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アジアNo1を目指すベンチャーキャピタリストのアメブロ

サイバーエージェント・ベンチャーズ代表のブログです。ネットビジネスに特化したアジアNO1のベンチャーキャピタルを目指して、世界を変えるネットビジネスを日々考え、日々探しています。皆さまよろしくお願いいたします。

今年に入ってから、少なくとも週に10キロは走ることにしています。

一回に走る距離は3キロから10キロとバラバラなのですが、以前余り運動をしていなかった私の場合、体重が6キロ落ちた(77キロ→71キロ、ちなみに身長は178センチです)ことに加え、体脂肪率などの指標も大幅に改善しました。

それに加えて、走っていて自分でよく分かるのは、自分の精神状態が上向きかそうでないか、ということです。

10キロくらいまでの距離であれば、体力的に走れないことはないと思うのですが、走り疲れてそろそろ歩きたい、と感じた時の粘り強さが精神状態によって大きく変わるのです。

精神状態が上向きの時は、よほどきつくても精神が肉体に勝ち、歩くことなく完走出来るのですが、そうでない時は歩きたいという肉体の要求をいとも簡単に受け入れてしまう、そんな気がします。しかも、一度歩いてしまうと、二度三度と簡単に受け入れてしまうのです。

仕事に置き換えて考えてみると、弊社藤田のブログにも書かれていますが、仕事の内容が高度になればなるほど、また大きな仕事になればなるほど、最後に粘れるか粘れないかで大きな差が出ます。

もちろんバランスは大切ですが、精神力を更に強化するとともに、最後の粘り力を圧倒的に高めていきたいと思います。
先週木曜日の夜から会場入りし、土曜日の夕方まで行われたあした会議。

今回は東京ディズニーランドすぐ近くの会場で行われました。

あした会議とは、サイバーエージェントの役員全員および役員に選抜された社員が一堂に会し、グループ全体の経営課題・解決策や将来の有望な事業について議論・提案し、その案を実行するか決める、まさしく役員会を合宿形式でやるようなサイバーエージェントにとって非常に重要な会議です。

さまざまな経営課題が事業部やグループ会社を跨いでどんどん決まっていくので非常に緊張感がありますし、またその提案内容がチームごとにランキングされるため、みな真剣勝負です。

今回は、新規事業については日頃からどの部署も相当捻り出しているため、想像通り新規事業アイデアより組織体制や人事案など、組織改善案が多かった気がします。

私は中山常務のチームで参戦させていただいたのですが、結果は残念ながら最下位(泣)でした。

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個人としての反省や気付きはもちろんたくさんあるのですが、私としてはそれ以上に、「弊社グループの経営課題やそれに対しての優先順位、及びパワーバランスについて改めてしっかり把握でき、経営にしっかりシンクロすることができた」ため、日々の仕事をより一層組織成果につなげやすくなったことが非常に大きな成果でした。

明日からまた心機一転、あした会議から学んだ反省や学びをしっかり仕事に活かして、組織成果にどんどん繋げていきたいと思います!
早いもので本日は大晦日。

例年、年末ギリギリに関西に帰省し、新年早々関東に戻ってくるのですが、今年は帰省せず、自宅にてゆっくりと大晦日を迎えています。

2011年ですが、組織としては「ネットビジネスに特化した、運用規模・質ともにアジアNo1のベンチャーキャピタルになる」を実現するための準備が整った1年となりました。

日本においては、

・新規事業創造プロジェクト「Startups」の本格始動

・招待制の経営者交流会「TOPS~Top of Presidents Summit」の開催

また、先日プレスリリースさせていただきましたが、以前より国内メンバー全員で準備を進めてきた、単一オフィスでは日本最大級のインキュベーションオフィス「Startup Base Camp」構想の発表にこぎつけることが出来ました。

また、来年頭にも大きな発表が出来るように全力で動いています。

海外においては、海外管轄の北川率いる弊社海外メンバーが非常に良い動きをしてくれたお陰で、大きく事業領域の拡大を図ることが出来ました。

中国は拠点・人員規模を大幅に拡大し、北京・上海・深センの3拠点且つ8名体制へ。

また、5月には深センにて、約400名の経営者にご参加いただいたスマホビジネスにフォーカスしたカンファレンス「CyberAgent Net-Impact in ShenZhen 2011」を開催しました。

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ベトナムでも9月にホーチミンにてこちらも約400名の経営者にご参加いただいた「CyberAgent Net-Impact in Ho Chi Minh 2011」を開催しました。

また、今年11月にはホーチミン1拠点体制からハノイ・ホーチミンの2拠点体制とし、更に体制を強化しました。(⇒ハノイ事務所代表の中山のブログ

上記以外にも、

2011年7月:台湾拠点を開設

2011年8月:全世界で利用者2,200万人のスマートフォンアプリ「カカオトーク」を運営する 韓国Kakao Corporationへ出資

2011年12月:サイバーエージェント・ベンチャーズ、インドネシア・ジャカルタに拠点を開設 東南アジア地域に特化したファンド「CA Asia Internet Fund I, L.P.」を組成(⇒ジャカルタ事務所代表 鈴木のブログ

とアジアを中心に大きく拠点を拡大し、サイバーエージェント・ベンチャーズとして、日本・中国(北京・上海・深セン)・台湾・ベトナム(ホーチミン、ハノイ)・インドネシアの5ヶ国、8拠点、人員数も約30名体制となりました。

おそらく、日本のベンチャーキャピタルでは、アジアにおいて最も豊富なビジネスネットワークと最先端の情報を持つ組織になったのではないかと思います。

2012年は、各拠点それぞれが更にパワーアップすることはもちろんですが、各拠点間がシームレスに連携する体制を強化することで、投資先企業が世界地図の上でビジネスをするためのバックアップ体制を更に強化していきます。

皆さまには本当にお世話になりありがとうございました。

CAV一同、2012年度も大きく飛躍しますので、是非ご期待下さい!
本日、青山・赤坂地区にて単一のインキュベーションオフィスでは日本最大級(約365坪、約1,200平方メートル)のインキュベーションオフィス「Startup Base Camp」を来年2月下旬に始動するというプレスリリースを出させていただきました。

今までも新宿に約100席を借りて、出資させていただいているスタートアップベンチャーに入居いただいてきたのですが、今回の取組みは、これを大きくバージョンアップする内容になります。

サイバーエージェント・ベンチャーズでは現在、日本・中国・台湾・ベトナム・インドネシアの5ヶ国9拠点に事務所を構え、積極的に投資活動をしており、日本では、会社設立後まもないシードラウンドを中心に、いわゆるシリーズAまでのタイミングで積極的に投資させていただいています。

私たちが投資にいたるプロセスは大きく3パターンあります。

1.私たちが有望だと感じた会社にアポを取り、オフィスに訪問させていただき、出資させていただくケース

2.弊社主催の新規事業創造プロジェクト「Startups」に応募いただいたチームへ出資させていただくケース

3.私たちが有望だと思っている事業ドメインに関して、一緒に事業を創っていける経営チームを募り、幾度もの議論を通じて事業内容をブラッシュアップし、出資させていただくケース

最近では2や3が非常に多くなってきており、従来の「おもしろい会社を探す」から「おもしろい人、おもしろい事業を探す」に大きくシフトしてきています。

今回の「Startup Base Camp」 は、GoogleやFacebookのように「世界を変えたい」おもしろい人が数多く集まる場であり、

・世界中の起業家や最新のネット情報が集まる場であり、且つ最先端の情報を発信する場

・事業を拡大させる上で必要なさまざまなナレッジやノウハウが集まる場

・世界を変えるStartupを多数創出する場

にするつもりです。

また、先月Rocket Spaceや500 startups、Plug&Playなどサンフランシスコやサウスベイにあるオフィスを訪問したのですが、私達がいいなと感じた機能は「Startup Base Camp」にしっかり取り入れることで、事業を成功させる上で最適な場にしたいと思っています。

起業に必要なコストが下がった分、起業する人の数も増えてきており、事業を成功させることはそんなに簡単ではありません。ましてや、海外で成功するのは至難の業です。

また、資金が潤沢ではないStartupが打席に立てるチャンスは何度もありません。

だからこそ、サイバーエージェントが様々な事業を立ち上げる中での成功体験・失敗経験をしっかり伝え、少しでも成功への近道をたどっていただきたいと思っています。

又、私たちサイバーエージェント・ベンチャーズのオフィスもこちらに移転し、更に事業拡大にコミットしていきます。

Change the world with us!

ぜひご期待ください!
先日、お台場にてサイバーエージェント・ベンチャーズ国内チームの1日合宿を実施しました。

本来は、日本・中国・台湾・ベトナム・インドネシア各拠点のメンバーが全員集まって実施出来れば一番良いのですが、最近はなかなか全メンバーが全員揃うチャンスがないことや、利用する言語も異なるため(例えば中国チームの合宿は中国語でやっています)エリア毎に実施しています。

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合宿の目的としては、

・(新メンバーも入社したため改めて)CAVのビジョン、戦略の再確認
・ベンチャーキャピタルとしての職業意識の確認
・個人の持つ秘伝のタレ(良いことも悪いことも)共有
・これからの有望分野
・CAVとして目指すべき姿に到達するためのアクションプラン決定

の5つに設定したのですが、非常に真剣かつ活発な議論の中、お互いの意見を深め合うことが出来たと同時に、成果に繋がりそうなよいアウトプットを出すことが出来ました。

当社では、中国・ベトナム・インドネシアなどのアジアは積極的に人員や投資規模を拡大させてきた一方で、国内投資は昨今のIPO環境の低迷や我々自身の持つ強みを勘案し、昨年よりスタートアップ投資を積極的に行っています。

日本のスタートアップ投資は最近プレイヤーが増加しており、バブルだと言われることもあるようですが、我々は今までやってきた通り、ネットビジネスから軸足をぶらすことなく、我々の強みのある分野で、グローバルなビジネスネットワークを活かしながらとにかく成果を出していくのみです。

我々の経営理念である「世界中の有望な経営者・技術・サービスを発掘・投資・育成し、投資先と共に成長することを通じて、世の中の発展に貢献する」をしっかり体現していきたいと思います!
先週金曜日は弊社インキュベーションオフィス「Startups Base Camp」に入居しているスタートアップが多数結集し、決起会を行いました。

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先日約3億円の第三者割当増資を発表したワンオブゼムの武石さんや、アジアを中心に順調にDL数を伸ばし、KDDIのスマートフォン秋冬モデルへのプリインストール、「au one Photo Air 」との連携などが発表された写真共有アプリ「Snapeee」を運営するマインドパレットの神尾さんなども参加し、非常に盛り上がりました。

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また、今後続々と控えている近日リリース予定のアプリもなかなか出来がよくて、本当に楽しみです。

加えて、今月中旬には今まで着々と準備を進めてきたインドネシアへの駐在が始まります。

インドネシア拠点責任者を務める鈴木さん(写真右)と。

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弊社は日本、中国、台湾、ベトナム、インドネシアとアジアを中心に積極的に拠点を拡大させてきていますが、各拠点が有機的に連携することで、CAVならではのグローバルなネットワークをフルに活かしたネット特化型ベンチャーキャピタルとして、これからも邁進していきたいと思います。
2011年8月23日(火)目黒雅叙園にて、サイバーエージェント・ベンチャーズ主催で招待制の経営者向けカンファレンス『TOPS~Top Of Presidents Summit~』を開催しました。

$渋谷で働くベンチャーキャピタリストのアメブロ

カンファレンスの目的としては、もちろんサイバーエージェント・ベンチャーズの知名度アップやファインディングに繋げたいという目的もありますが、

・ネット業界のトップランナー、次代を担うスタートアップベンチャー、サイバーエージェントの役員含めたグループのキーパーソンが一堂に会する場を弊社が提供することで、ネット業界の更なる活性化に貢献するとともに、サイバーエージェントグループそのものの成長に繋げたい

と考え、TOPSを開催することにしました。

正直準備はかなり大変だったのですが、国内担当役員の大下が指揮を執り、またメンバー全員本当に良く頑張ってくれたお陰で、初回にしては本当によいカンファレンスにすることが出来ました。

$渋谷で働くベンチャーキャピタリストのアメブロ

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今後どれくらいの頻度で開催するのかは現在検討中ですが、今後は弊社の中国・台湾・ベトナム・インドネシアなどの投資先の経営者やシリコンバレーの著名経営者などにも参加していただき、よりグローバルなカンファレンスにしていくとともに、TOPSから国境を越えたさまざまなビジネスアライアンスが生まれる場にしていきたいと思っています。

また、今年9月には弊社主催でホーチミンでも経営者カンファレンス『CyberAgent-Net Impact in Vietnam』を実施する予定です。こちらは約400名規模のカンファレンスですが、弊社のズン中山が中心となって準備を進めてくれています。

詳細はベトナム語のみですがこちら

それでは今後もサイバーエージェント・ベンチャーズにご期待下さい!
2011年4月22日(金)ベルサール半蔵門にて、弊社国内チームの冠プロジェクト「Startups2011 Spring」のキックオフイベントを開催しました。

午後4時から午後10時までという長時間のイベントにも関わらず、エンジニアを中心とした約300人に出席していただき、盛況に終えることが出来ました。

$渋谷で働く浪速のベンチャーキャピタリストのアメブロ

$渋谷で働く浪速のベンチャーキャピタリストのアメブロ

今回はプログラム終了後に懇親会を行ったのですが、参加者の方から主催者に対する生の声を色々と聞くことが出来たので、次回は更にパワーアップしたイベントに出来そうです。

お忙しい中ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

皆様からのたくさんのビジネスプランのご応募お待ちしています!

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16:00~16:10
Startups2011 概要について
株式会社サイバーエージェント・ベンチャーズ 代表取締役 田島 聡一

16:10~17:00
中国プラットフォームでの戦い方
Mappn Holding, Inc
(1日100万本以上のアプリDLを生み出す中国No.1のAndroidマーケット運営企業)
取締役CFO Mr. Joey Dai(戴 周穎)
Amebaのスマートフォン戦略
株式会社サイバーエージェント 技術部門 執行役員
アメーバ事業本部 ゼネラルマネージャー 長瀬 慶重 氏

17:00~18:10
Startupベンチャーの成長を加速させるエンジニアパワー
株式会社インサイト・プラス 代表取締役 八木 岳郎 氏
株式会社カヤック 代表取締役 柳澤 大輔 氏
株式会社パンカク 代表取締役 柳澤 康弘 氏
株式会社フィルモア・アドバイザリー 代表取締役 森 航介 氏
株式会社ワンオブゼム 代表取締役 武石 幸之助 氏
モデレーター:ジークラウド(株) CEO 渡部 薫 氏

18:20~19:40
スマートフォンビジネスのこれからの開発技術について
アドビ システムズ 株式会社 テクニカルエバンジェリスト 太田 禎一 氏
Appcelerator, Inc. Titanium Mobile Platform Evangelist 増井 雄一郎 氏
日本Coronaの会 Corona Evangelist 木村 圭佑 氏
Unity Technologies 大前 広樹 氏
モデレーター:株式会社GClue 代表取締役 佐々木 陽 氏

19:45~19:55
Startups2011 今後の進め方や支援内容について
株式会社サイバーエージェント・ベンチャーズ取締役 大下 徹朗

20:00~22:00 懇親会
・昨年の支援決定プロジェクトからのプレゼンテーション
・サイバーエージェント・ベンチャーズのベンチャーキャピタリスト紹介
・協賛企業からの支援内容のご紹介

明けましておめでとうございます!


年末年始は、意識して考える時間を確保するようにしたので、頭の中を大分整理することが出来ました。


合わせて、2011年の目標も見直したのですが、改めて強く意識したことがあります。


それは、「戦略変更」です。


優秀な経営者とは、失敗しない経営者ではなく、失敗から貪欲に学び、外部環境の変化にアンテナを立てて適切に「戦略変更」し、継続的な事業成長へ導くことができる経営者だと思います。


これを個人に例えると、何度も何度も同じミスを繰り返す人や、大きな課題がクリアできないまま何年も経過してしまっている人などがいると思いますが、これは大なり小なり「戦略変更」が出来ていないからだと思います。


なので、成し遂げられなかった、もしくはクリアできなかったことに対して、「強く意識して頑張ろう」などの精神論ではなく、具体的に「戦略変更」するように改めて意識しました。


ちなみに今年の目標の一つが英会話です。

(このご時勢レベルが低いですがあせる、自分自身にプレッシャーをかける意味で敢えて公表します)


昨年から努力はしてきましたが、今年こそ必ずやクリアするつもりです。


今年は年男ですし、大きく飛躍する年にしたいと思っています。


2011年を最高の年にすべく、精一杯頑張りますので、皆さまご指導よろしくお願いいたします!

2010年も残すところあと僅かとなりましたが、今年はサイバーエージェント・ベンチャーズにとって色々と動きがありましたので、2010年の振り返りと2011年の抱負をしっかり記載しておこうと思います。


■日本

IPO環境に関しては、2009年のIPO社数19社に続き、2010年は22社と引続き厳しい状況が続いているものの、ソーシャルゲーム、グルーポンビジネスなどの躍進や、資金調達・エグジット両サイドにおいてファイナンスが活発化してきているなど、ベンチャーマーケットは明らかに勢いづいてきていると肌感覚で感じられた1年でした。そのような環境下、弊社は2010年を投資のチャンスと捉え、スタートアップ企業を中心に積極的に投資を実施してきたと同時に、体制面においても、サイバーエージェントのメディア部門を率いてきた大下を国内担当役員としてアサインし、更なる体制の強化を図りました。


また、有望な企業を探して出資するという従来の投資スタイルに加えて、有望な事業を考え、仲間を探して共に事業を創る、という共同創業投資も開始しました。その一環として、日本発世界を目指すベンチャーを創る起業支援プログラム「Startups」 を本格始動させ、2010年度は2社の会社設立を含む5社の支援企業を決定 しました。


「Startups2010」キックオフイベント in青山ダイヤモンドホール

エンジニアを中心に総勢約450名にご参加いただきました

渋谷で働く浪速のベンチャーキャピタリストのアメブロ


合わせて、規模こそまだまだ小さいですが、インキュベーションオフィスを準備しました。
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インキュベーションオフィスには、「Startups」支援企業を中心に入居してもらう予定ですが、来年以降はこのインキュベーションオフィスに我々も半常駐し、日本発世界を目指すグローバルベンチャーを創るべく、事業立ち上げ・企業価値向上に本気でコミットしていきます。


■中国

中国はマーケット全体が急拡大している中で、有望な事業ドメインのトッププレイヤーに的を絞り、ネット先進国のネットビジネスの変遷を再現させる投資戦略にて、2006年より積極的に投資を行ってきましたが、投資先の大半が先行投資フェーズから収益フェーズに突入し、また中国メンバーの日々のインキュベーションが着実に目に見える成果となって現れた、非常に実りの多い1年になりました。


また、投資先企業の経営者が一同に会し、事業の近況アップデート、経営課題(人材採用、人材教育、新規事業など)について情報交換しあう本年で2回目となる弊社主催の投資先交流会では、投資先企業間で多数の事業アライアンスも生まれてきています。


第二回投資先交流会の参加者にてパチリ
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投資先交流会の打ち上げ

サイバーエージェント副社長の日高と中国、ベトナムメンバーにて
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体制面に関しても、年初の3名、北京・上海の2拠点体制から、現時点で9名、北京、上海、深センの3拠点体制と、大幅に充実させることが出来ました(中国のメンバー紹介はこちら ) 。

また、中国現地法人の設立を決定し、弊社海外担当役員である北川が中国現地法人の代表となる役員人事を発表したと同時に、2011年度で運用総額100億円を目指す旨のプレスリリース を発表しました。


■ベトナム

ベトナムは、人口規模こそ約8,700万人と中国やインドなどと比べればそれほど大きくはないですが、平均年齢が20代と若く、高いGDP成長率や識字率を維持しています。また、日本が高度経済成長期をむかえた1960年代の日本と人口構成が酷似しており、労働者人口が今後大幅に増加することから、中長期での大きな経済成長が見込める国として、早期に市場参入し、投資を積極的に行ってきました。


今年は、ベトナム支社長であるズンの頑張りが非常に大きく、モバイルコンテンツ・オンラインゲームなど有望事業ドメインでのトッププレイヤー、及び有望なスタートアップ企業に対してバランスよく投資することができました。


体制面についても、サイバーエージェントで新規事業立上げ・事業拡大において大活躍していたエース中山をベトナム駐在員として新たにアサインしたことで更に充実させることができたと同時に、今まで投資先企業に間借りさせてもらっていたオフィスを独立させ、ホーチミン事務所を開設しました。


2階が弊社ホーチミンオフィス
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左がズン、右が中山
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2010年度は、2011年以降積極的に攻めていくための体制を全拠点ともにしっかり整えることが出来た実りのある年になりました。あとは、我々の強みであるインキュベーションに集中し、グループ会社や海外拠点との連携を密接に行いながら、とにかく目に見える圧倒的な成果を出していきます。また、アジアNO1のコーポレートベンチャーキャピタルを目指して、ファンド規模の更なる拡大、及び中国・ベトナム以外のアジアに関しても積極的に進出を検討していきます。


2010年は色々とお世話になり本当にありがとうございました。2011年もメンバー全員で精一杯頑張りますので、皆さま引き続きよろしくお願いいたします。


2010年12月30日 田島 聡一