よく皆様とお話していると出てくるお話に、「自分の人生に予めプログラムされていたかのように、出逢いと別れがあるように思えてならない」というようなことを言われます。
私の人生で言えば、まさに!その通り!!
私はそう思っているけど、よく聴くお話なので、人生って、そうなっているのでしょうね。
人生の節目には、出逢いと別れがあるものです。
出逢いがあるから節目になり、別れがあるから節目になるのかもしれません。
人生を長く生きていると知っていることなのでしょうけど、多くの人はまだ人生の途中ですから、このことを知らないのですよね。
先人の知恵を借りるのなら、必要な時に必要な出逢いがあり、大事な時に手を差し伸べてくれる者がいるのですよね。
それは、何も人であるとは限らないのであって、ペットであることだってありますよ。
先日、2日連続で、お客様とこのお話になりました。
あの時、こうしていなければ出会うことはなかった・・・
あの時、そういう状況だったからこそ迎えることになった・・・
あの子が家に来てくれたお陰で、問題を乗り越えることが出来た・・・
あの子が家に居てくれたからこそ、今がある・・・
あの時、出逢っていなければ、一緒の暮らしはなかったのですよ。
あの時、出逢っていたからこそ、今に至ることが出来たのですよ。
悲しいけど、別れを受容れないとね。
悲しみを拒否することは、出会いを否定することになりますからね。
その人の人生の大事な時に、必要な時間を共にするべく、予め出逢いがあるのですよ。
物事には順序があるように、人生にも順番があり、まるでプログラムされているようにね。
どこかで、誰かが見ていて、手配してくれているようでもあります。
その人を守護している者が、ちょっと人生を助けてあげてくれ!と、託された使命を果たすべく、命の姿と命の時間を借りて来てくれたのでしょう。
それも、愛しい身姿で、可愛いお顔で、純粋な心を授かって。
まるで、自分の趣味嗜好を知っているかのように。
この出逢いが確かなら、別れる日は決まっていたのです。
あの日。あの時。とね。
プログラムされていたのなら、時の定めに従わなくてはなりません。
それは、出逢いに遵ったお陰での幸せがあったのだから。
プログラムには順番があり、出来ることは一つずつ。
一度にまとめることもなければ、同時に行うこともない。
プログラムに出来ることは一度に一つだけ。
人生に、「もしも…」はプログラムされていないのです。
人生にプログラムされていることはあっても、演じるのは自由なのです。
「いま」と「ここ」で、何を思い、どう演じるかはあなた次第。
あなたの人生の予定表には、まだ先にあります。
まだ、終わっていませんよ。
それに物語は、ハッピーエンドでないと幕は下りないのですよ。
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私の著書:
「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社