MS DOS、Windows 3.1 の時代からしばらくPCを趣味として自作してきた。
昔は秋葉原のパーツショップには様々な部品の調達で世話になった。
しかし最近はAMAZONで希望のパーツが大抵手に入り、とても便利になった。
周辺部品が主であるが、日本では注文すれば翌日、翌々日には配送されてくる。アメリカでも国内在庫があれば1週間程度で届いた。
2018年1月、久々に我が家のWindows PCを作り直した。
アメリカ時代に作ったCore2 Duo + Windows 7 機が遂にハードディスク動作不良になり、iPhone Xを買おうと思っていた予算をこちらに回し、最新のパーツで組みなおした。
以下の * 付きはAMAZONで購入したものである。
メインボードは Asus Prime Z370P
インテル第8世代4コア CPU
メモリ DDR4-2400 8GB
そして今回の主目的であるSSDへの換装
OSは、Windows 10 -64bit。 SSD とセット販売。
上記部品の組み合わせは購入した秋葉原ドスパラに任せた。基幹部品は相性確認が非常に重要で、ショップに任せるべきと考えている。
デスクトップPCの組み立て要領は基本的に20年前、Windows95 時代とあまり変わっていない。
PCケースはもう15年以上も使っているオールアルミニウムの星野金属製 Windy。
電源はANTEC、 緑の静音仕様である。これはアメリカで買い替えた。
旧メインボードを取り外し、Videoカード、ハードディスク、光学ドライブのケーブル類もすべて外す。
新しいメインボードに、CPU, メモリを装着。
メインボードをPCケースに取り付け、
細かいスイッチ、ライト系のケーブル類もマニュアルをみて接続
電源を接続。
HDMIケーブルでモニターを接続。
SSDは2.5 inch のエンクロージャー* に入れて、SATAケーブルを接続
光学Blue Rayドライブ* にもSATAケーブルを接続。
Wi-Fi LANアダプター* をUSB接続し、ネット接続可能な状態にする。
Windows 10 を光学ドライブからSSDにインストール。
その間、様々な標準設定、更新、ドライバーのインストールを施して、
難なく基本システムが立ち上がった。
最後にデータ用の2TB のハードディスクをSATA 接続。問題なく認識する。
昔はいつも何らかのトラブルが発生して大変苦労するのだが、新しい部品、新しいOSは進化しているためか、容易にセットアップができた。
SSDとハードディスクとの速度差は歴然で、SSDのWindows 10はあっという間に立ち上がり、そして終了する。
また使用中、スリーブ中も全くと言っていいほど無音である。
MS Office、Google Chrome そして iTune などApple 系のソフトのインストール。
Windows 7 時代に使っていたソフトのインストール、最新版*への更新などを施し、完成に近づける。
現在、前のPCの機能とデータを完全に引き継いだ新PCが快適に動いている。
TVチューナー
私のPCモニターは大型27インチ、HDMI 入力端子が2つある。
美しい白いボディーのHP製で、アメリカのCostco で$169 (税抜)で買った。
PCだけで使うのはもったいない。
私のPCは寝室にセットされているので、テレビとしても使いたい。
I-OデータのBCTX2*、テレビチューナーを買った。
AMAZONで18,000円程度。
リモコン操作感は普通のテレビと一緒である。地上波だけでなく、BSもつながる。
さらにUSB外付けハードディスクをつなげて、予約録画もできる。2.5インチノートPC用のハードディスクが余っていたので、エンクロージャー* をつけて、USB3.0 接続した。
一つ問題があった。音である。
モニターとはHDMIでつなげるが、モニターにはアンプ、スピーカーがない。
そこでAMZONを探すと、HDMIオーディオ分離器* なるものがあり2千円台で買える。こんなものは家電量販店では中々手に入らない。
これでHDMIでモニターに映像を送り、分配器のコンポジットからスピーカーのAUXにつなげばよい。
ポータブルBluetoothスピーカー* を持っていたので、PC音源はBluetoothで、テレビの音はAUXで接続した。PCと分配器から出る2本のHDMIケーブルをモニターの2つある入力端子に接続した。
これでPCとテレビの両用が実現した。
録画も綺麗な映像で全く問題ない。
キーボード*
これもアメリカ時代、AMAZONで買った。レノボのポイントスティック付きでUSB有線接続である。ワイヤレスキーボードや、Bluetooth キーボードは立ち上がりが悪く、切断しやすいので、キーボードは有線を好んだ。
Thinkpad 8
もう1台。Windows タブレットPCを持っている。
Thinkpad 8 - 8inch タッチパネル仕様。128GBのストレージ MS Office プレインストール
2015年当時、納期に半年近くかかった。キャンセルしようと思ったが耐えて待った。
当初はWindows 8。Windows 10に無償アップグレードした。
タブレットとしては使い勝手が悪く、まず文字が小さい、文字のタッチ入力がやりずらい、8インチWindows タブレットはダメだと結論づけた。
事実、アメリカではすぐに販売終了となった。
同じ8インチタブレットの iPad mini とは使いやすさにおいて極めて大きな差があった。
そしてポイントスティック付きのLenovo Bluetooth キーボード* を付けて使ってみたりしたが、使用目的が見つからない。それぞれ少し重いので2つを持ち歩くこともなかった。2つをセットすると、かなり恰好はいいのだが。
ついにこのタブレットPCの役割を見つけた。
Windows 7 デスクトップ機がどんどん遅くなってきて、Thinkpad 8を2台目のデスクトップの本体として利用する道を作った。
しかしThinkpad 8 のポートは、Micro USB と Micro HDMIの2つのみである。
これに充電、外部モニター接続、キーボードマウス等接続のためのUSBポートが必要になる。
それを実現できるのは Micro USB に接続するOTGケーブル*という、極めてちゃちで安価なケーブルが必要になる。これからUSB出力するための分配器類を接続していく。
しかしThinkpad 8 に適合するOTGケーブルに中々巡り合えず、4回目のAMAZON での発注で使えるOTGケーブルが入手できた。それも中国から直接発送されてきた。
AMAZONで USB3.0 ハブ*、USB-HDMI変換アダプタ*、HDMI分配器*を購入。
以下の写真のように接続。
ディスプレーの本体側設定は厄介であったが、しばらくはOffice、Web閲覧などの軽い作業は、このThinkpad 8 を本体とするPCで対応できた。何より立ち上がりが早いのがよかった。
しかし現在は、Thinkpad 8本体のIntel HDグラッフィクドライバーが何故か消滅してしまい、どこを探しても適合ドライバーが見つからない。それらしきドライバーがあってもインストールできないのである。
新しいPCができたこともあり、Thinkpad 8 はお箱入りとなってしまった。AMAZONで購入した部品類も同様、次の用途で役立つ機会を待っている状態である。
我が家にはそんな哀れな部品がごろごろしている。
タワーケースはATからATX仕様に変更済み
今でも使用可能です。