お寺にてきちんと供養してあげたいとのことから、県内外・海外から、ここ長福寺にお客様がいらっしゃいます。
また、お客様が参詣するのではなく、自宅で供養してほしいとのことから、私が全国各地に赴きペットのご供養・人のご供養としております。
（サラリーマンの時から出張大好きで、嫌だという同僚がいれば代わりたい人なので、遠慮なさらずご自宅での供養にお呼びください！）
供養というのは、想いを形に昇華してお伝えする表明するものであり、想いの者がいてくれたお陰で今の私があるという感謝報恩の行いでもあるのです。
人で言うなら、ご先祖様が命を繋いでくれたから、今の私に命が受け継がれたのであって、今生きていることへの感謝の気持ちであり、見えづらいながら導いてもらったり・助けてもらっていることへの報恩の行いなのです。
ペットでも同じで、あの子が居てくれたお陰でという人生があったはずで、いっぱい笑ったり、いっぱい楽しんだり、癒されたり、助けられたりして、人生を支えてくれたことでしょうから、生前も感謝の気持はあったことですが、亡くしてみてその有難さが切ないほど身に沁みているのだからこそ、死後にあっても感謝の気持と大好きという想いを伝えるべく供養するのですよ。
私なんて、多くの命たちから気づきと学びという命の教えを貰い、今の私の身と心は多くの動物たちがあっての賜物なので、多くの者たちに感謝するべく供養をお願いするだけでは事足りず、自ら出家しちゃいましたからね！
でも。
同じく供養を申し込まれても、感謝の気持ちからではなく、時には償いの思いから供養をされる方もおります。
あの時にしてあげることができなかったから、せめて供養くらいは…
もっとしてあげることができたのにおろそかにしてしまったので、ちゃんと供養くらいは…
謝っても謝っても償いきれないほどのことで、供養して償われるものではないけど、せめて供養くらいは…
それだけの償いの気持があるのなら、罪を償うべく仏さまに多くを喜捨することですなぁ！
そうでもしないと、亡くなったペットも浮かばれませんよ！
（腹黒い悪僧となった暁には、このような台詞を使わせてもらいます・・・・・）
↑の台詞はあながち間違っていないことなんでしょうけど、寄付する先が間違っているのですよね。
そんな腹黒い坊さんに喜捨しても、邪な使われ方するだけで、利するだけです。
じゃぁ、どこに喜捨すればいいのかって、動物にまつわる団体に寄付すればいいのですよ！
お坊さんだから一応言っておくと、お寺にて供養することはもちろんですが、至らなかった分の償いがあるのなら、それだけの寄付やボランティアをすればいいのですよ。
あの子たちからしたら、そんな罪ないよ？って思うだろうし、勝手に苦しんでいるから心配させるだけのことでしょうけどね。
でも、それをすることによって、自己救済できるのであれば、邪に利するよりは、善に帰すべきであり、多くの仲間たちのためにお金や労力を費やすべきですよ。
だから、私とお話する人たちには、私のお布施を増して罪滅ぼしとは言わず、団体への寄付活動をすることで、お金がより良く活かされ、命が活かされますので、償いという名の愛の代償行為となりますよ！とお伝えしております。
（実際に多くの方が行動にしてくださり、多くの命が助かっております。どなたか、私も救済してください・・・）
感謝の気持ちがある人は福運が増し、感謝の気持を忘れた人は福運が失せるものです。
ゴメンネのままでは、増すことも減ることもないけど、何も変わりませんよ。
今のその気持ち変えたいのでしょ！
なのに、なんで今できることをしないのさ！
その時出来た事をしなくて懺悔しているのに、また罪を重ねるの？
大事な命から何を教わったの？？
感謝の気持ちからの供養なら、心を豊かにして、喜びや希望が溢れ、人生が明るくなりますよ。
償いの気持ちからの供養では、償うだけで心は満たされず、足りなさから卑屈になり、人生が暗くなってしまいます。
同じ事をするのなら、より善い方をしましょうね！
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私の著書：
「ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室」双葉社
「老いゆくペットと幸せに暮らすための40の心得」双葉社