断酒と趣味
えー、私は多趣味です。
筋トレ、楽器の演奏、映画、読書、野球……
ですがアルコール浸けの日々だと、これらの趣味に一切見向きもしません。
一日中酒を飲みながらYouTubeでも眺めているだけでした。
なんて時間の無駄なんだ。
楽器演奏、特にギターに関しては一時期お金を貰ってステージに立ったり、プロのレコーディングに参加するくらい力を入れていましたが、アルコール依存症による連続飲酒によりギターもすっかり埃をかぶっていました。
しかし最近は断酒が安定しており、趣味に興じる時間が増えました。
『酒を飲んでる時間が何より幸せだ。』
という方はそれで良いでしょう。
ですが私にはお酒を趣味にする事はできないようです。
アルコール依存症の隠れ飲み
アルコール依存症の方々。
家族の前で堂々と飲むタイプですか?
隠れて飲むタイプですか?
私は後者でした。
妻が仕事へ出ている時間は家で堂々と飲んで、妻が帰宅する前に空き缶を棄てに行く。
妻が家に居る時は、用事があると嘘をついて出掛け、酒を買い公園のベンチでひたすら飲む。
それ以外のパターンでも隙あらば酒です。
隠してあった買い置きの酒が無くなり、買いに行くタイミングをうかがう。
妻が風呂に入り始めたらダッシュで近所のコンビニへ。
妻が風呂から上がるまでに戻って来なければならないのでね。
夜中は妻が寝静まってからそぉぉーーっと玄関のドアを開けコンビニへ。
因みに私は運転免許を持っていますが長年ペーパードライバーなので運転をしません。
犬を二頭買っているので、旅行に行く際は、犬も一緒に泊まれる宿やキャンプ場へ妻の運転で行きます。
その間も酒を身体に入れる隙をうかがっていました。
途中、コンビニに寄ったら、『腹が痛くてトイレに行くから車で待っていてくれ。』と嘘をつき速攻で酒を購入。
後で飲むためのポケットサイズのウイスキー。
車に戻るまえに飲むストロング酎ハイを数本。
車に戻る前に、トイレでストロング酎ハイを身体に流し込み、なに食わぬ顔で車に戻りますが、妻から『変な臭いがす。酒飲んだでしょ?』バレバレです。
思い返すと本当にバカで稚拙で哀れな行動ばかりしていました。
脳がアルコールに支配されていました。
今日はアルコール依存症クリニックの受診日です。
アルコールに関するバカ行動は書ききれませんのでまた今度……
私の飲酒暦と酒量
初めてお酒を飲んだのは17歳の頃。
悪い先輩に『男は酒とタバコくらい出来なきゃだめだ!』と誘われました。
翌日酷い二日酔いになり、『二度と酒なんて飲むまい!』と思ったものの、二日酔いが治り先輩に誘われたらまたガッツリ飲むの繰り返しでどんどんアルコールに耐性がつきました。
最初は誘われたら飲む程度でしたが、そのうちに習慣飲酒が始まり、その頃の酒量はビールを二本程度飲んだ後、ワイン一本くらいでした。
これでも充分多いですね。
20歳頃から夜勤のバイトを始め、バイトが終わるのが朝6時で、帰って昼過ぎまで飲んで寝る。
今思うと、この頃から明るい時間に酒を飲む事に全く抵抗が無くなりましたね。
夜勤なんだから朝飲むのは当たり前、といった具合です。
24歳くらいに就職したのですが、慣れない仕事のストレスで酒量が激増。
習慣飲酒から連続飲酒へ移行。
仕事中に隠れて飲む事は無かったものの、仕事前から飲んでいました。
朝起きてすぐ身体にアルコールを入れないと身体が動かないのです。
現在通っているアルコール依存症専門のクリニックに通い始めた頃の1日の酒量は、アルコール依存症者御用達のストロング酎ハイ500mlを8本程。
今考えると恐ろしい量ですが、平気飲んでいました。
こうして過去を振り返るのは、回復に向けてとても良い事です。