「いつまで・どこまで」というタイトルで一緒の記事にしようと思っていたのですが、分けてみました!
(その方が、毎日ブログになるでしょ!と言っても成してないかぁ)
供養の「どこまで」って、どういうことなの?
・供養する時に、声掛けする親戚や知人はどこまで?
・供養の在り方によって掛かる費用はどこまで?
・供養する際にどこまでなら参詣できる?
葬儀や法事の際に、どこまでの親族に声掛けしていいのか、どこまでの知人に声掛けするのが正しいのかと迷いますよね。
最近では、法事はこじんまりと近縁だけで、身内だけでということが増えてきました。
そうすると、「何で教えてくれなかったのか!」「誰の法事の時には行ったのに!」と後から言われることがあり、関係がギクシャクすることもありましょう。
また、多くの老祖たちは「家族葬なんてダメ!」という意見が多く、施主さんがそうしたいと望んでも、あまり善しとされず嫌な思いを経験することもありましょうね。
そんな時には、声掛けだけしておけばいいのですよ。
参列を最少に留めようとして、漏れた方には不満がありましょうから、最大に声掛けしておいて最少の参列に留めればいいのですよ。
「お爺ちゃんが亡くなったんだけど、葬儀は家族だけでしようと決まったんだけど、お知らせだけしておこうかと思いまして…」って言っておけばいいんじゃない。
法事に掛ける費用にだって、どこまでは伴いますよ。
会場や祭壇、料理や返礼品によって、変わりますよね。
景気の良かった時代の法事は盛大に行っておりましたけど、その当時だって出来ることの範囲で行っていたのですから、その当時と同じではなく、ご時世に合わせて変化して当然のことで、同じく今出来る事をすればいいのですよ。
出来ないことを無理してされても、仏さまは嬉しくありませんよ!
生活が厳しいことを誰よりも知っておりますよ~
法事に伴う労力ってものもありますよ。
法事が近隣であれば赴くことができましょうけど、遠方となるとそこまで労力を割くことはできず、体力的に、経済的に、関係上、仕事の都合上など、限りってものがあります。
この「どこまで」という限りというものは、人によって尺度が違います。
人によって違うんだから、決まりが無いということですよ。
決まりが無いのなら、自由でいい、心のままでいいということですよ。
どうぞ、ご自由に!って事です。。。
うちの場合は、ペットの供養ということになりますので、いろいろです。
火葬のコースだって分かれているし、そこに供養や葬儀をセットするかどうかもあり、費用や時間といった掛かる労力には違いがあります。
家族みんなが集まってということもあれば、日程や仕事の都合で全員は集まれなかったということもあり、親族や知人まで声掛けしてということは限られてきます。
時間も早朝や深夜ということだってあります。
ペットのことでは休暇を取れないという人もいれば、家族のひとりだからと休暇を取る人もおりますし、休暇を申請するにしてもペットの供養でと素直に言える人もいれば、親戚が…と言わざるおえない人だっておりましょう。
ペットの供養なんてお金掛ける必要はないと言う人もいれば、お金掛かってでもちゃんとしてあげようと言う人もおります。
同じ市内であっても家から遠いから…とキャンセルする人もいれば、県外や海外からでも「何がなんでも、横田さんのところで!」と、距離を越えていらしゃる人もおりますからね。
お寺に参詣するのではなく、自宅での供養をとのことで私が行くこともあり、「ペットの供養で新潟からお寺さん来るんだ!」と言える人もいれば、「えっ!そんなことまでするの?」と想われそうで言えない人だっておりますよ。
近隣でも、ペットの供養でお寺に?って言われますからね。
遠方となれば尚更で、えっ行くの?・えっ来るの?となりますよ。。。
(ちなみに、沖縄以外の各都道府県は、来てもいるし、行ってもおります。
なぜか沖縄は手紙供養か電話カウンセリングなんですよね~)
ちなみに、海外はどこから来てるの?
・韓国、台湾、フィリピン、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド
・アメリカ(ハワイ・ロス・ワシントン・NYなど)、カナダ、ペルー、ブラジル
・イギリス、フランス、ドイツ、ルーマニア、セルビア
(海外に呼ばれて行ったことはありません。。。
『どこまで』なんてものは、人によって違っていて、いいのですよ!
多い少ないというような、「どこまで」なんてものはないのですよ!
お金のあるか・ないかではなく、まず想いがあるか・ないかであって、お金はどこまでを叶える手段でしかないのですよ。
お金のあるなしによって叶う範囲はありますが、「どこまで」と羨むこと・蔑むことはなく、あなたの「できること」が嬉しいのですよ。
葬儀や供養に伺うお宅には、築40年の6畳一間のアパートから、廊下に川が流れている超大豪邸までありますが、お布施の金額が逆転していることだってありますからね!
結論として言うなれば、
「どこまで」ではなく、「できること」でいいのですよ!
叶わぬものを望むのではなく、
叶うことを行えばいいのです。
ペット霊園ソウルメイトのHPはこちら
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私の著書:
「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社