この時期は外で作業していると、もう汗だくになりますよね!
その都度、服を着替えたり、シャワーを浴びるために脱いだりするのですが、濡れているポロシャツやTシャツは脱ぎにくいですよね~
乾いていたり、時期が違えば、すんなりと脱げるのですけどね。。。
この脱ぎづらい服を脱ぐ時って、脱皮しているみたいって思うんですよね。
脱皮とは、昆虫などの生物が大きくなるにつれて、外皮を脱ぎ去ることで、さなぎが成虫になる時にも外皮を脱ぎ捨て、新たな姿になるアレですよ。
夏場の脱衣なんて、まるで脱皮ですよ。
モゴモゴしてようやく脱いだり、なんとか片手ずつ脱いだり、もう裏返しになりながら脱いだりしますからね。
いつもなら、すんなり脱げるのに、この時は脱ぐのに一苦労です。。。
ちなみに、肉体から魂が抜け出る時も、こんな感じなんですよ!
ゆとりのある乾いた服を脱ぐ時にはすんなり脱げるように、穏やかに眠るように亡くなる時はこんな感じに体から魂が抜け出るのですよ。
ちょうどのサイズの衣服や濡れた服を脱ぐ時には手間取るように、最後苦しんで亡くなる時はこんな感じで体から魂が抜け出にくいのですよ。
穏やかになくなろうとも、苦しんでなくなろうとも、体から魂が抜け出し、新たな姿になるために脱皮しているのですよ。
その脱皮している様子って、苦しんだり、もがいたり、ドタバタしたりしますけど、痛くも苦しくもないのですよ。
知っていましたか!
知らない人は、きっと、最後苦しんで亡くなったんですぅって涙しましょうけど、実は苦しくないのすよ。
脱ぎづらかった服と同じで、なかなか体から魂が出れなかっただけで、苦しみや痛みは麻痺しているから感じていないのですよ。
だって、そうじゃないと、脱皮なんて行為出来ませんよ。
考えてみてください。
麻痺していないと、脱皮なんて行為したら、全身激痛で出来るはずがありません。
(きゃ~考えるとゾッとする)
最期苦しんで、もがいて亡くなったように見えるのは、新たな姿になろうとした行為であって、そこには痛みや苦しみはないのですよ。
(脱皮と同じ原理ですから)
最期苦しんだのは、最後まで一生懸命に生きて汗でもかいたのでしょう。
濡れた服が脱ぎづらいように。
最期もがいたのは、最後まで頑張って生きたからゆとりはなかったのでしょう。
ぴったりサイズの服が脱ぎづらいように。
あなたは何を見たのですか?
さなぎが成虫になる脱皮する姿を見て、もがき苦しんでいると見えますか?
あの子の最後は、苦しんだ姿ではなく、最後まで頑張った姿ですよ。
新たな姿に生まれ変わる瞬間でもあるのです。
ペット霊園ソウルメイトのHPはこちら
http://sourumeito.sakura.ne.jp/
過去のお坊さんブログはこちら
日頃の画像・投稿はFacebook
https://www.facebook.com/harumasa.yokota.77
私の著書:
「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社