愛するペットを失って、いつもそこにいた姿が見えないことが寂しいですよね。
お客様とそんなお話をしていて、瞳の内と外というお話をしました。
私たちの目に映るものは、瞳を通じて、外側にあるものを内側に取り込むのです。
その取り込んだ映像は、どうでもいいものと大事なものと選別して、記憶に保存されます。
外側の世界に、目に見える世界に、あの子の姿が見えないことが寂しくも切なくもあります。
それは、私も一人の飼い主として同じ。
でも、私はお坊さんなんですよ。
私の目にも皆さんと同じく、愛しいラブ(昨年亡くなった猫)がそごに見えないのは寂しいことですけど、私の瞳の内側にはラブの姿がすべてありますよ。
そこにいない。そこに見えない。
としても、瞳を通した私の内側には、
そこでこうしていた。そこであんなだった。
と見えるので、瞳を通じた私の中におりますよ。
瞳の外には見えなくても、瞳の内には見ることができます。
もう、外側に見える他者ではなく、
私の中にいる自分でもあるのです。
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私の著書:
「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社