野心を抱き白旗をあげよ

テーマ:
こないだ、ある成長著しいスタートアップの代表と話していたときに盛り上がった話題について書こうと思います。

話題のタイトルをあえてつけるとしたら

「野心を抱き白旗をあげよ」

でしょうか。

新たに経験豊かな優秀なメンバーが入ったときに起こりがちな古株の若手の心の葛藤と在り方についての話しでして、私も彼も過去に思い当たる葛藤経験があったということで盛り上がりました。


若くして色々な仕事を任せてもらえるスタートアップや新規事業ですが、
若くして任されたと言っても、当然経験もなければスキルも不足しているだろうし、さらにはビジネスにおける基礎力すら疎かだという場合も少なくないです。

そんな中で、もがきながら一つ一つを爆速で身につけ成長していけるのがスタートアップで働く醍醐味でもあるのですが、自己能力を過信してしまう社会人歴の浅い人間が現れるのもスタートアップあるあるなのではと思います。

理由は任される立場が相対的に高いものになるため、自分の価値を実際の能力よりも高いと誤認しやすい状況になるからだと思います。

かく言う私も、入社して1年か2年かしたときに、早々とマネージャー職にしていただいたのですが、明らかに能力不足なクセに今振り返ると何かを勘違いしていたと思います。。。

当然、組織が大きくなるにつれて、スキルや経験を伴った優秀な人間が入社してくれたりするのですが、往々にして起こるのが、事業の初期フェーズから色々任されている若手の過剰な負けず嫌いさと無力感による自信喪失です。

負けず嫌いは悪いことでは無いのですが、過剰になると、新しく入った優秀な社員に良からぬ感情を抱いたり、今の自分のポジションが無くなったり狙ってたポジションを奪われるかもしれないという勘違い的な不安からか揚げ足をとるような言動を取り始め、成果と自己成長に対する集中力と素直さを欠きはじめたりします。

白状すると、正に私がそうだったように記憶してまして、新卒入社してすぐに上司と立ち上げた事業が軌道に乗ったころに次々と超優秀な先輩が入って来たとき、過剰な負けず嫌いからか能力の差を見て見ぬ振りをし、意固地になっていたような気がします。

当然、先輩たちからしたら、よくこんなスキルレベルでやってたなと組織的危機感MAXだったようで、資料の作り方に始まり、メンバーとのコミュニケーションの仕方のような基本の基や、交渉術などのスキルも徹底的に教えてこんでいただき、今でもその指導がなかったらどうなってたんだろうと思うとゾッとしますが、本当に感謝してます。
(こんな私だったのにそれでも経営のど真ん中においてくれてチャンスを与え続けてくれた当時のボスには感謝の念でいっぱいです)

正に、このときに、
野心を抱き白旗をあげました。
ワンピースでいう、ゾロと鷹の目とでもいいましょうか。(読んでないとわからないですね。。)
先輩たちに虚栄を張らずダメな部分をさらけ出し色々なことを教わる覚悟を決めました。

ただ、白旗だけあげて、自分が組織の成長を引っ張っていくことを諦めるのは言語道断。間違った考えです。トップも全くそんなことを望んでいません。若手の台頭なくして組織の成長はないからです。

しっかりと組織成長の筆頭になるという気持ちを切らさず、徹底的にデキる人に頭を下げて学び抜く姿勢をとると、本当に成長が早くなります。

真似れば直ぐに身につくことを、自己流で何十倍も時間をかけたあげくに、質も悪いというのは私も何度も思い当たる節がありますし、一方でちょっと時間をもらい教えてもらうことで直ぐに出来るようになったことも沢山ありました。


逆に、経験やスキルを期待されて新しく入ってきたメンバーは、そういった負けず嫌い光線を大なり小なり受けるというのは世の常だと思うので、 そこは深く気にせずに、持てるスキルや経験を、組織を引っ張っている若手に共有してあげると良いんだと思いますし、私も過去に本当にそれに助けられました。

この辺りが上手く回りつつ、若手がしっかりくらいついてベテラン社会人に負けないスキルを身につけるリズムを持つことは、成長できる組織に必要不可欠な文化だと思います。
AD
本日、城北信用金庫さんとクラウドファンディングで提携を発表させていただきました。
今後、全国の金融機関とも連携していき、日本の津々浦々からヒット商品を生み出していければと思っております。

プレスリリース「NACORD(ナコード)」
https://www.makuake.com/pages/press/detail/62/


日経新聞さんに取り上げていただいたこともあり、提携はどういった意図なのかと、本日も色々と聞かれたのですが、
その意図にクラウドファンディングの本質があると考えています。




特に想定している利用ジャンルとしてエンドユーザー向けの商品を作るプロダクトメーカーを考えています。

「銀行が貸し渋りたいような会社にクラウドファンディングを紹介するのか?」

と勘違いをされることもあるのですが、違います。

事業の発展性や継続性のような経営判断をすることは銀行もVCもプロフェッショナルなのですが、
今の時代のように消費者の好みがこんなにも多様な中、企画された「新商品アイデア」がヒットするかどうかを銀行やVCの担当が判断するのは極めて困難だと思っています。

セルカ棒がヒットすると見越したり、アルコール無しのビールがヒットするといったようなことを企画段階から自信を持って予想する人は相当なセンスを持っており、もはや銀行もVCも辞めて、ヒットプロデューサーに転身した方が良いと言えるでしょう。
もとい、どんなヒットプロデューサーだとしても当て続けるのは難しい時代かもしれません。

そんな中で、どんなに面白い新商品のアイデアがあったとしても、
「在庫のリスク」「製造初期コスト回収の確実性担保」
などを天秤にかけた結果、お蔵入りすることになってしまった、本当は大ヒットしていたかもしれない斬新な新商品企画が無数に存在していると考えています。

特に今の時代は、一部の層にだけでも本当に満足の行く商品を作れば、口コミで広がっていく可能性が極めて高い環境になってきたので、中小のインディーズメーカーから、ビックリするくらいのヒット商品が飛び出しても不思議ではありません。

もちろん潤沢な資金があり、失敗しても問題ないというのであれば別かもしれませんが、そんなことは大企業だとしても難しい言ってよいでしょう。

しかしながら、そこに対して金融機関が前例の無い思い切った商品企画を評価して資金融資をするというのも前述の通り難しい。もし融資を実行しているとしても、その商品企画ではなく、既存事業の安定性評価だと思います。
けっして金融機関が貸し渋っているのではなく、大切な預金顧客から預かっているお金を適当なセンスで融資する訳にはいきませんので、構造上発生する「ギャップ」だと考えています。

そこで、そのギャップを埋めるために活躍するツールとして今クラウドファンディングが成果を出しています。既に理屈ではなく、実績を伴っています。

新商品のアイデアを市場のエンドユーザーにプレゼンテーションして、作って欲しい人から資金を集めること(資金を出した人は商品が貰えます)で、そのアイデアのヒット度合いが見えてくる。

また、その商品を手に入れるためにお金を出すかどうかに真剣に向き合っているエンドユーザーから来る質問やコメントは、商品を最終的に製造する際に非常に有意義な意見となり、ブラッシュアップに大きく貢献します。

さらに、上記の通り、ちょっとしたテストマーケティングになっているので、思わぬユーザーの利用方法や購買層の発見にもつながったりします。

こういったことを通して、
初期製造に必要な資金を回収し、またクラウドファンディングで申込まれた数だけを最初は作れば良いので、在庫のリスクもなく、新商品の誕生につなげられるメリットがあります。

そして、もう一つ大きな利点として、
ここでの申込み実績がそのまま初期の販売実績として活用できるため、販路拡大営業に非常に効果的です。それどころか昨今は流通業者がマクアケをチェックしていたりもするので、そのまま販売契約に結びついたという事例も次々と出て来ました。

もちろん上記の一連の流れを通して、新商品のプロモーションにもなっています。

つまり、クラウドファンディングの活用により、新商品開発のリスクを大きく下げる事ができ、事業としても次の拡大展開に繋がる可能性が高まります。


ただ、ここからこの新商品事業を拡大するために、製造ラインの増強、営業マンやカスタマー対応担当の雇用など、組織を拡大していくために更なる資金が必要になります。
この段階で事業の判断のプロフェッショナルである銀行などの金融機関が本領を発揮できるはずだと考えています。

実際にこういった流れを組んでヒット商品の拡大に成功している事例もいくつもでてきました。

このような実績があるので、金融機関にクラウドファンディングを活用していただくことで、既存顧客の事業の拡大サポートにつながるということを、我々としても自信を持って言えるのです。

このコンセプトに一番に反応していただいたのが、今回の城北信用金庫さんでした。


地域からヒット商品を出し、その拡大をサポートする。そういった連携を進めてこの取り組みの成果を出していければと思います。











AD
クラウドファンディングはこうあるべきでしょうー!とネットでも意見が交わされることが多いですが、私自身は色んな使われ方があってよいと思っています。

ブログだって、日記でしょー、ビジネスの宣伝用でしょー、ファンとのコミュニケーションでしょー、アフィリエイト用でしょー、コラム用でしょー、などなど色んな使われ方があるし、

facebookだって、友達の近況知りたいからでしょー、自分のPRでしょー、仕事用でしょー、情報収集でしょー、などなど色んな使われ方をしてます。

そんな中で、国内外問わず色々なクラウドファンディングのサイトを見ていると主に下記として使われていることが多いかなと思っています。

【主なクラウドファンディングの使われ方】
・テストマーケティング
・プロモーション
・先行販売
・ファン作り
・資金調達

さらに、ジャンルごとに使われ方が違うなって思うのですが、主なジャンルでの使われ方の順位はそれぞれ下記のようです。
※プロジェクトの内容によって微妙に違いますが、それぞれの主な利用傾向です。


<大手メイカーのプロダクト>
1.テストマーケティング
2.プロモーション
3.ファン作り
4.先行販売
5.資金調達(初期生産資金)

<インディーズメイカーのプロダクト>
1.テストマーケティング
2.プロモーション
3.資金調達(初期生産資金)
4.ファン作り
5.先行販売

<映画・アニメ>
1.資金調達
2.プロモーション
3.ファン作り
4.先行販売
5.テストマーケティング

<音楽CD制作>
1.資金調達
2.ファン作り(既存ファンの熱狂度アップ)
3.プロモーション
4.先行販売
5.テストマーケティング

<ライブ開催>
1.プロモーション
2.先行販売
3.ファン作り
4.資金調達
5.テストマーケティング

<ゲーム制作>
1.ファン作り
2.資金調達
3.テストマーケティング
4.プロモーション
5.先行販売

<社会貢献活動>
1.資金調達
2.プロモーション
3.ファン作り

<お店づくり>
1.ファン作り
2.プロモーション
3.資金調達
4.テストマーケティング
5.先行販売

<コミュニティスペースづくり>
1.ファン作り
2.資金調達
3.プロモーション
4.テストマーケティング
5.先行販売

<出版>
1.テストマーケティング
2.先行販売
3.ファン作り
4.プロモーション
5.資金調達


恐らく資金調達が一番上に来るジャンルばかりではないことに驚かれる方もいるかもしれませんが、「クラウドファンディングを成功させる」ではなく「クラウドファンディングを上手く活用して自分のプロジェクトを成功させる」という意識の方は上記の感覚で利用されることが多いようです。


Makuakeを活用後に、その後も継続的に事業やプロジェクトが育っている事例も増えてきましたが、上手く活用して自分のプロジェクトの成功につなげている実行者さん達は、ほぼ上記の感覚です。

色んなジャンルでつらつらと書かせていただきましたが、
是非、参考にしていただければ嬉しいです。
弊社のコンサルタント達がその辺、色々とアドバイスさせていただくので、Makuakeの活用に興味有る方はお気軽にお問い合わせください。
https://www.makuake.com/apply/


AD
先日、もはや私の愛読雑誌であるアニメビジエンスを読んでいたらビックリするランキングが記載されていた。

年代別、カラオケで歌われている曲2014年TOP10 by JOYSOUND調べ


何と10代のTOP10が全てアニソン&ボカロ曲!
さらに20代も10位のフォーチュンクッキー以外全てアニソン&ボカロ曲!
30代も大半がアニソン&ボカロ曲!
(以降もはやボカロ曲もアニソンに含めましょう)

というアニメ好きの私としては嬉しい限りですが、
ラルク、グレイ、ミスチルのヒット曲を友人と奪い合ってた私の10代の頃からは想像もできない状況になっていて驚きました。


音楽コンテンツ市場規模が当時の半分になっており、CD売上ランキングTOP10がもはやランキングとして機能していないくらいの現状の裏で、カラオケ業界では上記のような状況になっていたのです。


私なりに考察してみたのですが、

1.アニソンは盛り上がる
2.アニソンは正直クオリティももの凄い高い
3.アニソンに対する偏見が無くなった

というアニソンの基礎パワーがあると思いますが、一番注目するべきは曲自体の広がり方だと思っています。

アニソンの場合、特にボカロ曲の場合はネット上で著作権を解放している場合が多いようです。
なので、2次利用されやすく、ネットでどんどん拡散され、人気ボカロPの曲となれば数百万人が視聴するのもザラです。

よって、曲が有名になればカラオケ、タイアップ、ライブなど他に稼ぎ所があるために、しっかりとそのエコシステムを作れてるアーティストにとってはネットでどんどん有名になった方が賢いです。

そして、ネット上で人気を積み上げていくので、ファンがコミュニティ化しやすいという特徴もあります。
人気のボカロPにおいてはTwitterでも数万フォロワーは当たり前です。

ネット上に自由にコミュニケーションを取れるファンコミュニティを持っていると、作品への熱量を
作るのが非常に容易にできるため、良い作品であればネット上で一気に拡散されていきます。
テレビやラジオに出るしかファンとコミュニケーションをとる手段を持っていないというは、今の時代恐ろしい状況なのかもしれません。

このネット上の熱量を得易いアニソン系の曲がいよいよ10代のカラオケTOP10を完全独占したというのは、このネットでの爆発力という他ありません。
※ちなみに2013年もゴールデンボンバーの女々しくて以外はアニソン。

アニソンは一部のオタク向けと思われるかもしれませんが、
小室哲哉もヒットのきっかけはシティハンターのエンディング曲のGet Wildでした。
今やメジャー感のあるSupercellのryoなどは正直小室哲哉に負けない才能だと素人目(耳)ながら感じてます。
当時は軒並み視聴率20%越えしていたテレビによる「曲の浴びせ」が音楽ムーブメントを作ってましたが、こういったアニソン系プロデューサーがネットを通して本当のメジャーになる日も遠くなさそうだし、その状況は非常に理にかなったプロセスだなと、カラオケのランキングを見て感じたしだいです。

ちなみに、こういったネット上に熱量を持っているアーティストは、クラウドファンディングを使った活動はもの凄いしやすいはずなので、今年はどこかでコラボしてみたいなと思います。










新年マクアケましておめでとうございます。

色々とつっこみをいただきそうなタイトルですが、

毎年のお約束ということで得意げ


2014年は

「クラウドファンディング」という概念が驚くほど様々な形で色々な人が理想を思い描いて行く中で

どのような形ならば世の中に大きな意味のあるサービスに昇華していけるかということに悩み続ける年でした。


徐々に規模も大きくなって来て、おかげさまで市場でもTOPレベルのサービスに成長した形で年を越すことができましたが、

一番大きかった収穫は

マクアケがクラウドファンディングという概念を活用しながら、世の中の経済活動において価値を発揮できる場所を見つけたことであり、年の終盤はその場所でしかっりとした実績も出せたことだと考えています。

2015年はその我々の価値の発揮どころでインフラと呼ばれるまでに急拡大していこうと考えています。

凄い頼もしいことに

マクアケのメンバー達もこの一年で大きな成長を遂げており、今年も更なる急成長を遂げてくれそうです。

インフラになるなど、さくっと記述しましたが、

当然、現状の規模と目標を比べると絶望的な程の大きな差が存在しています。

恐らく、想定している壁を上回るような大きな壁も現れてくると思っています。

ただ、「世界の果てでも使われるようなヒットプロダクトの幕開けをサポートする」という初心を貫く強い心を持ち続け

メンバーとともに全ての壁を突き破って行きたいと思います。

また、今年の終わりに大きく違う景色を見ていられるように。

2015年、幕開けです晴れ