2020の夏というと

現実ではトレイシーが

不動産との揉め事の「お疲れ会」を開催し

かつての同僚達と再会した少し後である




そのNo.133をコピーしてみます

まだ華丸さんを「華丸」と記してました


休止明けの本編





華丸の携帯が
「お掛けになった電話番号は現在…」
というアナウンスに変わり
彼との唯一の連絡方法が消えたことを実感
エゼルとの再会時に火傷を負った砂浜錯乱事件

精神をこれ以上壊さないために
「棄てられたと思わずに
妄想の中の彼を信じてキラキラ頑張ろう!」
間違った自己防衛システムが入院中に発動

会社を興し、ひたすら走った

ビジネスは成功し、
華丸との約束のキラキラ笑顔を毎日キープ

その間、
興信所は消えた華丸を見つける事は出来ず

後々、
表面と内面のバランスの悪さから
視界を失ったりする不安定な私

そんな私に寄り添い
「それで良いんだよ」
「過去の傷は時間が癒してくれる」
そんな私を認めてくれた優しい亮と出会い



華丸が消えて6年



私の結婚式は3カ月後に迫っていた





真夏の大阪




優しい亮に
華丸さん、生きてた…大阪いるって
私、会いに行ってくる…


そのままを告げて飛んできたのは
最低の行為なんだろうか


余裕がなかった

とにかく心に余裕がなかった


「会わなきゃダメだ」

たった1つ浮かんだ考えのままに行動




そして日本
関空国際空港から新大阪
新大阪駅前のホテル




6年の間も行方不明だった男に
国際線乗って会いに来た私って何だろう

華丸は私の何だろう

私は何をしに来たんだろう

何を言いたいんだろう

私の心を占めているのは怒り?悲しみ?

私は何がしたいんだろう




ホテルに着いて一気にグルグル…



軽く嘔吐


歯磨き


嘔吐


歯磨き



良く調べもせずに予約したホテルの部屋から
「着きました。」とメール



呼吸がとにかく苦しかったのは
部屋の狭さだけのせいじゃないはず



6年の間は何も届かなかった受信箱に

「分かった。」 と返信メール




やっぱメールは出来るのねぇ…



華丸が生きていたという喜び
生きていたのになぜ?という複雑な感情


ゆっくり色んな感情が動き出し始めた