いろんな色がいて、
みんないい!
赤、
橙、
黄、
緑、
青、
藍、
紫。
いろんな人がいて、
みんないい!
さぁ心を開いて、
ワクワクすることを探しに行こう!
「 人は人を大切にしなければならない 」
一人ひとりの人生がある中で、誰もが自分の人生の主人公。
その個が繋がりあって、
社会が成り立っていることを今一度思い返してみると、
画一的な教育や物事の捉え方が原因で、
凝り固まってしまった現代社会の病巣を救うのは、
これまで見過ごされ、
ないがしろにされてきたものを見つめ直して、
立ち戻ることのような気がしてきます。
ゆとりや優しさを補い合い、
「 違いを受け入れ、活かされること 」、
「 他者を尊重すること 」ができれば、
信頼し合える人がそばにいる誰もが、
失敗しても起き上がれる、
前向きでいられる。
人に力を与えてくれるのは、
孤独な競争ではなく共生関係だと、
今、
多くの人がそう気づき始めているのかもしれません。
「 社会をおおらかに変える起爆剤になろう 」は、
立花高校から過渡期を迎えた社会へ向けたメッセージです。
「 一人の子を粗末にする時、教育はその光を失う 」
「 学校とは? 」と問われれば、
真っ先に返ってくるのは「 学びの場 」という答えでしょう。
このまま、本当の自分のままで、社会にいられたら。
人は、社会は、理想を説きながらも、
「 現実は厳しい 」といいます。
けれど、本当にそうでしょうか。
争わず、
手を取り合ってしなやかに生きることこそ、
誰もが本質的に求めていることだと、
私たちは心のどこかではそのことに気づきながらも、
社会の常識にとらわれすぎて、
そっと蓋をしてしまっていたのかもしれません。
競争社会がまねく格差や悲しい現実を前にして、
立ち止まって問いかけてみる。
今、
まさにそんな時代が来ているのだと、
立花高校は感じています。
誰もが一度しかない人生を謳歌し、
次世代へ希望や精神的な豊かさを手渡していくことが、
おおげさなことではなく、
人類の幸せと言えるのではないでしょうか。
最後に、社会への提言ともいえる、
齋藤校長による卒業生へのメッセージを贈り、
この本を目にしてくださっているあなたへ、
バトンを渡します。
君たちこそが社会を照らす光
(前略)
あなたたちは何も変わらんでよか。
「 卒業やから、もっとこうせんといかん 」、
「 がんばらんといかん 」と思わんで、
今のまんまの君たちでそのまま社会に出れば、
必ず可愛がってもらえます。
全体に大丈夫だから心配するな。
その代わり、
ここで見せた優しさ、
温かさをそのまま社会に発揮してください。
それがいちばんの願いです。
長く、我々は君たちに光を当てようとして頑張っていたけれど、
違いました。
君たちこそが社会を照らす光となって、
堂々と卒業していくわけですから。
そのままでいい。
あなたたちは社会におおらかさを広げる天使の役割をもって、
ここから卒業していきますので、
ここから立派になろうなんて絶対思わんでいいけんね、
頼むからそのままの君たちで巣立ってください。
それが100点です。
何一つたりないものはありません。
できないことじゃなく、できていることに目を向けて、
それを社会で発揮してほしいなと心から願っています。
私たちはここから先もずっと繋がっているし、
何よりも自分と他者の違いを受け入れて、
それを騙したり貶めたり辱めたりせずに、
お互いを受け入れていける寛容な社会が醸成されるようになるためには、
立花高校の卒業生たちの力が絶対必要です。
だから、こんなにたくさんの来賓の方々が君たちの応援団として、
足を運んでくださってるんですね。
社会は10年前と違って、
全力で立花高校を認める新しい時代に入ってきている。
だから、君たちも不安がらずに安心して、
社会で立花高校の生徒であることを力強く名乗ってください。
絶対に成功します。
おめでとう、なんて言いません。
めでたいと思っていませんから。
こんなに悲しい日になんでおめでとうなんて言いましょうか。
残ってくれ、頼むから。
返してくれ、卒業証書。
そしたら、お別れせんで済む。
これが本音です。
ありがとう。
君たちからたくさんのことを学びました。
後輩たちにそれを大事に受け継いでいきたいと思います。
あったかい学校をこれからも守っていきます。
先生たちを代表して、
ありがとうの感謝を心から伝えたいと思います。
「 いいんだよ 」は 魔法の言葉 より
大阪から仙台まで、
車でなんて帰ってられるかッ!エッ?!
腰が心配なんで、
名古屋までで勘弁して下さいッ
明日の〝 名古屋からのフェリー
〟を待って、
仙台に帰ります
空は澄み、
太陽は温かく、
あぁ生きていて良かったと、
そう想える時が来る。
長かった道のりも、
今想えば一瞬だ。
これからも歩んでいこう!
またこうやって、
空を見上げられるように!
ネットで見つけた格安ホテル
来てみてびっくりだ
矢田
私が最初に名古屋で写真展をやった、
〝 矢田市民ギャラリー
〟がある近く・・・
4年前か・・・
懐かしさにトキメイテッ
久々に見に行ってきました
こんなにも、
こんなにもこんなにも小さい会場だったのかッ
昨日のことのように覚えてる
去年、
美術大学を卒業した青年が、
〝 絵と詩を組み合わせた個展
〟を開いていた
一生懸命、
観に来た人に説明している姿が、
昔の私と重なってみえた
誰が何と言おうと、
あなたが選んだ道は正しい
あなたが選んだ、
あなただけが歩める、道を、
信じて、
歩んでいって下さい
道は必ず開ける
愛知県美術館
愛知で写真展を開くとしたら、
たぶん次は、
ここになります
10部屋、3113㎡
さすがにすべて借りるわけじゃあないけれど、
ここを借りるだけの、
まだ資格も実力もないッ
でも、
いずれここでやります
仙台に帰って、
一歩、一歩、
また
その頃にはもう、
軽自動車にも乗り切れんよッ
最初の一歩を踏み出した、
かつての私に
その道は、
決して間違ってなんかいない
あなたは、
あなたの心を信じて、歩んで
見に行ってくるか、明日ッ
フェリーが出航するのは夜、
一日空いてる
さぁ!
〝 ワクワク
〟することを探しに行こう!
世界が平和でありますように